ソードアート・オンライン 27巻【あらすじと感想・考察】

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アリスとセリカの再会!

あまりにもエモい展開から、アンダーワールド側は怒涛の展開で今後の展開が楽しみな一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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SAO27巻のストーリー

今巻も前巻同様、アンダーワールドユナイタル・リングの2か所でそれぞれ物語が展開されていたので、各世界のストーリーに分けて整理していきましょう。

アンダーワールド

  1. セリカ、ロニエ、ティーゼの石化凍結術を解除し、キリトとアリスは彼女らとの再会を果たす。
  2. キリト、アスナはタイムリミットによりログアウトするも、アリスは神代凛子の気遣いもあってアンダーワールドに残る
  3. ファナティオを始めとした一部の整合騎士団もコールドスリープの道を選び、彼女らの凍結解除はアリスとセリカ、ロニエ、ティーゼに委ねるとの伝言がエアリーから伝えられる。
  4. アグマール・ウェスダラス六世を名乗る人物が自身こそ人界の統一者に相応しいとしてセントラル・カテドラルを襲撃
  5. アリスが迎撃になるも苦しい戦況となり、キリトがログインし駆け付けて次巻へつづく…
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ユナイタル・リング

  1. ユナイタル・リング第2階層に到達したALO組(シノン、シリカ、リズベット、クライン、エギル)は、攻略を進める。
  2. ラスナリオの存在を知った多くのALOプレイヤーがラスナリオへと移住。
  3. 攻略を進めるメンバーは、第2階層に通じる道でゴーレム【Statue of Aur-Dah】との戦闘になり、キリトとアスナ、ユイが合流。
  4. 第2階層到達後、ユイがアポカリプティック・デート組(通称:アポデ組)のプレイヤーに攫われるも、キリトとアスナが撃退・奪還
  5. アポデ組はダークエルフに攻略を遮られていることが明かされ、そのダークエルフの種族名がリュースラである事が判明。
  6. キリトたちはアポデ組に協力し、リュースラとの対話を試みる事を選んだ。
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感想

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エオラインが!!!気になりすぎるよ!!!

いきなり内容に直接関係なくて申し訳ないですが、もうエオラインが気になりすぎて気になりすぎて。

今巻で彼の素顔とユージオとの繋がりが明かされていくとのことでしたが、やはり情報量の多いアンダーワールドやアリスとセリカの再会も捨てがたい!

このため、エオラインの話は次巻へ持ち越しに。

感動の再会が見れたのも嬉しかったですが、もうユージオとの繋がりが気になりすぎて、最高に焦らされています。

また次巻に楽しみが持ち越されたな!という感じですね。

そんな今巻の目玉は、やはりアリスとセリカでした。

アンダーワールド側から見れば、長い長い時を経て再会を果たしたこの二人。

姉と妹でありながら年齢は逆転し、不器用ながらも再会を慈しむ二人の姿はこれまでSAOを読んできた人間としてはじんわり来るものがありましたね。

アリスはセリカの前では違った一面を見せてくれますが、今回もアリスなりの葛藤や感情を抱えながらも、めいっぱいの愛情を持ってセリカに接していました。

この二人の姿が見れただけでも、良い一冊だったなあと言いたくなりましたね。

セントラル・カテドラル襲撃時も整合騎士団として名乗りをあげ、勇ましい姿が見れて良かったですね。

やはりアンダーワールドでは、アリスは間違いなく主人公の一人と言えるでしょう。

もう一方のユナイタル・リングに関しては、まだまだ準備を重ねていっている段階といったところ。

他ゲープレイヤーとの接触やリュースラの存在など、気になる点はいろいろ出てきていますが、今しばらくはアンダーワールドが盛り上がりポイントになりそうですね。

ただ、アンダーワールドとの繋がりがドンドン気になってきているので、蒔きに蒔いた種が花開く瞬間が楽しみです!

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考察

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リュースラの存在とアンダーワールドとの繋がり

じっくりと進むユナイタルリングの方で、僕たち読者をアッと驚かせたのがダークエルフ・リュースラの登場。

完全にキリトと同じ反応をしてしまいましたね。

リュースラはアインクラッドを1層から描くSAOPに登場するダークエルフエルフで、キズメルというNPCが度々登場しています。

SAOPのメインキャラクターの1人と言っても過言ではないでしょう。

驚きなのは、そのリュースラがURに登場したということ。

これまで円形の構造などからUWに近いというのは感じていましたが、ここに来てまさかのSAOとの繋がりができました。

これは予想外でしたね。

エネミーでSAOのフロアボスに近いものはいましたが、まさかNPCまでもとは…

ただ、このリュースラの存在も、やはりUWに近いと言えるポイントかもしれません。

リュースラとUWがどう繋がるのか?

これについて考えていきます。

そもそもUWは、SAOをベースに作られている世界です。

アリシゼーション編でキリトがSAOのソードスキルを使用していたり、カーディナルが居たりする点が印象的ですよね。

この点においては、SAOの要素が後付けされたALOよりもSAOに近いと言えるかもしれません。

そんな世界であるUWに近ければSAOにも近いという事が言えるでしょう。

ではなぜリュースラなどのアインクラッドにいた種族がいないのか?

この理由はおそらく、アリシゼーション計画によるものでしょう。

ALICEを生み出す上で、人界側はラースのスタッフが親となり人を育て、人以外のフラクライトを持つNPCは暗黒界側に配置されました。

つまり、この世界には人族と、分かりやすい人族の敵が、ラースによって人為的に配置されているわけです。

こういった背景があるので、NPCに関してはSAOのエンジンが深く入り込んで居なくても自然ですよね。

つまりNPCという要素は、一見するとURとUWを繋げるようには見えないものですが、根幹にSAOがあるという点でしっかり繋がっているものなのです。

恐らくこの点にはキリトやアスナもまだ思い当たっていないはずですが、UWと往復している事もあって違和感は感じているようなので、どこかでハッと気づくかもしれませんね。

とはいえUW側での負荷が大きいので、なかなかそこまで考える余裕はなさそうですが。

ティーゼですら見間違えるエオライン

ユージオと瓜二つなエオライン・ハーレンツ。

キリトも見間違えていましたが、キリトの次にユージオと接していた時間が長く、深い繋がりを持っているティーゼも見間違えていました

やはりエオラインは髪型といった外見だけでなく、フラクライトレベルでユージオに近いところがあるのでしょう。

風貌ではなく、存在そのものがユージオに近いという事ですからね。

しかし、ユージオ本人ではないのも間違いなさそうなので、ユージオと魂の繋がりがある人物。

こういった立ち位置になるかと思います。

一番ありそうなのは転生したユージオという展開ですが、そもそもUWに転生というものはあるのでしょうか?

ましてや、ユージオは子孫を残して居ないので、血の繋がりという線も考えにくいです。

ここで考えられるとすれば、青薔薇の剣を通じてユージオのフラクライトがアンダーワールドに刻み込まれた可能性かなと思います。

ユージオはアドミニストレータ戦の最中に、青薔薇の剣と一体化してキリトを助け、命を落としました。

ここで注目したいのは、一時的にせよNPCからアイテムというオブジェクトになったこと。

これによって何らかの痕跡がUWのシステムに残ったとは考えられないでしょうか?

完全に僕の憶測になってしまいますが、エオラインについては次巻から情報が増えていくそうなのでここは待ちですね!

ただ、やはりエオラインは他人の空似ではない説はティーゼの反応でより強固となったので、ここからの展開が楽しみです。

SAO28巻の発売日

ティーゼの反応の続きが気になるソードアート・オンライン 28巻の発売日は未定です!

映画『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』公開があったり、リュースラが本編に登場したりとプロレッシブがかなりアツい状況でもあるので、間にSAOPが挟まる可能性も高そうですね。

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