ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 8巻【あらすじと感想・考察】

you-zitsu-2nd08cover ようこそ実力至上主義の教室へ
ようこそ実力至上主義の教室へ

久しぶりの同学年対決前哨戦!

今後の学年末試験に向けた下地をしっかり整える、いろいろと楽しみな一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

スポンサーリンク

※この記事はPRを含みます

よう実2年生編8巻のストーリー

  1. 文化祭終え、2年生は修学旅行で北海道に向かう
  2. 綾小路のグループには櫛田桔梗(堀北)、鬼頭隼人(坂柳)、山村美紀(坂柳)、龍園翔(龍園)、西野武子(龍園)、渡辺紀仁(一之瀬)、網倉麻子(一之瀬)が配属される。
  3. 龍園は綾小路にプライベートポイント8億を目指しつつ、坂柳、綾小路の順で潰していくと宣言。
  4. 龍園と鬼頭は常に険悪な雰囲気ものの、グループ各位の起点もあり比較的穏便にイベントが進む。

修学旅行のルール

  • 各クラスから選ばれた面々で構成された6~8人グループに属する
  • 自由行動と指定された時にはグループ行動が必要
スポンサーリンク

感想

スポンサーリンク

軽井沢のくだりが複雑すぎて

今回もしっかりイチャつきを見せてきた軽井沢と綾小路。

修学旅行中に綾小路からの連絡がなく拗ねているところなんかは、年頃の乙女って感じでしたね。

そんな微笑ましいシーンを見せつけられながらも、脳裏にチラつくのは綾小路のプラン

ここまでの長い時間をかけ、恵にとってオレが完全に精神的な柱になったことは疑いようがなさそうだ。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 8

今巻も冒頭に、自分無しでも軽井沢が自立して成長できる計画を立てているところが垣間見えてしまいましたからね。

今後の展開がなんとなく見えているだけに、ここ数巻でのラブラブっぷりは神視点だと凄い複雑です。

一之瀬がメンタルの限界を迎えたのもあって、この男は一之瀬にも手を出し始めましたしね。

綾小路自身がスケジュールのズレを感じているようなので、別れの季節が思ったより早く来てもおかしくないでしょう。

ぶんちりー
ぶんちりー

怖いもの見たさすぎるぜ

スポンサーリンク

考察

スポンサーリンク

七瀬は本当の味方か月城の部下か

綾小路は天沢についてきた七瀬に対し、行動の矛盾点を指摘していました。

確かに綾小路の指摘はその通りで、外からの来客はホワイトルーム生よりよっぽどリスクが高い相手

文化祭で綾小路の動向を気にかけていないのは、彼女の言い分とは噛み合わないですよね。

本心から綾小路の味方をしている可能性もゼロではないですが、綾小路の指摘があまりにもその通り過ぎるなというところ。

七瀬はオレに対する補助と考えれば一致する。万が一にも八神、天沢のホワイトルーム生に退学させられないようにサポートする役目だ。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 8

月城味方の可能性も強く示唆されていましたし、七瀬が月城によって与えられた綾小路のナイトだという説は十分信ぴょう性があります。

だからこそ月城はボーイスカウトの話をし、左手を差し出したのかもしれませんね。

月城の件もありますから、月城サイドは綾小路を退学させない方針だと見て良さそうですし、七瀬はそのためのボディガードと見て良いでしょう。

綾小路パパが本心から綾小路の退学を望んでいない可能性など、“外”の状況が想定と変わってきたのでここには注視していきたいですね。

ひょっとしたら高度育成高等学校とは別に、綾小路を退学させたい勢力とそれを阻止したい勢力の両方が居る三つ巴の関係かもしれません。

今後の情報が楽しみですね!

スポンサーリンク

龍園の計画と意図

意図が見えないなと思ったのが龍園の計画。

正直に綾小路に対して宣戦布告するのはよく分からないですよね。

もちろん綾小路のシバかれてからの龍園は拳で語り合ったフレンズ状態なので、綾小路を認めているからこその行動なのかもしれません。

この線も十二分にあると思います。

しかし龍園翔という男は、本気で勝ちに行く時は手段を選ばず、勝ちを最優先に考える人間というイメージです。

そんな龍園が、真っ向勝負では敵わないと理解している綾小路相手に、お行儀良く宣戦布告してから戦いを仕掛けるでしょうか?

まずは坂柳

この狙いを不自然なほど強調していますし、不意打ちを狙っているのかな?とも思えますよね。

とはいえ坂柳の性格と望みから考えて、龍園と組んで綾小路を潰しに行くとも考えにくいですし、本当にあっさり坂柳が龍園を下す可能性もありそうですよね。

龍園の今後はどれも可能性が十二分にありすぎて、逆に面白く目が離せません。

いいバランスを見つけつつある櫛田

満場一致特別試験その後の堀北の対応もあって一区切りついた櫛田桔梗。

そんな櫛田の今がよく描かれた一冊でもありました。

堀北や綾小路には本性を見せつつ、他のクラスにはこれまでの八方美人っぷりを継続。

特に綾小路には本性を受け入れて貰えたうえに、その綾小路相手には完全に白旗状態な模様。

シバかれたあとの龍園に少し近い状態かもしれませんね。

そんな櫛田は今巻では綾小路に守ってもらう形になるなど、徐々に堀北クラス(というより綾小路)への好感度を上げているようにも見えました。

八神に関しても少し秘密を共有する形になりましたしね。

堀北とも腐れ縁のような関係になりつつあるように見えますし、この2人相手に本性を見せることでガス抜きもできている模様。

現状は櫛田にとってかなりバランスの良い状態に見えますし、今回の修学旅行のようなイベントではその能力を存分に発揮しているので、本当に有能な戦力であるように見えますね。

堀北クラスの貴重な戦力として化けつつある櫛田は、本当に堀北が望んだような姿になる可能性が見えてきて、少し楽しみが増えたような感じです。

よう実2年生編9巻の発売日

アニメ3期も決定しているようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 9巻の発売日は2023年2月25日です!

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました