買おうと思ったデバイスが乾電池式だった…なんか古臭いなあ…
こんな風に思っている方、多いんじゃないでしょうか?
どうしてもネガティブなイメージを持たれがちな乾電池式ですが、大人気の箱コンやRazerのワイヤレスマウスで採用されるだけのメリットと快適な運用方法があるので、メリット・デメリットと合わせて紹介していきます!
乾電池式デバイスとは?
そもそも乾電池式デバイスってなんやねん!今のご時世に…というお話から。
乾電池式はその名の通り乾電池で動くデバイスで、マウスやコントローラーなどのワイヤレス版で採用されている方式。
これは最新型でも存在していて、超大手のRazerのワイヤレスマウスやMicrosoft Xboxのワイヤレスコントローラー(通称:箱コン)などで採用されています。
Razerはむしろ充電式から乾電池式に移行しつつあるイメージ。
乾電池式というと古臭くて悪いイメージが持たれがちですが、あるポイントを抑えて運用すると充電式に勝るところも多いんです。
というわけで、実際に乾電池式デバイスを使用している筆者が思う運用ポイントやメリット・デメリットを紹介していきます!
乾電池式で揃えるべきもの
乾電池式デバイスを使っていくうえで絶対に用意したいのが、充電式電池と電池用の充電ドック。
エネループや充電式エボルタなんかですね。
これを必要量の倍用意します。
例えば箱コンであれば、単三電池を2つ使用するので単三のエネループを4個用意するということですね。
充電式電池はその名の通り充電して再利用できる電池なので、2つをコントローラー、2つを充電ドックに入れる事で常に満タンの電池を2つ用意しておくのです。
これでコントローラー側の電池が切れたら交換するだけでよく、ドックをデスク上に置いておけば立ち上がる必要すらありません。
乾電池式でイメージされがちな電池をいちいち買いに行くであったり、電池を取りに行くのが面倒といったデメリットを解消してくれます。
良いところ
充電の必要がない
乾電池式の1番のメリットはワイヤレスながら充電いらずなこと。
電池を交換すればすぐバッテリー100%になるので、電池が切れたからコードを繋ぎつつゲーム…なんてあるあるがなくなります。
バッテリーの残量も前述の充電式電池システムを作れば気にしないで良くなるので、神経質なタイプでもストレスフリー。
設備投資が少ない
乾電池を買っては捨ててをするならともかく、充電式電池を使えばランニングコストは非常に安価。
おまけにエネループなどはワイヤレスマウス専用のドックやバッテリーと比べても安価なので、快適な環境構築に必要な設備投資が少なくて済みます。
コードだらけのデスクが嫌な方にもオススメです。
設備を別メーカーにも使える
乾電池式の嬉しい点はメーカー問わず乾電池という共通規格を使用している点。
RazerだろうがMicrosoftだろうが、電池のサイズさえあってれば同じエネループを使用できます。
そして大抵の場合は単三電池で共通です。
コントローラーやワイヤレスマウス用の充電ドックは当然使い回せないので、乾電池式デバイスが多いほど恩恵を受けやすくなりますね。
悪いところ
重量が増しやすい
乾電池式の一番のデメリットは多分これ。
例えば同系統のマウスで比較してみると、充電式のRazer DeathAdder V3 Proは約64g。
充電式ワイヤレスマウスの代表格であるLogicool G PRO Wirelessでも約80g。
Superlightならもっと軽いですね。
一方で乾電池式のRazer DeathAdder V2 HyperSpeedは本体重量が約77gで、乾電池の重量分である約25gを足すと約90〜100g程度になります。
もちろんDeathAdder V2の後継かつハイエンドバージョンのDeathAdder V3 Proの比較はアンフェアな所もありますが、約90〜100gという重量は一般的に見ても重めに分類されると思います。
FPSゲーマーだとマウスの重さは重要なスペックの1つですから、デメリットと行って良いでしょう。
最近は60g台のマウスが増えてきたので、乾電池式だと本体重量40g台でないと同じ土俵には立てなさそうですね。
ここはターゲットユーザーの違いもありそうかなと。
MMOマウスだと乾電池式のRazer Naga V2 HyperSpeedは他のMMOマウスと重量に遜色がなく、ユーザーもそこまで重量に敏感じゃないですしね。
乾電池式デバイスはまだマイナー
もう1つのデメリットはオプションの少なさ。
マウスでもコントローラーでも、趣味嗜好は人それぞれ。
手の形やプレイスタイル、使用環境など様々な要因があるため最適なデバイスというのは人によって変わってきます。
FPS向けの超計量エルゴノミックワイヤレスマウスというジャンルですら、色んなオプションがありますからね。
そんな中で乾電池式というのはまだまだマイナーなため、乾電池式というだけでオプションがグッと減ってしまいます。
一昔前のワイヤレスマウスがLogicool G Pro Wireless一択だったのと同じイメージ。
自分に合うものを探しづらいのも明確なデメリットと言えるでしょう。
コントローラーも純正の箱コン以外で、乾電池式はあまり思いつきません。
まとめ
乾電池式というとネガティブなイメージを持たれがちですが、メリット・デメリットをまとめるとこんな感じ。
もし欲しいデバイスが乾電池式だった場合は、デメリットは気にならないと思うのでエネループ等を買って快適なゲーミング生活を送りましょう!
逆に乾電池式だから~という理由でデバイスを探すのは結構難しいかもしれません。
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