可愛いメイドさんが強かったらそれはもう完全無欠ではないか?
そんなイラスト可愛いだけでなく、柔軟なプレイングができて飽きない素晴らしいテーマがドラゴンメイドです。
ドラゴンメイドに興味のある方、使っている方、純構築を組みたい方必見です!
はじめに
遊戯王マスターデュエルで可愛い女の子テーマを使いたくはないかい?
使いたい
そんな方にオススメなのが、可愛いメイドさんテーマの『ドラゴンメイド』(通称:ドラメ)
このテーマ、ただ可愛いだけではなく、どんな相手に対しても柔軟に対応できる万能さがウリのミッドレンジテーマなんです。
基本的にはリンク召喚と融合召喚をメインに戦い、バトルフェイズに下級ドラゴンが上級ドラゴンに入れ替わる変身ギミックを持ったデッキ。
自分の強みを押し付けるだけではなく、相手の動きに対応して動くことを覚えたい方には非常にオススメなテーマです!
今回は遊戯王MDのプラチナ帯を目指す方や、プラチナ帯で勝ち続けたい方向けのデッキ紹介となります。
ただ、遊戯王MDを始めたばかりの方でも、ドラゴンメイドの魅力や目指すデッキを知るための参考になるでしょう。
気になる点があれば、コメント欄でもTwitterでもぜひご意見いただければ幸いです!
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ドラゴンメイドの特徴
ドラゴンメイドはミッドレンジ・中速と呼ばれるタイプのデッキ。
相手の展開をある程度いなして、アドバンテージ差を稼いでから一気に勝利へと持っていくタイプですね。
コントロール・低速と呼ばれるデッキタイプと比べると、アドバンテージ差を稼いで詰めていくスピードが速い代わりに、リソース面に劣ります。
そして、展開系と呼ばれるデッキタイプと比べると、リソース面に優れる代わりに、展開スピードに劣り1ターンで稼げるアドバンテージ量では負けてしまいますね。
良く言えばどんな相手にも対応できる万能さが魅力であり、悪く言えば器用貧乏ということ。
そんなドラゴンメイドの特徴は
- 豊富な自由枠
- モンスター・罠・手札誘発にバラけた妨害手段
- 1枚初動が6枚
- 中速・低速デッキの中ではライフを詰めやすい
現MD環境での立ち位置
現在のMD環境では、ドラゴンメイドは紙のカードで活躍した他のテーマと比べて少し苦しい立ち位置にあると言えるでしょう。
これはドラゴンメイドが強力な1ターンキル性能や制圧性能を持つ展開型に初見で対応するのが難しく、強みを発揮しづらいためです。
紙のカードではマッチ戦・BO3という2本先取の3本勝負で、サイドデッキとのカード入れ替えが可能。
強みである自由枠の多さは、このカード入れ替えタイミングで真価を発揮します。
相手を弱点をつけるようなメタカードをこのタイミングで多く投入するわけですからね。
しかし、MDではシングル戦・BO1という1本勝負なのでこういったムーヴはできないわけです。
ある程度どの対面にも刺さりやすいカードを採用したり、環境に多いデッキに刺さりやすいメタカードを採用することで勝率を高めることはできますが、カバーしきれない範囲はでてきてしまいます。
この部分が現在環境トップに君臨しているドライトロン・鉄獣戦線や、電脳堺・エルドリッチとの差と言えるでしょう。
とはいえデッキパワー自体は十分に高く、適切な妨害を選択していけばどのデッキ相手にも土俵に上がることができるので、プラチナ帯で勝率を維持する分には全く問題ないです。
むしろ全く知らないテーマと対戦した時の方がキツかったりしますね(笑)
カード集めの手順
- チュートリアル・ソロモードをある程度こなしてジェム集め(7000個くらい)
- 『ショップ』の『特設』にある「灰流うらら」セット・「ライトニング・ストーム」セットを購入
- セット商品のパックを開ける
- シークレットパックに『輝ける竜』が出たらUR・SRがそこそこ揃うまで買う
- 『輝ける竜』が出なかった場合は、ドラゴンメイドのSRを『輝ける竜』が出るまで生成
- 足りないカード・シークレットパック対象外のカードを生成
生成するSRはこの3つがオススメ。
- ドラゴンメイド・チェイム
- ドラゴンメイド・ティルル
- ドラゴンメイドのお心づくし
特に『ドラゴンメイド・チェイム』は3枚投入するのでイチオシですね。
今使っているデッキレシピ
メインデッキ:
【モンスター】
- PSYフレーム・ドライバー:1枚
- 増殖するG:3枚
- PSYフレームギア・γ:2枚
- ドラゴンメイド・ナサリー:1枚
- 灰流うらら:3枚
- ドラゴンメイド・ティルル:2枚
- ドラゴンメイド・パルラ:3枚
- コアキメイル・ドラゴ:1枚
- スカル・マイスター:1枚
- ドラゴンメイド・チェイム:3枚
- ダイナレスラー・パンクラトプス:1枚
- ドラゴンメイド・エルデ:1枚
- ドラゴンメイド・フランメ:1枚
- ドラゴンメイド・ルフト:1枚
【魔法】
- ハーピィの羽箒:1枚
- 強欲で金満な壺:1枚
- ドラゴンメイドのお心づくし:2枚
- ドラゴンメイドのお召し替え:1枚
- ライトニング・ストーム:1枚
- 金満で謙虚な壺:3枚
【罠】
- バージェストマ・ディノミスクス:2枚
- トラップトリック:1枚
- ドラゴンメイドのお片付け:3枚
- ドラゴンメイド・リラクゼーション:1枚
EXデッキ:
【融合】
- ヴァレルロード・F・ドラゴン:1枚
- ドラゴンメイド・ハスキー:3枚
- ドラゴンメイド・シュトラール:3枚
【シンクロ】
- 混沌魔龍 カオス・ルーラー:1枚
【エクシーズ】
- 聖刻神龍-エネアード:1枚
【リンク】
- 星杯竜イムドゥーク:1枚
- ストライカー・ドラゴン:2枚
- 天球の聖刻印:2枚
- トロイメア・フェニックス:1枚
入れ替えるなら?
このデッキの特徴は自由枠の多さなので、入れ替えられるカードは本当に沢山あります。
僕がこのデッキの軸で、絶対に外せないと考えているのは以下のカード。
- ドラゴンメイド・ティルル
- ドラゴンメイド・パルラ
- ドラゴンメイド・チェイム
- ドラゴンメイド・エルデ
- ドラゴンメイド・ルフト
- ドラゴンメイドのお心づくし
- ドラゴンメイドのお召し替え
- ドラゴンメイドのお片付け
- ドラゴンメイド・ハスキー
- ドラゴンメイド・シュトラール
- 天球の聖刻印
他はデッキのギミックをよりスムーズに回すためのパーツや、初動を安定させるためのドローソース、相手の展開を阻害する妨害カード。
この辺のパーツをどのくらいの割合で採用するかは好みや求めるスタイルにもよるかなと思います。
その中でも特に入れ替えるなら、それぞれこの辺のカードかなと思いますね。
【妨害カード】
- スカル・マイスター
- トラップトリック
- コアキメイル・ドラゴ
【後攻捲りカード】
- ハーピィの羽箒
- ライトニング・ストーム
【EXモンスター】
- 聖刻神龍-エネアード
- トロイメア・フェニックス
PSYフレームギア・γはPSYフレームドライバーの存在もあって好き嫌いが分かれるカードですが、ドラゴンメイドではかなり使いやすいので余程の事がない限りは採用がオススメ。
ドラゴンメイド罠で自分の場を空にするのも容易ですし、自ターンにγ→カオスルーラーの流れも非常に強力なので腐りにくく刺されば超強いです。
コアキメイル・ドラゴは採用している人が少ないイメージですが、刺さる相手(光or闇属性主体)にはイージーウィンを拾えるのでオススメ。
こちらは融合召喚ができないだけなので、上級ドラゴンでビートしていけば簡単に勝てますからね。
他のオススメカード
まず真っ先にオススメしたいのは、『強欲で金満な壺』の枚数を3枚に増やす事。
この場合、EXデッキを6枚ランダムで飛ばすので『天球の聖刻印』は3枚採用必須かなと思いますね。
強金を採用してEXモンスターの種類を減らすことで後述の初動展開などをやりやすくなり、プレイングがシンプルになるので安定感は増します。
あとは、異なる種類の手札誘発を採用するのもオススメ。
- 原始生命態ニビル
- アーティスト・ロンギヌス
- 無限泡影
- エフェクト・ヴェーラー
- D.D. クロウ
- ドロール&ロックバード
- 幻創龍ファンタズメイ
特にニビルとロンギは相性が良いかなと思います。
ニビルは苦手とする展開系への刺さりが良いですし、ロンギは天球の聖刻印に対する墓穴の指名者をケアすることができますからね。
他には後攻でも戦いやすいのと、綺麗にこちらの動きを返された時のカウンター用に後攻捲りカードを複数採用するのはアリ。
- 冥王結界波
- 拮抗勝負
- サンダー・ボルト
また、強力な永続罠を採用してイージーウィンを狙うのもアリ。結構デッキ圧縮しやすいところがありますからね。
- 王宮の勅命
- 王宮のお触れ
- 群雄割拠
最後に、EXモンスターは色々な候補があります。前述の通り強金メインにして各種3枚採用にするケースもありますが、強金なしで色々なEXモンスターを採用して動きの幅を重視するケースもありますね。
- 森羅の守神 アルセイ
- PSYフレームロード・Ω
- トロイメア・ケルベロス
- 混沌の戦士 カオス・ソルジャー
- アクセスコード・トーカー
- クロシープ
回すイメージ
チェイム初動
ドラゴンメイド・チェイムが手札にある場合は、いわゆるチェイム1枚初動の動きができます。
チェイム1枚初動はチェイムの通常召喚から天球の聖刻印に繋げる動きで、ルートは以下の通り。
- ドラゴンメイド・チェイムを通常召喚
- チェイム効果でドラゴンメイドのお心づくしをサーチ
- チェイムを素材にストライカードラゴンをリンク召喚
- ドラゴンメイドのお心づくしで墓地のチェイムを特殊召喚
- チェイムとストライカードラゴンを素材に天球をリンク召喚
パルラ初動
ドラゴンメイド・パルラが手札にある場合は、いわゆるパルラ1枚初動の動きができます。
パルラ1枚初動はパルラの通常召喚から天球の聖刻印に繋げる動きで、ルートは以下の通り。
- ドラゴンメイド・パルラを通常召喚
- パルラ効果でドラゴンメイドのお片付けを墓地送り
- パルラを素材にストライカードラゴンをリンク召喚
- 墓地のドラゴンメイドのお片付けの効果で墓地のパルラを特殊召喚
- パルラとストライカードラゴンを素材に天球をリンク召喚
バトルフェイズを挟んだ展開
後攻1ターン目以降は、メインフェイズ1とメインフェイズ2の両方を使って展開することが多いです。
これはドラゴンメイドの固有ギミックである変身ギミックが理由ですね。
バトルフェイズ開始時に場の下級ドラゴンを手札に戻し、下級ドラゴンに対応した上級ドラゴンを手札・墓地から特殊召喚。
そして、バトルフェイズ終了時に場の上級ドラゴンを手札に戻し、上級ドラゴンに対応した下級ドラゴンを手札から特殊召喚。
この一連の流れによって、墓地の上級ドラゴンを手札に持ってくることができます。
ドラゴンメイド・シュトラールの融合召喚には上級ドラゴンが必要ですが、バトルフェイズを挟むことによって無理なく融合素材を手札・フィールドに揃えることができるので非常に重要。
ドラゴンメイドは相手とのアドバンテージ差で勝つデッキですから細かいアド稼ぎは重要ですし、シュトラールは非常に強力な妨害効果を持っているので場に出して相手にターンを返したいところ。
覚えておけば勝ちを拾える試合や楽に進められる試合が増えるので意識しましょう!
先1シュトラールはあり?
先攻1ターン目は基本的に天球を出す要求値の方が低く、チェイム・パルラの1枚初動など代表的なルートがあります。
しかし、手札によっては先攻1ターン目からドラゴンメイド・シュトラールを融合召喚できるケースもあります。
この場合のシュトラールを出すべきか否かは、正直手札や環境によるとしか言いようがありません。
天球は墓穴の指名者という強烈な裏目がある反面、効果がリリース効果なので禁じられた一滴や冥王結界波、壊獣といった後攻捲りカードにかなり耐性があります。
シュトラールは前述の後攻捲りカードには弱いものの任意効果の無効+破壊が1度できるため、相手のモンスターを手札に戻す天球の効果より優秀なシーンが多いです。
あと、シュトラールは守備表示で召喚できるのでライトニング・ストームを受けないのも良いですね。
先1だと相手のデッキタイプすら分からないので、裏目を引いたときにダメージが少ない方をチョイスするか、より多くの妨害を構えられる方をチョイスするのが良いかなと思います。
あとは環境で前述のカードがそれぞれどの程度流行っているかで判断するのもアリですね。
ここは明確な正確がなく、結果論になりがちな部分なので自分の中で1つ筋を通すのが安定して良いと僕は割り切りました。
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