風の噂でFF14はモニターのリフレッシュレートが高い方が有利って聞いたけどホント?
MMORPGのはずなのにナンデ?
お答えしますと、ホントです!
というわけで、今回はFPS値が高い方が有利なワケについてご紹介していきます!
はじめに
MMORPGの覇権を突っ走っているファイナルファンタジー14。
そんなFF14では戦闘コンテンツは目玉コンテンツの1つで、直近では最難関レイド『絶』シリーズの最新作・絶オメガ検証戦が実装されて大いに賑わいました。
パンデモニウム煉獄編やオメガの盛り上がり方や募集などを見ていると本当に新規プレイヤー、そして新規レイド勢が増えたなと感じています。
そこで、今回はそんなレイド勢ならしておきたい設定紹介シリーズ。
これまでもACTや録画環境、オススメデバイスなどの紹介をしてきました。
今回はスキル入力のレスポンスを考慮してスキル回しを構築する場合に大切な、GCDとFPSの関係性についてです!
- GCD(Global Cool Down):WSや魔法を使う度に生じるクールダウンの事。例えば、SS0の白魔道士が使うグレアは、次のグレアまで2.50秒クールダウンがある。
- FPS(Frame Per Second):モニターなどに対して使われる指標。1秒間に何フレーム表示できるかというもの。60Hzが一般的で、ゲーマー御用達は144Hz。
意外とこれ知らない人が多くて、新しく詰め・TAを始めた人が固定に入って初めて知るケースが多かったりするので必見です。
FPSとGCDはどう関係しているのか?
サラっと考えると、サーバー上で管理されているWSからWSまでの間隔であるGCDと、モニターの描画スピードであるFPSには何の関係もなさそうな気がします。
しかしながら、このゲームはスキルの実行がフレーム単位で行われているため、全く同じタイミングでボタンを押したとしても、ゲームのFPSによって実行タイミングにズレが生じます。
WSをマクロ化しちゃダメ!というのはFF14プレイヤーのほとんどが聞いたことがあると思いますが、凄く細かく見るとこれが通常のプレイにも当てはまるという事ですね。
これを分かりやすく動画で示してくれた方がいらっしゃるので、最後まで見るとよく分かると思います。
色々と書きましたが、要はFPSが高いほど、全く同じ装備でもGCDが回る速度が上がって有利ということです。
FPS値は実際どの程度影響するのか?
FPSが高いほど有利なのは分かったが、どの程度有利なのか?
気になるのはここですよね。
先に結論だけ述べますと、詰めやTAで世界一位を取りたい!というレベルでもない限り無視してOKな差です。
FPS30だろうが、視認性に問題がなければ初週零式やパッチ内絶など、このゲームで最も難しいとされているコンテンツを問題なくクリアできるようになっています。
では、具体的なお話。
私は一般的にキャスター・レンジロールでプレイするため、GCDは2.47~2.50でプレイすることが多いです。
この場合は、一般的にFPS60とより高FPSな環境(120Hz・144Hz)では、GCDの平均値が0.005秒ほど異なります。
0.005秒なら誤差じゃん
こう思う方も多いかもしれませんが、意外と馬鹿にならない差だったりします。
その0.005秒でシナジーバースト(ぶんどるやエンボルデン等のバフ)に入れられるWSが1発増えたり、ボスが消える直前にWSをもう1発入れられたりする可能性があるんですよね。
それにこの0.005秒の差は、10分間のWSスキル数にすると約0.5WSになります。
つまり10分後には、GCDの回り方が半GCD分ズレることになるわけです。
プレイ環境1つでこの差が出るので、ランキング上位を目指すなら気にするポイントと言えるでしょう。
特に気にしたいジョブは?
FPSとGCDの関係の都合上、GCDが速いジョブ(SSを沢山積んだり、ジョブ特性でGCDが早まったり)は特に気にしたい事が多いです。
迅雷持ちのモンクや風遁持ちの忍者、士風持ちの侍などですね。
またこれらのジョブは全てメレーロールなので、ギミックの都合上殴って離れてといったシーンもあります。
先ほどのボスが消える直前にもう1発殴れるかもしれない…という話と同じで、FPSが高ければ離れる前にもう1発殴れる可能性も出てきます。
以上の事から、メレーロール(特にモンク・忍者・侍)を極めたい方はPCやモニターに気をつかいたいですね!
オススメモニター
ここまでFPSを上げると有利になるよ!というお話をしたので、最後に筆者オススメの高FPSモニターをご紹介。
筆者自身が使っているモニターから、レイドトップ層のフレンドたちが愛用しているモニターまで幅広く紹介していきます。
144Hz↑ゲーミングモニター
筆者愛用のモニターはWQHD&144Hz対応のAcer VG271USbmiipx
その他にはVALORANTプロプレイヤー御用達のBenQ XL2411KやBenQ XL2546K、2万円台とコスパ抜群のAOC G2490VX/11などが人気ですね。
最近はヴァロにハマっているフレンドが多いこともあって、BenQ XL2411Kが圧倒的に人気なイメージ。
144Hz↑ウルトラワイドモニター
詳しくは上の記事で紹介していますが、人気なのはLG 34GL750-BやMSI Optix MAG301RF、MSI Optix MAG342CQRなど。
最近はDELL S3422DWGも結構人気なイメージです。
オマケ:黄金のレガシーで搭載予定のアップスケーリングについて
先日のPLLで、パッチ7.X:黄金のレガシーからFF14がAMD FSR 1.0とNVIDIA DLSS 2.0に対応することが発表されました。
これらはアップスケーリングと呼ばれる技術で、最新のゲームに搭載され始めている優れもの。
この技術はAIの学習を用いて、低解像度の画像から高解像度の画像を出力する、スペック不足のPCにとっては神のようなものです。
要するにどういうことやねん!!
要するに、スペック不足でもFPSがあがるよ!ということです。
YouTubeでCyberpunk 2077 DLSSやRed Dead Redemption DLSSで検索すると出てきますが、見た目が大きく変わらないのにFPSが大幅に改善されます。
筆者もCyberpunkでFPSが70→120くらいに改善された
FF14にもこの技術が導入されるので、朗報オブ朗報ですね。
ちなみにアップスケーリング技術はNVIDIAの方が大幅に進んでおり、一般的にAMDのFSRよりNVIDIAのDLSSの方が優秀と言われています。
しかし、DLSSはNVIDIAのグラフィックボードで、型番がRTXから始まるものでないと使用できません。
超コスパグラボとして長年使われいたGTX 1080 Tiなどをお使いの方や、GTXシリーズで頑張っていた方はこの機にRTXシリーズに買い替えてみてはいかがでしょうか?
GeForce RTX 4060シリーズあたりは買いやすいですし、コスパという面ではRTX 4070 Tiは当分使えそうな優れものです!
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