探偵はもう、死んでいる。 7巻【あらすじと感想・考察】

tanmoshi07cover探偵はもう、死んでいる。
探偵はもう、死んでいる。

何がどうなっているんだってばよ!?

新章本格始動という事で、多くの謎が一気に襲い掛かってきた、期待感あふれる一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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たんもし7巻のストーリー

  1. シードとの戦いの後に発生した『大災厄』から1年、大学生になった君塚君彦は夏凪渚とシエスタの2人と共に、白銀探偵事務所を営み平和を謳歌していた。
  2. 元《名探偵》だったシエスタと夏凪は連邦政府高官ノエル・ド・ループワイズから《聖還の儀》への出席と《未知の危機》への対処を依頼され、同時に元《情報屋》ブルーノ・ベルモンドの死を防いで欲しいと頼まれる。
  3. 《聖還の儀》に出席するべくフランスに向かった飛行機の中で、君塚は《聖典》の《原典》を元《巫女》ミア・ウィットロックから託される。
  4. 元《発明家》スティーブン・ブルーフィールド、元《名優》フルフェイス、元《革命家》妖華姫らは《未知の危機》を防ぐために《原典》を差し出すよう君塚に要求し、君塚はこれを了承する。
  5. しかし、《聖還の儀》で事件は発生してしまい、BAD END
  6. 君塚は原典の力でこの未来を体験し、《原典》を差し出さない選択を選ぶ。
  7. 《聖還の儀》襲撃は《虚空歴録》を求めたブルーノによるマッチポンプであることを見破り、解決。
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感想・考察

俺月読でも食らったか!?!?

めっちゃ面白かったけどずっと物凄い違和感を感じ続けた。

面白くて読むのは止まらないんだけど、ずっと何かが引っ掛かっている…

そんな一冊でした!

強烈な違和感

というのも、6巻からこの7巻までの間のストーリーが、スッポリ抜けているんですよね。

シエスタはどうして普通に生活しているの?

《怪盗》が起こした事件はどうなったの?

君塚が《魔法少女》に仕えていたってどいうこと?

《調律者》が事実上解散しているって何事?

とにかく5巻・6巻から何段もすっ飛ばして7巻の時間に送り込まれてしまった、逆浦島太郎みたいな状況でした。

ただこれ、どうやらそういう伏線みたいなんですよね。

君塚たちは何故か《特異点》という単語を忘れているように見えますし、《虚空歴録》という単語も初耳のような素振りを見せました。

この点はこれまでのストーリーと矛盾していますよね。

このあまりにも不自然な『跳び』は、恐らく新章のメインギミックとなる重要な仕掛けなんでしょう。

今巻で登場した『原典』の力で君塚は未来を体験し、選択を選び直していましたから、このストーリーもまたそういった夢や幻に近い出来事なのかもしれませんね。

連邦の闇

今巻のラストで、連邦の高官・アイスドールがシャーロット・有坂・アンダーソンに接触し、意味深な言葉を連発していました。

どうやら連邦としても今回のブルーノのマッチポンプは想定内だったようで、連邦への叛逆を決意した以下の元《調律者》たちを炙り出すために利用したようですね。

  • 《情報屋》ブルーノ・ベルモンド
  • 《黒服》
  • 《発明家》スティーブン・ブルーフィールド
  • 《名優》フルフェイス
  • 《革命家》妖華姫
  • 《暗殺者》加瀬風靡

そしてアイスドール曰く、彼らの叛逆は《虚空歴録》の記憶を取り戻したからの可能性があるからだそう。

彼らはみなブルーノ・ベルモンドによって《虚空歴録アカシックレコード》の記憶を取り戻した可能性があります

探偵はもう、死んでいる。 7

これは言い換えれば、他の登場人物たちは全員《虚空歴録》の記憶を失っているという事でしょう。

もちろん君塚やシエスタも記憶を失っているという事。

これには君塚たちも薄々勘付いているようで、《SPES》によって記憶を消されていた時のことを思い返していました。

人の記憶は決して当てにならないということ

探偵はもう、死んでいる。 7

実際にこの作品の中で、記憶を消すアイテムは登場していますから、それを連邦政府が利用していたとしても不思議ではありません。

《虚空歴録》はそれほどまでに隠蔽したいもののようですし、《調律者》のほとんどが叛逆の道を選ぶほどのものですから、連邦政府の立場をひっくり返しかねないものなのも間違いないでしょう。

連邦政府も正義の味方、正義の組織といった単純な組織ではないようですから、隠蔽のために君塚たちの記憶を消している可能性は超濃厚。

深い闇を抱えていそうなこの組織によって、君塚たちは踊らされているのかもしれませんね。

そういう意味では、今巻の君塚たちはまさに踊らされっぱなしだったとも言えるでしょう。

《××》

今巻で何度か登場し、明かされなかった《××》

何故か君塚の耳に届くことはなく、それが一体何を指しているのかは分からずじまいでした。

「そのためにあるんでしょー《××》が」

シエスタがなにかを言った。

間違いない、口は動いていたのだから。

だが上手く聞き取れない。

探偵はもう、死んでいる。 7

ストレートに考えれば、会話の流れからしても《××》とは《特異点》の事でしょう。

何のことなのかは分かっていませんが、君塚君彦という人物が持つ特別な力で、君塚の巻き込まれ体質の原因にもなっている力の模様。

この力があったからこそ君塚は《名探偵》ダニー・ブライアントやシエスタに出会えたと言っても過言ではありません。

多分ですが、今回登場した《原典》を扱えるのも、この力が関係しているのでしょうね。

では何故この単語を認識できなくなっているのか?

恐らくこれは、連邦によって《虚空歴録》にまつわる記憶を消されているからでしょう。

どういった関係があるのかは謎ですが、《特異点》と《虚空歴録》に何らかの繋がりがあるとしたら、《特異点》についての記憶を消されているのも自然ですからね。

とはいえシエスタは無意識のようでしたが、この単語を口にすることができたわけですから、シエスタが何かを思い出す可能性はかなり高そうにも見えます。

色々と謎が多い、新章の下地を敷くような一冊でしたが、次巻はここら辺の点と点が繋がってくれそうで楽しみですね!

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たんもし8巻の発売日

そんな探偵はもう、死んでいる。 8巻の発売日は未定です!

アニメ2期も決まっていますし、ドンドン盛り上がって行ってくれると嬉しいですね!

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