ゲーミングデバイスと言えばRazerと言えるくらい超有名なRazer。
そんなRazerが販売しているゲーミングキーボードの『Razer BlackWidow V3』を購入しました!
Razer製品の中では昔からある信頼できるシリーズで、旧世代を愛用している本製品を実際に使用してみたレビューを紹介していきます!
Razerファミリーにおいでよ
商品概要
Razer BlackWidow V3 TKL JP Classic Edition – Green Switch
大手ゲーミングブランドのRazerが販売しているゲーミングキーボードで、愛用している人が非常に多いBlackWidowシリーズの第三世代。
- ブランド:Razer
- シリーズ:BlackWidow
- 世代:V3
- バージョン:テンキーレス、日本語配列
- エディション:Classic Edition
- 軸:緑軸(Green Switch)
Classic Editionとは?
Razer BlackWidow V3にはEarly EditionとClassic Editionエディションが2つあります。
この2つの違いはキーの表面。
Early Editionはキーの表面がザラつきのあるデザインになっており、滑りにくさを重視したデザインになっています。
これはRazerの中では新しい試みかなと思いますね。
そしてClassic Editionはこの逆で、滑らかな表面のデザイン。
クラシックという名を冠する通り、従来のRazerキーボードに酷似したデザインとなっています。
従来のデザインは滑りやすくて…という方はEarly Edition、従来のデザインに不満ないよ!滑らかな表面がいい…という方はClassic Editionを選ぶのがオススメです。
買ったワケ
買った理由は必要性半分・欲望半分。
必要性としては、在宅勤務時にマイPCのキーボードをいちいち外して会社のPCに繋げるのが面倒だったため。
このため、今使っているのとは別にもう1個キーボードが必要になったわけですね。
結果としてこのキーボードがメインになり、前使っていたBlackwidowが仕事用になりました。
僕の中ではノートPCのキーボードを使うという択は論外ですし、もうメンブレンで気持ち良くタイプできる身体じゃないんですよね…
因みにこれが原因で出社がプラスαでストレスな人間になってます(笑)
そして欲望としては、テンキーレスのキーボードが欲しかったため。
左手用デバイスユーザーなのもあり、テンキーまであるキーボードが中々に邪魔だったんですよね。
これは僕のプレイスタイルが独特なのもありますが、右からマウス・キーボード・左手用デバイスと置いて行くとどうしてもキーボードが間に入らず、かといってキーボードを机の奥にズラすとチャットが面倒になったりと地味に不便でした。
こういった理由があり、よりコンパクトで操作感も変わらないであろうRazer Blackwidow V3 Tenkeylessを虎視眈々と狙っていたわけです。
Razer大好きマンですしね。
因みにテンキーレスが欲しいなと思ったのはRazer Blackwidow Liteの存在を知った2年半前くらいからなので、さっさと買っとけよという話もあります(笑)
感想
Good
実際に使ってみた感想として、特にGoodだなと感じられたのは以下の5点。
- テンキーレス
- 緑軸採用
- 滑らかなキー表面
- 軽い
- 掃除しやすい
- Razer Synapse 3対応
- コスパ
まずはこのキーボードの大きな特徴であるテンキーレス。
テンキーというキーボードの右側にある数字キーがなく、その分コンパクトになっているこの商品。
テンキーは仕事などでは使いますが、プライベートで使う機会は結構少ないかなと思います。
逆にマウスを動かす邪魔になってしまったり、余計なスペースを取ってしまったりと大きさの面でデメリットにもなり得るテンキー。
僕の場合はこのデメリットが大きく感じていたので、非常に大満足。
キーボードがコンパクトになって机の上がスッキリしましたし、マウスに当たらないようタイプ時とそれ以外で位置を変える必要もなく、左手用デバイスの邪魔になることもほとんどなくなりました。
次に緑軸採用という点。
緑軸については後述しますが、僕はこの軸を好んで使っているので変わらず満足です。
そしてClassic Editionならではの滑らかなキー表面。
これに関しても従来と変わらず、手触りが良く使っていてストレスのないタッチ。
タイプせず置いている時も表面が滑らかなので、非常にストレスフリーになります。
そして軽さ。
テンキーがなくコンパクトなのもあり、このキーボードは非常に軽いものになっています。
その重量は850g。
片手で簡単に移動させることができ、使う時は前に引く、それ以外は奥にといった配置換えも簡単にできるので超快適ですね。
次は掃除のしやすさ。
Blackwidow V3は平らな面の上にスイッチとキーが付いている構造になっています。
このおかげで、エアブローをかけるだけで目立つ埃は簡単に取れるようになっており、キーボードが綺麗(に見える)な状態で保ちやすくなっていますね。
いちいちキーを外して掃除するのは大掃除レベルのイベントなので、手軽なクイックル感覚の掃除でかなり綺麗になるのはGood。
そしてこれはRazerユーザーに限りますが、Razer Synapse 3対応なのも嬉しいところ。
光らせ方やマクロといった設定が他のRazerデバイスと一括管理できるので、統一感を持たせたり設定を流用したりといった事が本当に楽に出来ます。
実際に僕がこのキーボードを買った時は、PCに接続してファームウェアのアップデートをしたら、あとはライティングを前使っていたキーボードと同じに数クリックで設定して終わりました。
アップデートの待ち時間を除けば、5分とかかっていないと思いますね。
他のデバイスと同じアプリで管理できるのは、Razerユーザーとしては嬉し限りです。
最後はコスパ。
個人的にこの商品のコスパは抜群。
メカニカルでキー設定等もかなり自由にできるテンキーレスの日本語配列という属性モリモリマンの割に、価格は1万ちょいと非常に良心的。
ここまで述べた良い点を持ちつつこのお値段なので、非常にGoodだと思いますね。
Bad
ぶっちゃけるとBadに関しては全くないと言っていいレベルで、正直僕は不満を感じていません。
操作感、見た目、Razerであるということ、サイズ感、取り回しの良さなど求めているところを綺麗に満たしてくれています。
唯一あるとしたら、Razerのロゴは光るようにしても良かったんじゃないかなというくらい。
前に使っていた旧世代のBlackwidowはここが光りますしね。
正直それくらいしか不満という不満がないくらい、僕は大満足の一品です。
あとはあれかな、カラーバリエーションが増えたら嬉しい人は嬉しいかもな?くらい。
緑軸(Green Switch)
軸に関してはGood・Badというより、完全に個人の好みだと僕は思っています。
それを踏まえたうえで、緑軸の特徴を愛好家目線でまとめていきます。
まず緑軸はRazerといえば!というキーのスイッチで、以下の特徴を持ちます。
- しっかりとしたクリック感(打鍵感)
- 中間地点の軽さ
- 大きな音
これらは『メカニカル』の中での話なので、『メンブレン』や『メカメンブレン』と比べたら軽くクリック感があるのは大前提です。
まずはクリック感・打鍵感ですが、緑軸はこれがかなりしっかりしています。
カチカチ押している感がしっかりと感じられるタイプという事ですね。
これもあり、キーの軽さはメカニカル軸の中では中の中くらい。
特筆して軽い赤軸や青軸ほど軽くはなく、重いシルバー軸やグレー軸ほど重くもないです。
中の中くらいというのが僕の認識で、ここが程よいなと僕は感じていますね。
最後に音ですが、これはメカニカルのなかでもトップクラスに大きな音が出ます。
良く言えば気持ち良くタイピング感を味わえ、悪く言えばクソうるさいです。
うるさいキーボードとして挙げられる中の一種ですからね。
どの程度かというと、NVIDIA BroadcastやNVIDIA RTX Voiceのようなノイズキャンセリングソフトを使わない限り、90%くらいの確率でVCに音が入るレベル。
実際に僕の友人で結婚している人に、奥さんから緑軸禁止令が出されている人もいます(笑)
これらの特徴を見てう~~ん、これはなんか違うなという方は他の軸が良いかもしれませんね。
音以外に関してはどれも程よい感じなので、メカニカルキーボード入門編としてもオススメできる軸だと僕は思います。
あとはブログでこれを書いたら元も子もないですが、緑軸や青軸のような大手ブランドのキーボードは、量販店(ヨドバシカメラやビックカメラなど)でも置いてあるのでそこで試すのもアリですね。
Razer Blackwidowとの比較
さて、僕は元々緑軸のRazer BlackWidowを愛用していた人間で、この商品の旧世代を使っていた人になります。
仕事用のキーボードがBlackwidowなので、今でも使い続けていますね。
そんな僕がBlackwidowとの違いを考えてみました。
恐らくBlackwidowやBlackwidow V2、そしてこれらのテンキーレス版やBlackwidow Liteのような、同系列の商品を使っている方で、この商品を買おう!という方は多いでしょうからね。
僕のようにもう1台キーボードが欲しくなったり、壊れて買い替えたり、テンキーレスにしたかったりなどBlackwidowに不満があまりない方はこの商品に目が行くでしょうし。
まず決定的な違いとして、テンキーの有無があります。
これは前使っていたのが通常版で、この商品はテンキーレス版だからですね。
これに関しては感想で述べたので割愛。
それ以外の部分ですと、ここら辺が大きな違いとして感じられました。
- 掃除のしやすさ
- 音の違い
- 重さ
まずは掃除のしやすさ。
旧世代のBlackwidowはキーボード上に溝が掘ってあり、そこにスイッチとキーが入っているような構造でした。
これが原因で、目立つを埃を掃除するレベルでも、キーをいくつか外さないと取れない事もしばしば…
一方でBlackwidow V3はその反省を活かしてか、平らな面の上にスイッチとキーが付いている構造になっています。
このおかげで、エアブローをかけるだけで目立つ埃は簡単に取れるようになっており、キーボードが綺麗(に見える)な状態で保ちやすくなっていますね。
僕は結構綺麗好きなのと、気になっちゃうところがあるタイプなので埃を簡単に落とせて見栄えよくできるのは地味に滅茶苦茶高評価です。
テンキーの有無を除けば、ここが一番変えてよかったなと思っていますね。
このスタイルは左手用デバイス(Orbweaver・Tartarus)にも導入して欲しいところ。
次に音。
音はシンプルにキーを押した時の音のことで、少し軽くなったような印象を受けます。
前はもっとカチカチカチ!という甲高い音だったのが、少し落ち着いてクリッキーな音に変わった印象。
もうちょっと軽く、メカメンブレンとかに近い音ですかね。
操作感は変わりないですが、音に関しては前より主張の少ない音になったかもなと思います。
といっても緑軸なので、滅茶苦茶大きな音ですが(笑)
緑軸好きマンとしては、オフィスでこれが使いづらい世の中なのが悲しいですね。
エブリデイ在宅プリーズ
最後に重さ。
これは商品概要を見ても分かる通り、大幅なダイエットに成功。
かなり軽くなっており、片手で難なく持ち上げて動かせる重量になっています。
僕のような左手用デバイス使いだと、キーボードはかなり頻繁に位置を動かすので、軽くなったものグッドなポイントです。
あとは地味ですが、Blackwidow V3 TenkeylessだとRazerのロゴが光らないので、そこがお気に入りポイントだった方は残念かもしれませんね。
ワイのは2年前から壊れてて光らなかったので気にならず
総評
改めてGoodとBadをまとめるとこんな感じ。
これまでRazer BlackWidowシリーズを使ってきた人なら間違いなく満足できるクオリティですし、メカニカルキーボード・ゲーミングキーボード入門編としてもオススメできるコスパ、そしてみんな大好きRazerブランドといい事尽くめな一品でした!
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