いよいよ暁月シーズン最初の零式が迫ってきた今日この頃。
今シーズンは各ジョブのスキルが大幅にアップデートされたこともあり、レンジロールはこれまで以上に意識することが1つ増えました。
レンジDPSの方、レンジDPSに興味のある方、零式レイドに挑む予定の方必見です!
先に言ってしまうと、レンジの新たな役割は『移動先になる』ことです!
はじめに
FF14の新拡張パッチ6.0『暁月のフィナーレ -Endwalker-』が発売され、各ジョブのスキル変更・追加に伴い各ロールは立ち回りを見直すタイミングとなっています。
拡張直後の零式レイドである『万魔殿パンデモニウム:辺獄編』の実装も迫り、今より更にPTに貢献できる立ち回りが求められるのは間違いないでしょう。
レンジロールは項難易度ほど火力を出すだけでなく、PTメンバーがプレイしやすようにサポートする役割も求められるので今回紹介する新たな役割を意識するのも大切です。
高難易度のクリアを目指すなら、できることは可能な限り全てやりつくしましょう。
他にも様々な暁月記事を出しているのでご覧ください。
レンジDPSの特徴
レンジDPSの特徴であり、同じDPSロールであるメレーとキャスターとの決定的な違いは移動の自由度。
メレーはWSやアビリティのリーチが短く、ボスから離れる移動が多いほど火力が落ちていきます。タンクに関しても同じことが言えますね。
キャスターはほとんどの魔法に詠唱がついており、滑り撃ちで動ける距離以上の移動が多いほど火力が落ちていきます。ヒーラーに関しても同じことが言えますね。
これらと比べるとレンジは移動に関する制約がほぼないと言えるでしょう。
だからこそレンジはギミック処理能力が最も高いロールで、過去のコンテンツではギミック担当としての役割を求められてきたわけです。
新たな役割
そんなレンジの新たな役割は『移動先になる』ことです。
より正確には、プレイヤー対象移動技のターゲット対象となり、PTメンバーのギミック処理に貢献することですね。
特にボスから離れて処理するタイプのギミックでは、スプリントを温存したり+1GCD攻撃を入れるのに大きく役立ちます。
レンジは前述の通り移動の制約がないため、他のロールと違いいち早く安置に移動しておけるからこの役割が適任なんです。
残り0.1%に泣かされる可能性のある高難易度レイドにおいて、比較的安全にPTDPSを詰められるようになるのでやらない手はないでしょう。
固定PTならもちろん、野良PTでも黒魔道士・モンク・賢者が居て移動技が活きるギミックがある場合は、提案して相談することでクリアの可能性が上がるはずです。
増加したプレイヤー対象移動技
では何故この役割が暁月で増えたか?
これは非常にシンプルでプレイヤー対象移動技が増えたからです。
従来は黒魔道士のエーテリアルステップのみでしたが、これに加えてモンクの抜重歩法と賢者のイカロスが登場しました。
特にモンクの抜重歩法は大きいですね。
メレーは張り付いて殴る性質上、スプリントを温存しつつ粘りたいケースが多いですから。
おまけによくある野良のマクロでも、D1(メレー)とD3(レンジ)が同じ安置を使うケースが多いです。
気をつけるポイント
移動先になるうえで最も気を付けなければならないのは、立ち位置です。
黒魔のエーテリアルステップを使ったことがある人なら分かると思いますが、キャラクターの移動位置が対象から若干ズレます。
なので、安置ギリギリの位置に立っていると飛んできたメンバーが被弾してしまうことがあるんですよね。
このズレを意識して、少し余裕を持った立ち位置に立っておくのが非常に重要。
加えて、PTメンバーとの距離も重要。
エーテリアルステップとイカロスは範囲が25mですが、抜重歩法は範囲が20mなので意識する必要がありますね。
軽減やバフ、ヒールなどもモノによっては範囲15mなどもあるので、ポジションを取りつつも離れすぎない意識は常に必要です。
テンプレグループ分けを見直す時?
ギミックの都合で2グループに別れる場合、基本的に多くの野良レイド・固定PTでは以下のグループ分けが採用されることがほとんど。
- グループ1:MT・PH・メレー1・レンジ
- グループ2:ST・BH・メレー2・キャス
黒魔道士はグループの対称性を考えるとレンジと同じグループになるのは難しいですが、モンクと賢者はそうでもないでしょう。
キャス2なら黒をD1に置くのもアリ
まずモンクは前述の通りメレー1(D1)に入ることも多いです。
賢者はバリアヒーラー(H2)がグループ2に入るのが定番になっているだけで、そうしなければならない理由はどこにもないです。
PHの占星術師視点でも、別グループにカードが投げられないケースではレンジと組まされるより、キャスと組んだ方がカードを有効活用できて嬉しいですしね。
実際にエデン共鳴編4層の詰め・TAでは占とキャスがペアを組んでいましたし。
ただ、やはり野良処理では分かりやすさ>合理性になるケースがほとんどです。
何年も前述のグループ分けが採用され慣れ親しんできたプレイヤーが多い以上、通常の野良PTではこれまで通りになるでしょう。
逆に、固定PTでは移動技の使用タイミングも明確ですし、処理法の融通が利くのでモンクや賢者をレンジと同じグループにするのがオススメです。
それではみなさん快適なエオルゼアライフを!
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