PR

壮大な必要はない!就活頻出ガクチカの伝え方【ES・面接】

training 就活
就活
記事内にPR広告が含まれています。

学生時代に頑張ったことを教えてください。

通称ガクチカと呼ばれる、超超超頻出質問ですね!

22卒の本選考でも良く聞かれましたし、23卒のインターンでも聞かれるんじゃないでしょうか。

そんなガクチカ、よくある勘違いが壮大な頑張りと成果が必要というモノです。

リーダーとして~カンボジアに学校を~ウンタラカンタラ。

安心してください(?)重要なのはそこではありません!!!

重要なのは、課題解決までのプロセスです!

なので、僕が上手くいったガクチカの伝え方を紹介します!

※これは僕の体験・知見ベースです!

スポンサーリンク

見られている要素

僕が先輩や友人、面接官の方に聞いた限りでは、ガクチカは大きく分けて2つの要素を見ているそうです。

  1. 課題に対する取り組み方・考え方
  2. 人となり

①:課題に対するアプローチ

一番良く聞いたのは、課題に対するアプローチを見ているという話です。

物事に真面目に取り組んでいれば、何であれ課題に直面することはありますよね。

仕事ならなおさらそうでしょう。

だからこそ学生時代のエピソードから、どのように課題に対してアプローチするのかを測っているそうです。

そして、再現性のあるアプローチを取った経験があれば、入社後に壁にぶつかっても乗り越えてくれるだろうと評価して◎が貰えるわけですね。

日本の新卒はポテンシャル採用ですから、入社後に課題を乗り越えているビジョンが見えれば採用側は通してくれるはずです。

つまりここで高評価を得られればガクチカの項目は成功ですし、そのための対策が重要です!

逆に言えば課題や成果のスケールではなくそのプロセスで評価しているわけですから、壮大なエピソードである必要はありません!

良くある「カンボジアに学校を建てた」などは確かにキャッチ―で目を引きますが、本質はそこじゃないということですね。

この点に関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています!

スポンサーリンク

②:人となり

もう一つ聞いたのが、人となりを見ているという話です。

これは趣味などを聞かれるのに似ています。

能力やポテンシャル云々よりは、どういうタイプの人間なのかということですね。

就活をしていて感じましたが、社風というモノは意外と存在していて、そこにマッチする人の方が働きやすいのは間違いないです。

同じ業界でも、A社とB社では考え方や人となりが全然違うというケースもありました。

ただ、ここは最低限だけ守っておけば対策する必要はないと思います。

そもそも人となりを取り繕うのは気を配る箇所が多すぎて、費用対効果が薄いです。

もちろん悪いところを隠して良いところを押し出しますが、それくらいで十分です。

ただ、

絶対にC社に入社したいんだ!ここ以外イヤだ!

という1社があるならその会社に合わせるのはアリです。

スポンサーリンク

抑えるべきポイント

スポンサーリンク

僕はガクチカを伝える際に、次の3つを意識していました。

  1. どんな課題があったのか?
  2. どう工夫して課題を解決したのか?
  3. その経験から何を学んだ(成長した)のか?

この3つが最重要ポイントで、他の情報は上の3つを引き立たせるためのモノだと考えています。

なのでES指定の文字数が少なかったり、面接の時間が短い場合は上の3つしか伝えないこともありました

逆に言えば、そのくらい上の3つが抑えておきたい重要ポイントだということです。

伝えたいのは、自分の課題に対するアプローチ+課題を経て成長できるポテンシャルです。

これを伝えれば、面接官が見ている要素の①はOKです。

そして、これを伝えるのに必要な情報が紹介した3つのポイントというわけです。

スポンサーリンク

理系は研究ってアリ?

結論から言うと、アリですが明らかに損です。

ほぼ100%の理系院生はガクチカに選べるくらい研究を頑張っていると思います。

また、多くの課題に直面し乗り越えてきているはずですから、申し分ないガクチカが作れるでしょう。

ただ、ESにはほとんどの場合研究概要を書く欄がありますし、面接でもほぼ100%聞かれます

他の場所で聞かれることをガクチカにするのは、評価してもらえるポイントが減って損です。

また、研究概要の深掘りで聞かれることと被りやすくなるので、エピソードのバリエーションが減ってしまうのも損です。

理系なのにガクチカ研究じゃないの?

こう言われたら、「研究は別に書く欄があったので、他の部分を見てもらおうと思いました」と答えれば大丈夫です!

もしガクチカを研究にするなら、研究概要で深掘りされた時に話すエピソードとは別のものを用意するのをオススメします!

ただ、文系の会社を受ける場合は別です!

この場合メーカー等の理系企業ではないので研究概要を聞かれる保証はないですし、ESで書く欄も文字数が非常に少なかったりします。場合によってはないです。

なので、文系の会社を受ける場合はガクチカに研究の話を持ってきましょう!

せっかく過半数の文系学生より濃密なガクチカを、自身の体験から書けるんですからね!

ESは面接を意識して

実際の就活では、ほとんどのケースでESにガクチカを書く欄があります。

そして、もちろん面接でも触れられます。

なので、ESを書くときは面接を意識しながら書くことをオススメします!

特に、指定の文字数が少ない場合は面接ベースで作ると良いです!

要は、書切れない部分は面接で深掘りしてもらうと割り切るということです。

では、実際の書き方を紹介していきます!

まず、最初に上で紹介した3つのポイントを軸に作ります。

スタートの1~3文くらいはこの3つのポイントを書きます。いわゆる結論ファーストというやつです。

あなたのガクチカで最も伝えたいこの3つを頭においてしっかりと強調しましょう。

そして、3つのポイントを理解してもらうために必要な情報を入れていきます。

  • 周囲の環境と状況(人、モノ、場所)
  • その課題に取り組んだ背景
  • 取り組んだ期間
  • 成果(場合によっては他者・一般論と比べる)

この4つは、ある程度ないと読み手もイメージがわきません

とはいえ、これらを全部入れて200~400文字というのは厳しいです。200文字だとまず無理ですね。

なので、一通り書いてみて溢れた分は省いてしまって大丈夫です!

絶対に入れた方がいい!最重要ポイント3つが伝わる!という情報から残していきましょう。

無理して全てを入れて一つ一つが薄くなるよりも、重要度の高い情報をしっかりと書く方が本当に見て欲しいところを見てもらえます。

そして、省いた分は面接で聞かれることが多いので、ESに書いていなくても準備しているのでスムーズに答えられます。

これが結果的に面接を意識したES作成となります。

面接は情報を小出しに

次に、面接の場でもガクチカは触れられることが多いです。

このケースは2パターンあります。

  1. 面接官がESを読んでいない(というスタンス)
  2. 面接官がESを読んでいる
スポンサーリンク

①:面接官がESを読んでいない

このスタンスで来る方は結構多かったです。

6~7割くらいがこのスタンスでした。

この場合は、イチからガクチカを話していきます。

この時注意するのは、ESを全部読み上げるのはNGということです。

ガクチカを教えてください

とバトンを渡されて、400文字分も喋って良いことはそうそうありません。

喋り足りない場合は気づいてリカバーできても、喋りすぎはリカバーできません!

この点に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています!

なので、ESの最初の1~3文くらい。

つまり、3つの最重要ポイントとプラスαくらいを喋って一旦ストップします。

この時点で相手が満足して深掘りをしてくることもあれば、続きを促されることもあります。

面接はコミュニケーションですから、相手の対応に合わせてこちらも対応していきます。

あとは、聞かれたことに答えていくだけで大丈夫です。

ES執筆や面接準備で多くの情報を用意していると思いますが、全てのカードを使う必要はありません!

会話のキャッチボールを最優先にしていきましょう!

②:面接官がESを読んでいる

この場合は、①のESの最初の1~3文くらいをお話するパートをスキップするだけです。

あとは、ほぼ①と同じで意識する場所も同じです。

相手は既にESの内容をある程度把握していて、気になったとこを深堀りしてきます。

なので、聞かれたことに答える

これを繰り返していくだけです。

自然と会話のキャッチボールが発生するので①よりも喋りすぎになりにくく、僕は非常にやりやすいと感じていました。

おまけ:ゲームってどうなの?

オタク各員はゲームを物凄いやり込んでいて、結果も出しているかもしれません。

実際僕も、学生時代一番頑張ったことは間違いなく「FF14のレイド」ですからね(笑)

でも、僕はこれをガクチカでは使っていません

何故なら、ゲーム等の「工夫や努力」というプロセスは伝えるのが難しいからです。

同じジャンルのゲームをやっている人なら、伝わるかもしれません。

でもそのジャンルを全く知らない人に、一から説明するのは凄く難しいですよね?

学業やアルバイト、スポーツやサークル活動、一般的な趣味であれば、多くの面接官は経験していてイメージを掴みやすいですし、一般的なイメージも持っているでしょう。

でも、ゲームで創意工夫を凝らしたり、努力したりして上手になっていく・結果を残すというプロセスはほとんどの人が経験していないですし、一般的なイメージもそこからかけ離れています。

まだまだゲームはお遊びで、暇つぶしにやるものというイメージが一般的です。

ましてや、僕らを面接するような年配の方ならなおさらです。

イチから丁寧に説明して(するだけのプレゼン力があって)、場合によってはマイナスなイメージさえ打ち消して、自身の課題に対するアプローチや人となりを分かってもらうのは、他の事柄より圧倒的に難しいです。

ですので、ゲーム以外に話せそうなことがあるならそちらをオススメします。

そもそも大学を卒業しているなら一つくらい頑張った講義があるでしょうから、その話を膨らませる方がよっぽど楽に良い印象を与えられると思います。

だからこそ、僕も「FF14で挫折を経て絶をクリアした、世界一を獲った」ではなく、「アルバイトでの経験」をガクチカに選びました


昨今はガクチカエピソードを作りにくいと言われていますが、課題解決のエピソードなんて皆さん必ず持っているはずです!

それこそ、学業を頑張ったで全然いいんです!

重要なのは課題解決までのプロセスですから、それを相手に伝える方法が少しでも参考になれば幸いです!

就活のプロでもなければ面接官でもない院生のノウハウですが、皆さんが自分のスタイル確立するための参考くらいにはなってくれると思います!

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました