2021春クールが終わり、みなさん夏クールは何を見ようか迷っているのではないでしょうか?
夏クールで特に目玉になっているのは、やっぱり今アツい人気ライトノベル探偵はもう、死んでいる。のアニメでしょう!
原作を読んでいる僕自身、初回放送日の7月4日が待ちきれないくらいです!
今回は探偵はもう、死んでいる。の魅力を原作未読の皆様にお届けしていきます!
夏アニメで何を見るか迷っている方、注目作品が知りたい方、たんもしの話題が気になっている方にぜひ読んでいただきたいです!
※この記事はほぼネタバレなしです!
ネタバレありの原作レビューが読みたい方はコチラのカテゴリーから!
1巻第1章の記事に目を通すのもオススメです!
※この記事は2021/07/01時点の情報になります。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
たんもしの概要
まずは、「探偵はもう、死んでいる。」がどんな作品かを基本情報から見ていきましょう。
因みに略称はたんもしです!
原作小説
原作はMF文庫Jで刊行されているライトノベルです。
現在5巻まで刊行されている作品で、僕もすっかり虜になってしまっています!
そんな素晴らしさを裏付けるように、受賞歴のある作品です!
- 第15回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》
- このライトノベルがすごい!2021 文庫部門《4位》
- このライトノベルがすごい!2021 新作部門《3位》
特にこのラノ2021の文庫・新作両部門で上位を獲得していることから、近年でトップクラスに勢いのある作品であることが分かりますね!
漫画
既に人気がある事もあって、2種類のコミカライズもされています!
原作1巻をコミカライズしている麦子先生のバージョンと、原作2巻をコミカライズした-the lost memory-とついたPoni先生バージョンがあります!
アニメ情報
そんな新しい人気作であり、話題作のたんもしが2021夏クールのアニメとして放送されるわけですね!
制作会社はENGIという、宇崎ちゃんは遊びたい!などを制作ところです。
艦これのアニメも前の会社から変わって、こちらが制作予定のようですね!(1期なんてなかったんや)
既にPVも3本公開されていて、どれも期待が高まる出来になっていました!
更に、初回は1時間スペシャルと、今クールの中でもトップクラスに気合が入れられた作品であることが分かります!
配信サービス
家にテレビがない!
リアタイ視聴できなかった!
そんな方の強い味方が配信サービスです。
僕も家にテレビがないですしアニメは大抵見逃し放送で見ます(笑)
たんもしもイマドキのアニメですから、数多くの配信サービスに対応しています。
その中でも、dアニメストアはイチオシです!
元々アニメを見るならココ!というレベルで優秀なサービスですが、たんもしに関しては地上波先行・単独最速配信と更に頭一つ抜けています!
日曜の23:00から見れるのは、地上波最速より30分早いので嬉しいですね!
次点で ABEMA も、水曜の23:00から見ることができ、dアニメストア以外の配信サービスより一足先に見ることができます!
それ以外で、1話だけ見逃してしまった場合や後で一気見したい場合は、トライアル期間がある U-NEXT がオススメです!
付加価値を考えると、大人気サービスAmazon Prime Videoもオススメですね!
夏クールという事もあって夏休みや盆休みなど、学生・社会人問わず休暇のあるシーズンですから一気見や遅れてキャッチアップするのもアリだと思いますよ!
どんなジャンル?どんな作品?
めちゃめちゃ推してるのは分かったけど、どんな作品なの?というのは皆さん気になっていると思います。
あらすじ
物語の始まりは4年前、主人公・君塚君彦がハイジャック事件に巻き込まれるところから始まります。
そんな彼は、メインヒロインである探偵・シエスタの助手に指名され、ハイジャック事件の解決を手伝います。
それから3年間、二人は秘密組織《SPES》との戦いの日々を過ごし、最後はシエスタと死に別れます。
そんなもう死んでいる名探偵の助手であった君塚の前に、メインヒロイン・夏凪渚が依頼人として現れ、時計の針が動き出していきます。
ネタバレありのより詳しいあらすじが知りたい方はこちらからどうぞ!
ジャンル
たんもしのジャンルは…一言で言い表すのが難しいです(笑)
僕の友人は、僕に異能バトルモノだよ!と言って紹介してきました。
実際に読んでみて、異能バトルモノのカラーは非常に強いです。
ただそれだけでなく、広義のミステリーの要素もふんだんに入っていますし、ラブコメの要素も入っています。
なので僕の中では、この3色が非常に目立つなと感じています。
- 異能バトル
- ミステリー
- ラブコメ
一つ気をつけていただきたいのは、純粋な推理モノじゃないよ!という事です。
あくまでミステリーのカラーと魅力がたっぷり入っているだけで、読者も一緒に謎解きしていくような作品ではないです!
イメージだとロード・エルメロイII世の事件簿に近いかもしれませんね。
あちらもミステリー色がありますが、推理モノではないですし異能もあるので。
ロード・エルメロイII世の事件簿や緋弾のアリアが好きな人は間違いなく楽しめる作品だと思います!
ラノベ好きやラノベ原作のアニメが好きな方は、間違いなく抑えておくべき作品だと思いますね!
主人公は残された助手
タイトルの通り、探偵はもう、死んでいます。
ですので、本作の主人公は残された助手・君塚君彦という男の子です。
シャーロック・ホームズを失ったワトスン博士。
まさにそんなイメージです。
そんな名探偵を失ってしまった助手が、その死を乗り越えていくという過程もまた魅力の一つです。
ロード・エルメロイII世の事件簿が好きな人は間違いなく楽しめると言いましたが、これは征服王・イスカンダルを失ったウェイバー・ベルベットに近いものがあるからというのもあります。
既に失ってしまったものをどう乗り越え、消化し、未来へ進んでいくか。
この部分を序盤から楽しめるのも本作の魅力であり、大筋のストーリーでもあります!
繋がる過去と現在
たんもしのココが面白い!という部分を挙げるなら、僕は真っ先に過去と現在の交差だと答えます。
タイトルの通り、メインヒロインたる探偵は、既に死んでいます。
そんな探偵が主人公と共に活躍する場は、当然過去の回想です。
そして、過去の事件が、現在主人公と共にいる他のメインヒロインたちに関わってきて、交差する。
そこが非常に面白い作品ですね!
二つの線が、僕たちが読み進めていった先で交差するのが、たまらなく面白いんです!
最初は繋がらないような気がする過去と現在が、どうやって繋がっていくのかをワクワクしながら追っていける作品なんですよね!
アニメだと1週間間隔ですから、程よいもどかしさとワクワク感を持ちながら毎週を過ごせること間違いなしです!
魅力的なヒロインたち
たんもしは、流石ラノベ原作と言うべき魅力的なヒロインたちが居ます。
メインヒロインは4人で、公式サイトでも紹介されています!
- シエスタ
- 夏凪渚
- 斎川唯
- シャーロット・有坂・アンダーソン
白銀髪から黒髪、金髪にメッシュ。
お姉さん系(?)から妹系。
探偵から女子高生からアイドルからエージェントまで。
非常に個性豊かなヒロインたちが動き回るのはとても魅力的です。
一番人気はやっぱり名探偵・シエスタなのかな?と思いますが、僕はアイドル・斎川唯が結構好きです!
彼女は最年少の女子中学生ながらアイドルであり、意外と精神年齢が一番高かったりします。
自分の芯をしっかり持っていて、常に心を強く持てている姿と年下ながら溢れ出る母性のようなナニカがグッときますね!
斎川唯が皆さんをブルッと感動させてくれるシーンがアニメ化するかは分かりませんが、きっとアニメ化されると信じて一緒に楽しんでいきましょう!
小気味よいギャグ
たんもしはラブコメ要素もあるよ!と紹介しました。
そもそもメインヒロインの1人が既に死んでいる時点で、空気が重くなるのは必然です。
しかし、それを感じさせないだけの小気味よいギャグがちょくちょく挟まれます。
これによって、空気が重くなり過ぎず、ちょうどよい雰囲気に仕上がっています!
特にシエスタと主人公・君塚君彦の掛け合いはクスリとくるシーンが多いので、リラックスしながら楽しめると思います!
怒涛の展開
これに関してはネタバレを避けるとあまり話せないのですが、とにかく怒涛の展開が待ち受けています。
1話からメインヒロインが死んでいる時点で怒涛と言えば怒涛
初っ端の設定からだいぶ勢いがありますが、その後の展開も息つく間がないくらい怒涛の展開です!
そんなことがあったの!?
そこそうなるの!?
その人そんな人物なの!?
とにかく読んでいて驚くことが多かったので、アニメでも毎週振り回してくれることでしょう!
今から毎週日曜が楽しみで仕方ないです!
最後にまとめ
たんもしこと探偵はもう、死んでいる。は、今話題のライトノベルシリーズのアニメ化作品です!
初回1時間スペシャルが決定しているほど力の入っているアニメで、ジャンルも異能バトル・ミステリー・ラブコメとライトノベルならではの盛りだくさんとなっています!
間違いなく2021夏アニメの目玉作品の一つですので、テレビでも配信サービスでも追いかけていきましょう!
そして、続きが待てん!となったら原作を買っちゃいましょう!
現在刊行数が5巻と、たっぷり読めるけど追いつけないほどじゃない刊行数ですから、読み始めるにはベストなタイミングのはずです!
僕も6月に読み始めて一気に5巻まで読んだよ!
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