とある科学の超電磁砲 18巻【あらすじと感想・考察】

toaru-railgun18cover とある科学の超電磁砲
とある科学の超電磁砲

圧倒的能力者バトル!

これが読みたかったんだ!と言いたくなるような禁書・超電磁砲の大好物である能力者vs能力者、能力者vs兵器がたっぷり楽しめる、素晴らしい一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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超電磁砲18巻のストーリー

  1. 支倉派閥・安賭蜴吹禾の襲撃を受けた水鏡派閥トップ・水鏡凪沙は、自身の能力『脂肪操作オイルディレクション』をフル活用し勝利。
  2. 超能力者認定された御坂美琴は1vs4の構図になってしまった派閥抗争に介入し、戦闘になるも最後は超電磁砲で全員を救出し格の違いを見せつける。
  3. 支倉派閥トップ・支倉冷理は美琴・食蜂操祈の両レベル5に接触し、派閥抗争の裏で暗躍していたモンゴルフィエ社を炙り出す
  4. モンゴルフィエ社に常盤台の三大派閥が突入し、常盤台側が交戦に勝利
  5. モンゴルフィエ社をスケープゴートにしてたアンティキラ社を支倉が特定し、支倉と美琴が勝利するも、逃走した技術者は沙淡扇に始末され…次巻へつづく
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感想

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派閥抗争からまさかの外部企業に到達!

いや~この展開は面白すぎました。

超電磁砲の十八番である能力者vs能力者の展開を広げ、能力者vs能力を再現した兵器を派閥vs企業の規模で見せてくれたのはまさに最高。

レベル5の力を見せつけた美琴や圧倒的汎用性の高さと可能性を感じさせてくれた支倉、オイルコントロールの真髄を見せてくれた水鏡など色んな能力の活躍が見れて非常に面白かったですね。

そして何よりも、滅茶苦茶”とある魔術の禁書目録外伝”してくれるの本当に神。

禁書で出てきた要素をストーリーに組み込み、読んでいるとあるファンをアッと驚かせてくれるのは本当に天才の所業。

超電磁砲は単体でも面白いのはもちろん、禁書を読んでいると更に面白くなるのが素晴らしいなと改めて感じました。

スピンオフとしての魅力純粋な作品としての魅力

これを両立している超電磁砲はやはり神作品だと再認識しました。

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1年前の美琴とみさきち

1年生編で新鮮なのはやっぱり1年前の超電磁砲キャラ達

特に美琴とみさきちは目に見えて今と違いますよね。

まず美琴。

まだ『絶対能力進化計画』と『量産型能力者計画』を知る前だからか、とにかく無邪気なところが目立ちます。

表情が少し幼く無邪気で、今の美琴以上にやんちゃなお嬢さんというイメージがピッタリの雰囲気ですね。

表情などでここまで描き分けられる冬川先生には脱帽です。

そしてみさきち。

この娘はもっと顕著で、上条さんと出会った新約11巻同様今では考えられない体型。(17巻でも同じこと言ったけどw)

ホントこの娘はたった1年でどんだけナイスバディに成長してるんだ…(笑)

まだ食蜂派閥を築き上げる前という事もあり、かなり大人しく過ごしているのも印象的でしたね。

支倉に手玉に取られているところも未熟さを感じられて時の流れを感じました。

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考察

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Equ.DarkMatterのオリジン

今巻で登場した企業『アンティキラ社』と『モンゴルフィエ社』はどうやらEqu.DarkMatterのプロトタイプと呼べるような兵器を試作していた模様。

Equ.DarkMatterは旧約22巻で登場した学園都市第2位・未元物質を模した兵器。

振り返ればこのEqu.DarkMatterが禁書で初めて実戦投入された能力を模した兵器であり、これが後のファイブオーバーなどに繋がった可能性などを考えると原点のような技術です。

(厳密にはこの2つは原理が違うけども…)

要は学園都市にとって、かなり大きな技術のターニングポイントという事ですね。

そんな技術を開発する先駆者的な企業が登場した今巻。

どうやら未元物質を再現するために、その他の能力者の能力を再現してより良い条件を模索していた模様。

その過程で常盤台の能力者たちの能力を再現し、実際に兵器として運用している姿が今巻で見られました。

そんな企業である『アンティキラ社』は裏で沙に操られていることが判明したので、彼女がどのようにこの技術を他の組織に流し、Equ.DarkMatterの礎になっていったのかは今後も要注目ポイントですね。

禁書・超電磁砲時代の沙派閥

現時点での最大派閥である沙派閥は、何故か禁書・超電磁砲時代(現代)には全く存在感がありません。

現代の最大派閥と言えば圧倒的に食蜂派閥ですからね。

前巻でもこれは気になっていたポイントでした。

そんな中今巻のラストで、沙の暗躍が描写されました。

恐らく今回の派閥抗争・企業の暗躍は全て沙が食蜂操祈のリモコンを利用し、自身の能力『読心能力』と読み取った情報のプリントアウトを用いて、疑似的に『心理掌握』を使用して引き起こした模様。

現時点では黒幕で、主犯も主犯といった風にしか見えない状況です。

現代で沙派閥が全く存在感がない事を踏まえると、恐らく沙派閥は既に解体済みで、1年生編の黒幕&ボスは沙なのかなという風に思えてきましたね。

次巻の展開が楽しみです!

超電磁砲19巻の発売日

続きがきになるとある科学の超電磁砲 19巻の発売日は2024年3月27日です!

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