魔王学院の不適合者 14〈上〉巻【あらすじと感想・考察】

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魔王学院の不適合者

アニメも素晴らしいクオリティで嬉しい魔王学院の最新巻!

前巻から続く聖剣世界関連のストーリーから発展し、魔弾世界にスポットが当たった新章開幕です!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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魔王学院14上巻のストーリー

  1. 亡くなったハイフォリアの前聖王・オルドフが残した遺言から、魔弾世界エレネシアが禁じられた魔法《銀滅魔法》を所持していることが判明する。
  2. 学院同盟パブロヘダラでの対話を拒否した魔弾世界に対し、アノス=ヴォルディゴートは自身の魔弾世界潜入に加え、配下に銀滅魔法の対抗手段を持つ吟遊世界ウィスプウェンズとの交渉を指示する。
  3. 一方、聖王となる約束を交わしたレイ=グランズドリィはバルツァロンドの助けを借り、現聖王・レブラハルトが霊神人剣エヴァンスマナを使えなくなっていることを暴く。
  4. 吟遊世界ウィスプウェンズではエールドメード、ファンユニオンの面々が奔走し、新たな宗主・リンウェルとシータの誕生を見届ける。
  5. 魔弾世界に潜入したアノス、サーシャ、ミーシャ、イージェズはパブロヘダラから脱走したコーストリア=アーツェノンに出会い、それぞれの目的で捜査を続ける。
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感想

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深い友情という愛、イイ…!

各章で様々な愛がテーマになる魔王学院ですが、今回は吟遊世界ウィスプウェンズの吟遊神選を通じて、二人の詩人の深い友情が描かれていました。

複数の世界で話は動いていましたが、今回は吟遊世界が一番のメインディッシュだったと言えるでしょう。

種族の違いから一緒に歌うことを諦めた2人が、世界の宗主を決める場で共に歌い、理を曲げて2人の宗主が誕生する。

綺麗なハッピーエンドでじんわりと来ましたね。

わたしがついたひどい嘘。それでも、あの歌を守りたかった。

彼女がくれた優しい嘘。それでも、あの歌に迫りたかった。

魔王学院の不適合者 14〈上〉

この2人は今巻初登場で、ボリューム的にも2/3冊くらいの出番でしたが、過去の関係から背負ったものの違いまで、メッチャ尊い関係で最高でしたね。

だいぶ涙脆くなっている筆者にはクリティカルヒットな尊さでした。

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早速動いた聖王関連

転生世界ミリティア世界の住人なのに、レイはどうやって聖剣世界の王になるのか?

これは前巻の考察でも、考えていた気になるポイント。

ある程度は予想通りに、現聖王レブラハルトの株が下がる方向で話が進みましたね。

エヴァンスマナが欠けた真実を隠そうとして部下を手にかけ、気づけばエヴァンスマナを扱えなくなってしまったレブラハルト。

彼自身、この事実を見抜き、自分を聖王の座から引きずり降ろしてくれる者の登場を待っていた模様。

そして聖王に立候補するために、レイ自身は聖剣世界ハイフォリアの住人として籍まで移しました。

ハイフォリアの住人となり、エヴァンスマナを扱え、レブラハルトの一件を見抜いた。

あとは民が納得する一押しがあればレイは他の狩猟貴族を抑え、聖王になれそうな雰囲気が出てきました。

あと一押しが何になるのか、下巻も要注目ですね。

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いつもの無茶振りパパ

丁度今シーズンは魔王学院のアニメ2期が再会し、アハルトヘルン/アヴォス・ディルヘヴィア編が放映中。

アニメのキーキャラクターであり、アニメでもしっかり泣かせてくれたシンは、原作ではレイに色々無茶振りをする親バカパパ状態。

今回も相変わらず期待が大きすぎるが故の無茶振りをしていて笑いました。

「まして、そのような輩に娘をやるわけにはいきませんからね。災淵世界と聖剣世界のわだかまりも解けぬ男に、家庭を守れるとは到底」

魔王学院の不適合者 14〈上〉
ぶんちりー
ぶんちりー

家庭を守るの、世界を2つ守るより難易度高い想定で草

アニメで悲愛を見させられた直後にこれを読んで、幸せそうにパパライフを満喫していて癒されました。

「これ以上に深刻な話などありません」

ぴしゃり、とシンは断言する。

娘の嫁ぎ先に比べれば、聖剣世界の王位継承など些末なことだと言わんばかりであった。

魔王学院の不適合者 14〈上〉
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考察

第六エレネシアの謎

今回アノスたちが降り立った第六エレネシアは、アノスも不審に感じている点が1つありました。

それが、老人ばかりを第六エレネシアに集めているという点。

オマケに第六エレネシアが多世界との港口として機能しているので、防衛力の観点からも老人ばかりなのは不可解ですよね。

ただ、個人的にこれは魔弾世界の政略なのかなと感じています。

第六エレネシアは元々は古書世界ゼオルムという世界で、魔弾世界が侵略した世界でした。

もちろんそこに住まう種族も魔弾世界の魔軍族ではなく、元から居た文人族。

ただ、魔弾世界となった影響で、文人族の間に生まれる子供も魔軍族として生まれるようになっていました。

つまり、老人を集めるということは、文人族を集めていることとイコールになります。

若者は第六エレネシアとなってから生まれた子供たちなので、種族としては魔軍族。

種族”だけ”で見れば、若者たちは第一エレネシアに住む魔軍族と同族で、反乱の心配もないということなのでしょう。

反乱したところで、自分の世界を滅ぼすだけになってしまいますからね。

一方で、老人たちは別種族なので、今回登場したレジスタンスのように一矢報いようと反乱を画策する可能性は十分にあり得ます。

こういった背景から別種族、第六エレネシアであれば文人族を1か所に集め、反乱を起こされても大きな被害を被らないようにしたのではないでしょうか。

1か所に集めれば監視も容易ですし、基本的には魔弾世界の中枢である第一エレネシアまで被害が及ぶ事はないですからね。

効率良く多世界を支配する方法として魔弾世界が取っている政策が、老人ばかりを第六エレネシアに集めるといった不可解な現象に繋がっているように思えます。

魔王学院14下巻の発売日

魔王学院の不適合者 14〈下〉巻の発売日は未定です!

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