大型無料アップデートも来たGhostwire: Tokyoを3月末からプレイしたので、DLCと合わせてレビューしていきます!
※この記事はほぼネタバレなしです!
購入したバージョンとプレイ環境
- プラットフォーム:Steam(PC)
- バージョン:通常版
- PCスペック:RTX3070・Intel i7-9700・メモリ32GB・SSD搭載
- 操作方法:コントローラー(Logicool F310r)
感想を一言で述べるなら
圧倒的グラフィックと世界観を持つ未完の大器
本当に未完の大器という表現がぴったりかなと思います。
より戦闘システムやオープンワールドを作りこんだ後継作が登場した場合、そのゲームは確実に神ゲーと言えるくらい長所は素晴らしいポテンシャルの塊でした。
良かった点
美しすぎるグラフィック
まずはなんと言ってもグラフィック。
グラボをGTX1660TiからRTX3070に替えて良かったと、心の底から思えるくらいグラフィックが美しかったです。
リアル調の質感、レイトレーシングをフルに活かした夜の街並み、迫力のあるエフェクトなどどれをとっても素晴らしかったですね。
ムービーシーンは見入ってしまうくらいの美しさで、終盤のエリア突入シーンは圧倒的映像美に感動しました。
イカれた渋谷の再現度
長所であるグラフィックをフルに活かしているのが舞台である東京・渋谷の再現度。
僕は大学時代に渋谷が通学路で利用する機会も多かったからか、お散歩してるだけでその再現度に楽しませて貰いました。
コインパーキングの看板や歓楽街のしょうもない看板まで作ってるのはいい意味で頭がおかしい(笑)
主人公・暁人と相棒・KK
個人的にかなり好きだったのが主人公・暁人とその主人公に取り憑いた相棒・KKの関係性。
1つの理想的な相棒関係だったと思いますね。
最初こそ取り憑かれた側と取り憑いた側という関係で仲が悪かったものの、徐々に信頼関係を構築し見ていて気持ちいい絆を育んでくれました。
イマドキの若者と少し前のオジサン。
妹を救おうとする者と守りたいものを守れなかった者。
生者と死者。
対極的な面がありつつも正義感や使命感はどちらも強く、お互いがお互いを支え合う姿はストーリーとしても凄く良かったですね。
サブミッションなどで互いの意外な一面をもう一方が茶化す掛け合いなんかもすごく好きでした。
独特な世界観
日本を舞台にしたホラー系ゲームであるだけの事はあり、洋ゲーとは一味違った独特な世界観は素晴らしいの一言に着きます。
日本でも特に若者が集う渋谷にマレビト(幽霊)や天狗、妖怪などが闊歩するのはこのゲームならでは。
細かいところだと雨の水滴が水ではなく、「雨」という漢字なのも不思議な感じでいいですよね。
他にも人が消えた街で商いをする猫又や鳥居の向こうにある黄泉の世界など、和風チックな世界観は高く評価できるポイントだと思います。
悪かった点
単調な戦闘
戦闘は慣れると非常にシンプルで、銃で言うところのマシンガン・ショットガン・グレネードランチャーの3つ+各種のチャージショットの計6つを撃ち分けるもの。
アイテムがいくつかあるとはいえ、敵の種類も限られているので攻略手段がワンパターンになりやすく、僕は中盤で飽きてしまいました。
個人的にはレベルアップにつれて使える攻撃手段がもっと増えたりするなどの要素があれば飽きずに楽しめたかなと思いますね。
ここは無料DLC:蜘蛛の糸でだいぶ改善された印象もあるので、今から遊ぶ分にはそこまで気にならないかもしれません。
イマイチ足りないボリューム
このゲームはマップの作り込みやサブミッションのテーマなどは素晴らしいものの、ボリュームはシンプルに少ないです。
メインストーリーだけ突っ走ればおそらく10時間程度で終わると思います。
サブミッションをそこそこプレイし、マップ探索や観光を楽しんでも20時間ほどでクリアできてしまったのでボリューム不足感は否めませんでした。
セールなどで購入すれは気にならないと思うので、ここは人によるかなといったところ。
どっちつかずなアクションとオープンワールド
これは単調な戦闘の原因でもあると思いますが、本作はアクションとオープンワールドがどっちつかずのように感じました。
どっちにも手を出した結果どっちも中途半端で、戦闘の奥深さやゲームとしてのボリュームの両方が中途半端になってしまったイメージですね。
もっと戦闘にハクスラ要素などを充実させてバリエーションと奥深さを持たせるもよし。
逆に戦闘はオマケ程度にして、探索やサブミッションをバリエーション豊かにし、世界観を存分に味わい尽くす作品にするもよし。
どちらかに振り切っていれば、手に取る人は減るかもしれませんがより満足度の高いゲームになったと思いますね。
それか難しいでしょうが、両方とも入れるなら両方をもっと作り込むか。
良い点であげた世界観やグラフィック、キャラクターなど土台はどれも素晴らしかったので、ここさえ絞り切れていればもっと騒がれる神ゲーになっていた可能性も感じました。
逆にライトなボリュームで、戦闘もそんなにやり込まないからいいよ~というスタイルの方は気にならないかもしれませんね。
一時期のアサシンクリードのように、観光ゲーとして楽しむなら気にならないポイントだと思います。
DLC:蜘蛛の糸
つい先日(2023年4月12日)にリリースされた無料DLC:蜘蛛の糸についてもサラっとレビュー。
まず追加された新エリア・中学校やそれに関連したサブミッションはこれまで以上にホラーの雰囲気が強く、純粋に探検してドキドキワクワクさせてくれる造りになっていました。
本作の中でもトップクラスにホラーゲームっぽい雰囲気なので、ホラー要素を楽しみにしていた方にはぴったりの追加要素だと思います。
また、撮影モードのアップデートも素晴らしく、スタンプを貼ったりフィギュアを置いたりしてより撮影を楽しむ事ができるようになりました。
感想で書いたように観光ゲーの側面がある作品ですから、撮影モードの充実は純粋に嬉しいですね。
そして個人的に注目していたのが戦闘システムの大幅アップデート。
DLC前にプレイしていて、これが欲しいな~と思っていたジャストガードカウンターやドッジ、チャージラッシュ、近接攻撃への属性付与などの技が追加。
マレビト(敵)も種類が増え、このゲームのバッドポイントだった戦闘は飽きにくくなった印象です。
とはいえ大元がアクション重視のゲームではないため、ソウルライクなゲームやスタイリッシュなアクションゲームほどの奥深さや爽快さにはなっていないとも思います。
最後はDLCタイトルにもなっている新モード・蜘蛛の糸。
ゾンビゲーなどによくあるウェーブミッションに近いゲーム性で、試練をクリアしながらステージをドンドン攻略していくイメージ。
このモードに関してはこのゲームの戦闘システムを好きになれているかどうかが一番重要かなと感じました。
直近でSTAR WARS ジェダイ:フォールンオーダーやホグワーツ・レガシーなど、戦闘システムがより爽快なゲームをプレイしていたこともあり、個人的にはそこまでハマれはしなかったですね。
逆にこのゲームの戦闘が楽しい!と感じている方には間違いなく楽しめるモードだと思いました。
総評
まとめると良かった点と悪かった点はこんな感じ。
10点満点で点数をつけるなら、7~8点、Steamセールで1000円台で買った事を加味すると8点といったところ。
グラフィックや世界観は万人に勧められるクオリティなので、こちらを重視する方や悪い点が気になりにくいセールでの購入を検討している方にはオススメです!
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