いよいよ近づく沙vs美琴!
※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!
超電磁砲20巻のストーリー
- 白井黒子が常盤台中学に入学する裏で、常盤台中学に関係する人物や企業を狙った能力者による事件が次々と発生。
- 御坂美琴や食蜂操祈といったレベル5を含めた常盤台生が監視下に置かれるなか、黒子は黒幕の存在を明らかにしていく。
感想
風紀委員・白井黒子の”らしさ”が光る活躍
特に印象的だったのは、黒子の”らしい”活躍でしたね!
事件調査における冷静な分析力はもちろんのこと、得意の空間移動能力を駆使した格闘戦は、まさに彼女の真骨頂。
持ち前の正義感が原動力となり、困難な状況に立ち向かっていたのは流石。
今の時間軸だと、普段は美琴を追いかけ回すコミカルな一面が目立ちがちですが、風紀委員としての責任感と、事件解決への熱意は本物。
今回の事件でも、彼女が果たした役割は非常に大きく、改めて白井黒子の重要性を認識させられました。
特に美琴を大きく動かす結果になるでしょうから、今回の主役だったと言ってよいでしょう。
学園都市の秩序を守るという使命感、そして仲間を思う気持ちが彼女を突き動かし、次々と襲い来る困難に立ち向かう姿は、まさにシリーズの初期から変わらない「超電磁砲」の魅力そのものでしたね!
テレポートと格闘戦のコンビネーションが多彩で、黒子の戦闘は泥臭いながらも映えるなあと再認識しました。
考察
不干渉を貫けず、事件に巻き込まれる食蜂操祈
みさきちはこれまで、特定の事件に直接手を出すことを避ける不干渉のスタンスを取ってきました。
しかし、この20巻では、彼女自身が大きな不利益を被ったことで、ついに事件の渦中へと深く巻き込まれていくことになります。
心理掌握がコピーされたとあっては、彼女も黙ってはいられないでしょうからね。
まだドリーの問題が解決されていないこの時間軸では、彼女の都合としてもそうですし、プライド面でもそうでしょう。
美琴との協力関係は結ばれないでしょうが、裏から補助するのか、はたまた並行して沙にダメージを与えるのか。
今回で溜まった鬱憤を晴らすように、活躍してくれることを楽しみにしたいですね。
沙の”便利すぎる”能力とその限界
残留品さえあれば、レベル5の能力すら再現可能なことが判明した沙の能力。
残留品が消耗品である点を除けば、今のところ弱点らしい弱点が見られないほどです。
いやこれ、戦闘力だけで言ったらレベル5を上回るのでは?と思うほどのぶっ壊れ能力。
一方で、「とある」シリーズでは、どんなに強力な能力にも必ず何らかの制約や弱点が存在し、それが物語の重要な要素となってきました。
沙の能力も例外ではないはずです。
今のところ制約や弱点が少なく見えるので、今後美琴がどうやって切り崩して、沙の限界を暴くのかが楽しみですね。
超電磁砲21巻の発売日
続きが楽しみなとある科学の超電磁砲 21巻の発売日は未定です!
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