【ミステリー入門】好きなラノベからオススメ推理小説を選ぶ

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ミステリー小説に手を出してみたいな!

そんなラノベオタクに向けて、好きなラノベからオススメの推理小説を見繕ってみよう!という記事。

まずはミステリー色の強い3つの人気作から展開してみました!

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※この記事はPRを含みます

はじめに

ラノベ好きだよ!結構読むよ!という方は、世間一般的に見ても読書習慣がついている部類の人間だと思います。

ライトノベルとはいえ、活字を読むという点においてはその他の小説と変わらないですからね。

そして最初はアニメの続きが気になって読み始めたけど、今は読書自体が楽しい!という風になっていく方も少なくないと思います。

そんな方は、ラノベ以外のジャンルも開拓してみたいな…という風に思ったりしないでしょうか?

読書、もう少し絞って小説としても、純文学や恋愛、SF、ファンタジー、冒険政治歴史、ミステリーなどジャンルが豊富。

そんな数あるジャンルの中だと、ミステリー小説はかなり馴染みやすいジャンルだと僕は思います。

ぶんちりー
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お前がミステリー好きなだけだろというツッコミは置いておく

振り返ってみると僕たち日本人のオタクは幼少期から名探偵コナンや金田一少年の事件簿に触れ、深夜アニメでもGOSICKや氷菓などのミステリーと接しているので馴染み深いんですよね。

すべてがFになるやAnotherといった、ミステリー小説として評価の高い作品にアニメで触れているパターンもありますし。

オマケに最近だと薬屋のひとりごとが流行っていますしね。

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ラノベ好きが入りやすいミステリーは…

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好み関係なく、ラノベ好きが入りやすいミステリーってある?と聞かれたら答えはもちろんYES。

ラノベ好きが入りやすいミステリーの筆頭は、ライトノベルチックな軽いミステリーだと思います。

ラノベを普段読んでいるので、ラノベのレーベルで出版されていたり、作風(特に文体)がラノベチックなものはしっくりきやすいでしょう。

最近のラノベだとSAOのスピンオフである迷宮館の殺人や、新シリーズの不死探偵・冷堂紅葉あたりでしょうか。

あとは氷菓でお馴染みの米澤穂信先生が手掛けており、アニメ化予定の小市民シリーズも読みやすいと思います。

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好きなラノベから好みのミステリーが分かる!かも

ラノベには作品ごとに魅力があり、それぞれ何かしらの魅力が刺さっているからこそ愛読しているはず。

先の読めない緊迫感やドキドキ感、あっと驚かされる展開、超常現象と論理が交わるファンタジー世界ならではの考察などなど…

上記で挙げた魅力が好きな場合は、こういった属性を持っているミステリー小説を手に取ると間違いなく楽しめるはず。

実際に僕は逆パターンで、ミステリーの好みから辿ってスパイ教室に出会いました。

もちろん中にはコメディのタッチが好みだったり、主人公が爽快に無双するのが良かったりとミステリーにはない要素が魅力の場合もあるので、今回は筆者が愛読している3作品から展開していきます。

オススメ推理小説診断

本記事はミステリー入門を掲げているのと、世の中には膨大な数のミステリー小説があるので、いくつかの縛りを設けて記事を執筆していきます。

  • 長編小説
  • 国内作家
  • 文庫本がある
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よう実好きのあなたには

昨今のラノベ界では、トップと言っても過言ではない人気を誇るよう実。

よう実は頭脳戦や主人公の無双といった魅力もありますが、今回注目したいのはそのサスペンス性。

主人公・綾小路清隆が『最後に自分が勝っていればいい』というスタンスのため、目の前の勝負には負けるかもしれないし、予想外の退学者が出るかもしれない。

そんな緊迫感を感じながら、最後までドキドキできるのがよう実の魅力かなと思っています。

最後までどうなるか分からない。

こんな魅力を持っているミステリーのジャンルと言えば、やっぱりクローズドサークル。

まず勧めたいのは、学生アリスシリーズの第一作・月光ゲーム

キャンプ場に閉じ込められた17人の学生を襲う連続殺人事件と火山の噴火。

誰が犯人なのか?だけでなく、誰が生き残るのか?誰から脱落していくのか?

そもそも助かる見込みはあるのか?

そんな緊迫感を味わいながら、最後までハラハラドキドキできる名作中の名作です。

退学者を指名するクラス内投票試験や満場一致試験のような、どうなるの?どうなるの?という感覚を楽しめるでしょう。

ちなみに学生アリスシリーズは、2作目・孤島パズルと3作目・双頭の悪魔は更にパワーアップしたクローズドサークルモノなので、続けて読んでいくのもオススメ。

ぶんちりー
ぶんちりー

僕は孤島パズルが特に好き

最後までドキドキできるクローズドサークルとしてもう1つのオススメが、星降り山荘の殺人

雪によって外界から隔絶された山荘で起きる殺人と、最後まで誰もが疑わしいドキドキ感。

本作はザ・名探偵といった肩書の人間がいないため、主人公たちも平等に嫌疑がかけられ、時には糾弾されるのがよう実チックな緊迫感を生んでいます。

これまた最後の最後までドキドキさせられるので、緊迫感ジャンキーにはたまらない一作となるでしょう。

あと今回のルール上紹介しなかったですが、元祖クローズドサークル・そして誰もいなくなったもかなり読みやすくて超名作なのでオススメです。

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スパイ教室好きのあなたには

アニメ化もされ、じわじわと人気を伸ばしているスパイ教室。

僕は鮮やかに騙してくれるミステリーが好きだったため、それを知っている友人から紹介されたのがスパイ教室。

つまり、スパイ教室お馴染みの『作者が読者を騙す』といった構成が好きな方にオススメなのがこちら。

はい、名作オブ名作・十角館の殺人

まだ読んでいない人が羨ましい。

記憶をリセットしてもう1度味わいたい。

そんな驚きを与えてくれる不朽の名作です。

オマケに十角館は、よう実の項目で紹介したクローズドサークルモノでもあるので、最後まで展開が読めない緊迫感と種明かしの驚きを両方味わえる一回で二度おいしい神作品。

ミステリー入門としてもイチオシされる名作なので、ネタバレを踏む前に読みましょう!

そしてもう一作オススメしたいのが、ハサミ男

これまた名作。

ハサミを突き刺すという独特な方法で連続殺人を犯していたシリアルキラーが、3人目のターゲットを手にかけようとするところから始まる本作。

しかしそのターゲットが、殺害されていたうえに、手口が自分のやり方と全く同じという状況で発見されます。

3人目のターゲットを横取りし、罪を自分に被せてきた偽ハサミ男は誰か。

シリアルキラーが探偵役になるという、一風変わった趣向を凝らした作品です。

読んでいる最中に何度も驚かされる作品で、やられた~~~と気持ち良く騙されること間違いなし。

ロード・エルメロイ好きのあなたには

最後はライトノベルの中でもミステリーとしての顔を持つロード・エルメロイII世の事件簿 / ロード・エルメロイII世の冒険が好きな方へ。

やっぱりロード・エルメロイシリーズのミステリーとしての魅力は、犯人捜しをするのに『魔術』という超常現象が入ってくる点。

魔術がスパイスとして効いているため、普通では思い至らない要素が組み合わさって作られる論理が読みごたえ抜群。

そんな作風が好きなあなたに勧めたいシリーズは、もうこれ1択。

特殊設定ミステリーの代表格・屍人荘の殺人

ロード・エルメロイのように、ミステリーながらも現実ではあり得ない『とあるもの』が事件に絡んでくる特殊設定ミステリー。

とはいえロード・エルメロイがファンタジーに寄っているとするならば、屍人荘は本格ミステリーに寄っているのが面白いところ。

超常現象が絡むものの、僕たちの常識で事件が解けるように作られているのが天才的な作品です。

ちなみにこの剣崎比留子シリーズだと、ロード・エルメロイ好きは2作目・魔眼の匣の殺人がドストライクなんじゃないかなと思います。

魔眼の匣は1作目の屍人荘以上にロード・エルメロイチックで、それでいて本格ミステリーとして成立しているので、構成の美しさに感動しました。

このシリーズはまだ本筋が3作品しか出ていないので、これから追っていけるという点でも間違いなく楽しめるでしょう。

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