ポケモンSV大人気だし、自分も対戦やってみたいな…
厳選とか専門用語が多くてなんか難しそう。
そんな方に一度試していただきたい構築をご紹介!
ポケモン対戦は奥が深く非常に楽しいゲームなので、少しずつ楽しみながら覚えて行ってくれればいいなと思います!
プレイ人口が増えて欲しいというのは、きっと初心者から上級者までみんなが思っていることですしね。
ポケモン対戦の基本のキ
ポケモンにはランクバトルというオンライン対戦の機能があり、発売当初だととてつもない人口がプレイする一大コンテンツ。
厳選とかHやれSやれよく分からない単語が飛び交っていて難しそう…
こういった印象を持たれがちですが、やればやるほど奥が深く非常に面白いので一度は遊んでみて欲しいコンテンツ!
ポケモンSVをクリアしていれば、ジム戦やチャンピオン戦などでバトルの土台は出来上がっているわけですから、あと少し基礎知識を入れればすぐ始められるはず!
パーティーも今回紹介するレンタルパーティーを使えばすぐ用意できます。
対戦をやる前と、この記事を読む前に知っておきたいのは以下の2つ。
パーティーの特徴
ポケモンは6匹の手持ちでパーティーを組んで、戦って行くのが大前提。
その上でシングル対戦は、相手の手持ちを見てこの6匹の中から3匹を選んで戦うシステムになっています。
そしてこの6匹の組み合わせによって、自身の思い描くパーティーを作っていくわけですね。
そんなパーティーの組み方は、大きく分けて以下の3種類になります。
- 対面構築:1vs1(対面)に3回勝つ!ストーリーのジム戦などでよくやる動きに近いイメージ。
- 展開/コンボ構築:場のポケモンと手持ちのポケモンでコンボを組み、手持ちポケモンで相手のポケモンを2体以上倒す構築。
- サイクル構築:3vs3で勝つ!交換を基本として、相手をジワジワと削って行く構築。
今回紹介するのは『対面構築』に当たる、1体倒してこっちが倒されて…を繰り返す構築です!
展開構築編も要チェックです!
ステータスの略称と重要ポイント
ポケモンにはHP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さの6ステータスがあり、それぞれ以下のように略されます。
- H=HP
- A=攻撃
- B=防御
- C=特攻
- D=特防
- S=素早さ
この中でも特に重要なステータスは、S(素早さ)でしょう。
ポケモンバトルはSの早い方が先に行動するという仕組みになっており、相手のポケモンよりSが高いか低いかは超重要。
相手より早いなら相手を1発で倒せる技があればそれで勝ちですし、逆なら相手の攻撃を1発耐える必要がありますからね。
タイプ相性と同じくらい、相手より早いか遅いかは注目して対戦を行っていきましょう!
レンタルパーティーとは?
レンタルパーティーというのはその名の通り、他人のパーティーを借りられるというシステム。
この画像のように、プレイヤーが自身のPTをレンタルパーティーとして登録すると、画像右上のIDを入力することで他の人が借りられるようになるシステムです。
育成の手間が省けるため初心者には超オススメの機能ですし、対戦ガチ勢も試したいポケモンや構築があるときは頻繁に利用する神機能。
レンタルの仕方は以下の通り。
- メニューを開く
- ポケポータル
- バトルスタジアム
- レンタルチーム
- バトルチームを借りる
- チームIDを入力
初心者オススメ構築
コンセプトはシンプルな対面構築で、分かりやすい動きで勝っていくぜ!というもの。
チームID『QUHTPM』を入力すれば誰でも使えますので、1度試してみるのがオススメ!
今回は強さと同じくらい、使いやすさ・分かりやすさを重視してパーティーを組んでいます。
理由としては2つあって、1つ目は自分の体験から。
ポケモン対戦を始めたての時は、実績のある剣盾最終1位!みたいな方のパーティーを真似して使っても、動きが複雑な事が多くて難しすぎることが多いです。
強い方は多くの選択肢を持ったパーティーを作って、その中から状況に合わせた”正しい選択肢”を選び続けるから強いという部分は少なからずありますからね。
もちろん色んな状況に対応できるのが理想ですが、最初はもっとシンプルなパーティーで、ポケモン対戦ってこんな感じなのか!と知ることが大切だと僕は思っています。
実際に剣盾を始めたばかりの頃はあまり考えずサイクル構築をレンタルしても全然上手く使えず、のちに流行した初手ダイマ対面構築でようやく勝てるようになっていきました。
もう1つは恥ずかしい話ですが、『強いパーティーを作る』という点では僕より優れた人が沢山います。
剣盾シーズンでは最終3桁が限界でしたから、最低でも数百人は僕より上手な人が居るわけですからね。
ポケモンは上位の方でも発信している方が多いので、僕はシンプル・分かりやすいを重視することにしました。
セグレイブ
持ち物:とつげきチョッキ
技:きょけんとつげき・つららばり・じしん・こおりのつぶて
実数値(努力値):191(4)-197(252)-112-×-106-152(252)
性格:ようき(C↓S↑)
特性:ねつこうかん
テラスタイプ:じめん
ポケモンSVの600族で、テラスタル込みでほとんどのポケモン相手に1vs1で勝てるパワーポケモン。
地面テラスタルを使うことで弱点を全て等倍にでき、地震という多くのポケモンに等倍以上のダメージを入れられる技を高火力で撃つことができます。
更に巨剣突撃という超火力技や、きあいのタスキ・ばけのかわを突破できる連続技の氷柱針、先制技の氷の礫をタイプ一致で撃てるので苦手な相手がほとんどいません。
また特性ねつこうかんによって、おにびを受けず火傷にならないのも大きな強み。
特に強いのはロトム対面でのテラスタルで、相手のボルトチェンジを無効化しながら巨剣突撃を当てられるのが魅力。
他にも採用されがちな鋼テラスタルのドラゴンタイプに対して、地震で抜群を取れるのも強いですね。
そしてとつげきチョッキといい塩梅の素早さによって、サーフゴーに対して上から地震を当てていけるのも強み。
ミミッキュ
持ち物:いのちのたま
技:シャドークロー・じゃれつく・かげうち・のろい
実数値(努力値):132(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
性格:ようき(C↓S↑)
特性:ばけのかわ
テラスタイプ:ゴースト
タイマン最強ポケモン
特性ばけのかわで基本的に必ず攻撃を1回受けることができるのがとにかく強いです。
またテンプレ型にあるつるぎのまいではなく、のろいを採用しているのはつるぎのまいを使えるタイミングがなさすぎるため。
のろいは定数ダメージを入れられるため、案外こちらの技の方が勝ちを拾えることが多い感覚です。
相手がカチカチで全然ダメージが入れらないな…という相手にはのろいを積極的に使っていきましょう!
あと最初のうちは、剣舞は負け筋になっちゃうこともありますしね。
キノガッサ
持ち物:きあいのタスキ
技:タネマシンガン・じならし・マッハパンチ・キノコのほうし
実数値(努力値):136(4)-182(252)-100-×-80-134(252)
性格:ようき(C↓S↑)
特性:テクニシャン
テラスタイプ:かくとう
タイマン最強ポケモンその2
きあいのタスキを盾に、強力な攻撃を入れていけるポケモンです。
マッハパンチの火力が凄まじいため多くのポケモンに先制で大ダメージを入れられますし、素早さで勝っている相手にはキノコのほうしを入れて眠らせる事も出来ます。
そしてキノガッサ対策で出てきやすいサーフゴーに対しては、じならしで素早さを逆転させて、次のじならしで倒せるのが強み。
ただし、サーフゴー側がこだわりスカーフだったりふうせんを持っていると成立しないので、相性は五分五分かなといったところですね。(対策してきてる相手に五分五分の時点でめっちゃ強い)
コノヨザル
持ち物:こだわりスカーフ
技:シャドークロー・インファイト・とんぼがえり・いのちがけ
実数値(努力値):217(252)-136(4)-100-×-110-156(252)
性格:ようき(C↓S↑)
特性:やるき
テラスタイプ:ほのお
絶対に1体倒すマン
いのちがけで相手を1体確実に倒します。以上。
ミミッキュやキノガッサ等のタイマン最強マンたちが居るので、3vs3から2vs2に持ち込むだけでグッと勝率が上がります。
注意点として、いのちがけはゴーストタイプには無効化されてしまうので、相手にゴーストタイプが多いか、ゴーストタイプが初手にきそうか、ゴーストタイプに引かれそうかは考えたいところ。
テラスタイプに特に意味はありません。
サーフゴー
持ち物:おんみつマント
技:シャドーボール・ゴールドラッシュ・みがわり・わるだくみ
実数値(努力値):163(4)-×-115-185(252)-111-149(252)
性格:おくびょう(A↓S↑)
特性:おうごんのからだ
テラスタイプ:ひこう
一部の受けポケモンを倒すために採用された富豪。
今作はキョジオーンやヘイラッシャなどの耐久ポケモンがかなり強く、上記の4体ではコノヨザルのいのちがけで倒す以外の処理法はかなり難易度が高いです。
特にキョジオーンはじこさいせいを覚えるのできついですね。
それらに対して滅法強いのがこのサーフゴー。
耐久ポケモンを相手が出して来たら迷わずサーフゴーに交換し、みがわり→わるだくみのコンボで倒しに行きます。(ヘイラッシャ相手はみがわり→わるだくみorゴールドラッシュ)
持ち物おんみつマントの効果でキョジオーンのしおづけの定数ダメージも受けないので、相手側は地割れしか打点がないことがほとんど。
この流れで勝てる試合は今のところかなり多いので、キョジオーン・ヘイラッシャ・カバルドン等が見えたら出番です。
あと地味にキノガッサ対面もじならし→じならしで負けないので強いですね。
ヘイラッシャ
見せポケモンなので選出しません
絶対選出したらダメですよ!
6体から3体選ぶのって結構難しいので、まずは5体から3体選ぶところから始めましょう的な意図で1体は見せポケにしてます。
その点で、ヘイラッシャは耐久がとんでもなく高く相手視点だと対策必須のため、相手の選出をゆがませられるので偉いですね。
潜った感覚だとロトムで対策しようとしている人が多く、セグレイブが通りやすくなるので相性グッド。
使い方のイメージ
基本選出と共通の考え方
まず基本的にはこの3体を選出。
初手コノヨザル+ミミッキュ+キノガッサ
コノヨザルのいのちがけで1体倒して、ミミッキュ→キノガッサorキノガッサ→ミミッキュでタイマンに2回勝ちます。
ミミッキュとキノガッサは基本的に攻撃→かげうちorマッハパンチで2回攻撃できるはずなので、それで倒していくイメージですね。
次のパターンとして、相手にゴーストタイプが居る(もしくは多く)てコノヨザルが機能しなさそうな場合。
初手セグレイブ+ミミッキュ+キノガッサ
相手がドラゴン・フェアリー・はがね・かくとう技を撃ってくる場合やでんき技(ロトム対面)を撃ってきそうな場合、迷わず地面テラスタルしてセグレイブで倒しに行きます。
キノガッサ相手も氷柱針で3回以上当たればきあいのタスキ貫通ですし、ミミッキュも氷柱針+氷の礫で倒せます。
あとは上と同じでミミッキュ+キノガッサで処理。
基本的にはこの2パターンを選ぶことが多いので、初手コノヨザルと初手セグレイブのどっちが勝てそうかな?と考えて選んで行くとドンドン上達していくと思います。
とにかく1体で1体を強引に倒し、ミミッキュやキノガッサを残した状態で2v2、1vs1に持ち込むのが大切です。
相手のポケモンが少なければ少ないほど、ミミッキュやキノガッサが活躍する確率は飛躍的にアップします。
なので対戦中に意識することとして、以下の2つが特に大切です。
- どうやって初手ポケモンで相手のポケモンを1体倒すか(もしくは3体に合わせて1.5体分程度のダメージを入れるか)
- どうやって残りの2体をミミッキュ+キノガッサで倒すか
受けポケモンが居る場合
キョジオーンやヘイラッシャ、カバルドン、モロバレルなどの受けポケモンが見えた場合はこの組み合わせで選出。
初手コノヨザルorセグレイブ+サーフゴー+ミミッキュorキノガッサ
コノヨザルかセグレイブかの判断は基本選出と同じ。
ミミッキュかキノガッサかの判断は相手がステルスロックなどを撃ってきそうかと、どっち方が多く相手のポケモンを倒せそうかで判断するイメージです。
ステルスロックを撃ってきそうだったり、キラフロルが居たりする場合などはキノガッサの襷が潰されてしまうので、ミミッキュがオススメ。
コノヨザル選出のこの場合はいのちがけ、セグレイブ選出の場合は目の前の相手を倒せそうな技を選びます。
ここで相手が交換しなければそのまま倒せますし、大抵の場合は受けポケモンに交換してくるでしょう。
相手が受けポケモンを出してきたタイミングで迷わずサーフゴーに交換し、みがわり→わるだくみor攻撃で相手をハメにいきましょう。
きあいのタスキを潰されそうな場合
キラフロルやカバルドンといった、きあいのタスキを確実に潰してくる相手が居る場合の選出はこの通り。
初手コノヨザルorセグレイブorキノガッサ+コノヨザルorセグレイブ+ミミッキュ
このケースの相手にはあまりキノガッサを出したくないですが、コノヨザル+セグレイブ+ミミッキュできつそうな場合のみキノガッサを初手に出します。
それ以外の場合はコノヨザル+セグレイブで荒らして、ミミッキュで処理する基本選出に近い動きで勝ちに行きましょう。
キツそうとは?
選出の基準として、キツそうかという表現を何度か使いました。
ここは経験・知識・環境の理解度が大きく効いてくる部分なので、最初は少し難しいと思います。
まずはタイプ相性で判断してOK!
例えばミミッキュは霊・妖の2タイプ持ちで、この2タイプの技しか使えません。
なので、鋼・悪タイプの相手とはかなり苦しい戦いになりそうですよね。
かげうちが無効化されてしまう無タイプもかなり苦しそう。
キノガッサなら逆にマッハパンチが無効化されてしまう霊タイプが苦しそう。
まずはこういった観点で選んでみましょう。
知識がついてきたら素早さや耐久力、テラスタルあたりも考慮できるとより勝率が上がってくるはず。
例えばセグレイブvsドラパルトになった時、地面テラスタルして氷柱針を撃てば相手のドラゴンアローに耐えつつ、ドラパルトを倒すことができます。
しかし、ドラパルトの持ち物がこだわりハチマキだった場合にはドラゴンアローに耐えられず、倒されてしまいそうですね。
他にもセグレイブvsサーフゴーだと、お互いがお互いの弱点を突くことができますよね。
しかし、セグレイブの方が素早さで勝っているため、セグレイブの方が有利だなと考えられます。
今作はテラスタルもあってタイプ相性を覆すシーンも多いので、やればやるほど考えるのが楽しくなってくるでしょう!
使ってみた友人の声
育成を手伝ってくれた友人たちが使ってみた感想をはこんな感じ。
- 見せポケのヘイラッシャ&初手セグレイブのコンビ最強!
- チョッキセグレイブがシンプルに強い
- 身代わりサーフゴー超えらい
- コノヨザル結構刺さって草
- ヤンキーでわろた
やはりセグレイブがかなり好評で、強力な対面性能で相手を持っていけることが多いのは大きな魅力。
見せポケヘイラッシャで相手に選出させたロトムやウルガモス、サーフゴー等をセグレイブで狩るのが強いですね。
僕自身セグレイブのおかげで勝てたという試合はかなり多いです。
あとはマントサーフゴーはキョジオーンなどに滅法強いのが安心感があったり、交換をほとんど考えないヤンキーでプレイしやすいとの感想もありました(笑)
さいごに
この構築はあくまで使いやすさ重視ですから、できない事や苦手な相手、明確な弱みなどもいくつもあります。
他にも、この技要らないから、この技が欲しいな。
このポケモンの代わりに、このポケモンが入れたいな。
この持ち物を変えたいな。
このテラスタイプより、こっちの方は強そうだな。
使っていればきっと色んな感想が出てくるはず。
そこまでくればもう立派なポケモン対戦勢で、きっとポケモン対戦の楽しさに魅了されているはずです。
アイディアをコメント欄に書き込んで他の方に共有して貰えれば助けになりますし、自身でパーティーを組む叩き台にしてもよし、他の構築を参考にしたり、試したりしてもよし。
あとはこれから長く続くポケモンライフを一緒に楽しんでいきましょう!
コメント
鋼テラスタルこだわりハチマキハッサムのバレパンがきついのですがどう対処してますか?
ハッサムいたらコノヨザル出さないほうがいいですかね?
まず仰る通りハッサム入りの相手がかなり重い構築となっています。
自分が使っていた時で、勝てた試合の処理パターンは以下の3つでした。
・キノガッサのキノコのほうしで寝かせる
・ミミッキュののろい→かげうち→キノガッサを死に出ししてマッハパンチ
・サーフゴーを死に出しして対面処理(シャドーボールの乱数次第)
ハッサムが初手に出てくるパターンがかなり厳しいので、
・初手に来ないことを祈って初手セグレイブを通す
・初手に来る読みで初手キノガッサ→相手の交換読み交換を決める
のどちらかで上の形に持っていって勝ちを狙いに行っていました。
ですのでハッサム入りに対しては初手コノヨザルは投げず、
耐久ポケモン狩り用に2体目に置くか、選出しないかとしていました。
またこの構築をベースにご自身で構築を組まれるのでしたら、
見せポケヘイラッシャをラウドボーンにするなど、この5体では対処が難しい相手用のポケモンにするのが良いかなと思います。