ダイヤのA act II 29巻【あらすじと感想・考察】

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ダイヤのA

待ち焦がれた青道vs稲実、開戦!

選手たちの稲実戦にかける思いや、いよいよ始まった決勝戦の雰囲気を味わえる一冊となっていました!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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ダイヤのA Act II 29巻のストーリー

  1. 市大三高を下し決勝・稲城実業戦を控える青道高校一同の決戦前夜が描かれ、試合にかける思いを持ちながらも御幸一也のプロ発言を聞いてしまった沢村栄純は不安定な状態に。
  2. 決勝当日。青道vs稲実は以下のオーダーで先攻・青道、後攻・稲実となる。

青道高校:

  1. 倉持洋一(遊)
  2. 小湊春市(二)
  3. 白州健二郎(右)
  4. 御幸一也(捕)
  5. 前園健太(一)
  6. 降谷暁(投)
  7. 東条秀明(中)
  8. 金丸信二(三)
  9. 麻生尊(左)

稲城実業:

  1. 神谷カルロス俊樹(中)
  2. 白河勝之(遊)
  3. 早乙女慎一郎(右)
  4. 山岡陸(一)
  5. 成宮鳴(投)
  6. 多田野樹(捕)
  7. 矢部浩二(三)
  8. 神宮寺司(左)
  9. 江崎卓(二)
  1. 倉持が出塁し、成宮鳴の新球・カットボールに苦戦しながらも2死3塁となった青道。4番・御幸の打球は成宮のグローブに…次巻へ続く。
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感想

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待ち焦がれた青道vs稲実!!!

もうこれに尽きますね。

昨年夏の決勝以降、一度も対戦が実現しなかった稲実とのリベンジマッチ

選手達同様、僕たち読者もあの試合は忘れられない一戦で、かける思いも大きいです。

今でも純さんの頭上を打球が通り越していくあのシーンは鮮明に思い出せますからね…

そんな稲実戦に向けた選手たちの意気込みや先輩たちからのエールなど、気持ちを昂らせてくれるエンジン始動の一冊でした!

決勝前夜の稲実

青道の方はこれまでたっぷり描かれてきましたが、今巻では珍しく稲実の”日常”が描かれました

決勝戦前夜に灯りを消したグラウンドで盃をかわす国友広重監督と林田正義部長。

そこに成宮、神谷、白河、山岡、矢部の3年生5人が乱入。

神谷が上裸でボンゴを持ってきたのは笑いましたね(笑)

ぶんちりー
ぶんちりー

服を着ろカルロスでわろた

成宮が集めた実力者たちが入学してから2年連続で夏の甲子園に出場してきた王者・稲実。

このチームの中心はやはりこの5名で、青道とは少し違った選手と監督・部長がより対等?近い?関係を構築しているのが垣間見えましたね。

両監督ともに選手から物凄く信頼されてはいますが、その関係の形はチームごとというのがよく分かるワンシーンでした。

久々の円陣

久しぶりの円陣!!やっぱりアツいですね!

俺たちが王者だ

誰より汗を流したのは 青道!!

誰より涙を流したのは 青道!!

戦う準備はできているか!?

我が校の誇りを胸に 狙うは全国制覇

いくぞ!

ダイヤのA act II 29

初めてマンガで読んだ時も、アニメで見た時も痺れたこの円陣。

ただ同時に選手たちも、僕たち読者も昨年夏の決勝・稲実戦での敗戦は忘れられず、王者と言えば稲実という印象がありました。

実際に秋大会決勝では、俺たちは挑戦者だと御幸も言いましたしね。

だからこそ王座奪還を目指す一年越しのリベンジマッチ前に、この伝統の円陣が見られたのは長年追ってきた読者としてはアツすぎて盛り上がらざるを得ない展開でした!

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考察

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稲実の2年生で3番・早乙女慎一郎

王者・稲実のクリーンナップに食い込んでいたのはまさかの2年生!

ライトを守る左バッターの早乙女慎一郎でした。

カルロス、白河という非常に嫌な1・2番の後であり、好調の4番・山岡の前を任される早乙女。

どのような選手かはほぼノーデータですが、左バッターであることに加え、打順の位置から考えてもこの試合のキーマンになり得る選手ですね。

彼を簡単に抑えられるか、それとも苦しめられるかで青道投手陣のピッチングの楽さは大きく変わってくるでしょう。

まずは1回裏の先発・降谷との対決が要注目ですね。

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降谷は力みをコントロールできるのか?

先発を任されたのは準決勝・市大三高戦で完投した現エース・沢村ではなく元エースの降谷。

センバツ以降ずっと降谷につきまとってきた問題は『力み』による不安定さ。

落合コーチはそれを見抜いているのか、投球練習で降谷に対して厳しいエールを送っていました。

決めに行くときこそ力を抜け

力みをコントロールできてこそ超一流

ダイヤのA act II 29

降谷の縦スライダーや沢村のチェンジアップの件といい、落合コーチは投手の扱いが非常に上手ですよね。

降谷はセンバツでも無双できるほどのポテンシャルを持った投手ですから、落合コーチの言う通り力みをコントロールすることができれば稲実打線を0に抑えることも夢じゃありません

降谷が崩れるか否か。

降谷が踏ん張れるか否か。

成宮が崩れるイメージが全くわかない以上、ここは稲実戦の展開で最も重要なポイントの一つになりますね。

続々と決まる甲子園出場校

ファーストシーズンとは違い『全国』が視野に入っているact II。

今巻では他の地区の結果なども描かれていて、これまで登場してきた強敵の状況がニュース越しに伝わってきました。

  • 徳島代表:好永高校
  • 群馬代表:白龍高校
  • 山梨代表:山守高校
  • 南北海道代表:巨摩大藤巻高校
  • 東東京代表:鵜久森高校vs帝東高校の勝者

特に白龍は機動力野球ということで再戦を見てみたいですし、ラスボス感漂う巨摩大藤巻も気になることろ。

少し気が早いですがこの”先”の夏でどんな相手と戦い、ダイヤのAのスタートでもある沢村と御幸の関係が最期はどんな風になるのかが非常に楽しみですね。

ダイヤのA act II 30巻の発売日

続きが気になる青道vs稲実が描かれるダイヤのA act II 30巻の発売日は2022年3月17日です!

順調なペースで刊行されているので、春ごろまでには読めそうな気がしますね!

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