創約 とある魔術の禁書目録 9巻【あらすじと感想・考察】

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とある魔術の禁書目録

中条さん登場!!中条さん登場!!

久しぶりの『竜王の顎』登場にファン大喜びの一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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※この記事はPRを含みます

創約9巻のストーリー

  1. CRCクリスチャン=ローゼンクロイツによって橋架結社は壊滅し、アリス=アナザーバイブルが殺害される瞬間に立ち会った上条当麻。CRCのターゲットがアンナ=シュプレンゲルに移ったため交戦するも、完敗を喫する。
  2. CRCに対し、生き残った超絶者たちや再起した上条当麻、インデックスとオティヌス、御坂美琴と食蜂操祈、警備員と学園都市の数々の兵器、アレイスター=クロウリーなどが立ち向かうも悉く敗北
  3. 最終手段として上条は自身の右腕を美琴に切断させ、竜王の顎を発動。CRCを圧倒し、協力者たちのサポートもあり勝利を収める
  4. 一方『矮小液体』を人工透析によって解毒できると看破したカエル医者によって、アンナも無事生存する。
  5. 同時刻、インデックスとオティヌスは敗北したCRCが復活したアリスによって惨殺される瞬間を目の当たりにする。
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感想

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竜王の顎!!!中条さんキターーーーー!!!

ファン歓喜待ったなし。

新約22巻リバースでガッツリ描写されるなど、旧約・新約を経て少しずつ存在感を増している竜王の顎と謎の力a.k.a中条さん。

創約が始まってからも、ずっとまだかまだかと待ち望んでいた中条さんが満を持して登場!

もう今回はこれが一番嬉しく、大盛り上がりしたポイントですよね。

蓋を開けると元祖?超絶者で、神々しい人物というよりはただの成りきりおじさんだったCRCですが、中条さんを降臨させてくれたので好感度は大幅アップなくらいです。

ぶんちりー
ぶんちりー

上条さんを追い詰めてくれてありがとうCRC

そんな中条さん登場のインパクトが凄まじかった今回ですが、その他の点も禁書らしくてGOOD。

一見すると無敵な魔術師の起源を辿り、弱点を看破するのは禁書らしくて凄く良かったですね。

まあインデックスが口にした通り、弱点を看破する前に力でゴリ押してしまったわけですが。

その他にもみさきちvsボロニイサキュバスのキャラ被りバトルもファンとしては非常に嬉しいところ。

金髪・精神攻撃系・ナイスボディなどなど言われてみればガッツリキャラ被りしているボロニイサキュバスの登場に焦るみさきちは滅茶苦茶可愛かったですね。

プルプルしてる挿絵が可愛すぎて優勝でした。

やっぱみさきちって相当愛されてるキャラよね。

あとこの2人のやり取りを見て、圧倒的胸格差に凹む美琴までワンセットで素晴らしかったです。

ぶんちりー
ぶんちりー

緊急事態に何しとんねんという話はある

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考察

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元祖?超絶者だったCRC

まずは結局CRCとは何だったのか?について。

どうやらCRCとは噓から出た実、捏造から生まれた伝説だったようで、その強大な力は超絶者と同じ原理のものだったようでした。

僕たちがCRCだと思っていた人物は、薔薇十字伝説の捏造作者・ヨハン=ヴァレンティン=アンドレーエだったと。

彼は自身が捏造した薔薇十字伝説のキャラクターに成りすますことで、強大な力を振るっていたわけですね。

外見や言動を”偉人に似せる”ことで力を得ていた超絶者と、全く同種の魔術師だったということ。

彼が超絶者狩りなんてものを始めたのも、自身が使用している『神装術』を行使する集団を危険視していたため。

序盤から彼が神装術という言葉を口にし、超絶者たちのカラクリを看破していたのはこれの伏線だったようですね。

キャラの喋り方や価値観がぶっ壊れているのは禁書お馴染みですが、CRCに関しては意味のあるキャラ付けだったのが面白くてグッドでした。

そしてCRCが元祖?超絶者だと判明したからこそ、彼の攻撃から復活し彼を惨殺したアリスとは?という疑問が再燃したのも面白いところです。

また1つ明かされた竜王の顎

そして今回の目玉だった竜王の顎ドラゴンストライク

中条さんやれ神浄の討魔やれ、色んな呼ばれ方があったり区別がつけにくかったりするアレですね。

しかし今回は挿絵込みでバッチリドラゴンが描写されていることから、竜王の顎なのは間違いないでしょう。

そんな竜王の顎について開示された情報がいくつかありましたので、整理してみましょう。

  • 上条さんは自身の右腕(幻想殺し)が蓋となっていることを理解している
  • 使用中は上条さんの影が不自然に点滅し、”何か”を消費している
  • 複数の能力があるが、上条さんは使ってみるまで能力が分からない
    • 生物・無機物問わず”威圧”することで従わせる
    • ダメージを代わりに受ける
    • 上条が喰らったものの機能を利用する(医療廃棄物焼却炉→『電子により全てを焼き尽くす竜の閃光マグネトロンドラゴンブレス』)

上条さんが中条さんを認識しているのは、新約22巻リバースからも読み取れはしましたが今回で更に確定。

バッチリ会話までしていましたもんね。

そして今回明かされた中で、最も気になったのは2つ目の『影が不自然に点滅し、何かを消費している』という点。

CRCとの戦闘中に一度バッテリー切れを起こし、上条さんがぶっ倒れてしまいましたからね。

CRCは大量の血を流したためと解釈していましたが、この描写と合わせて考えれば、多分違うでしょう。

風斬氷華とクリファパズル545からエネルギーを注入されて復活したと読み取れば、もっと根源的なエネルギーを消費していると読み取れます。

影が点滅という現象と合わせると、存在そのものを消費しているようなイメージなのではないでしょうか?

もし上条さんに記憶障害などがないのであれば、天使の力テレズマのような、とある世界でも最も純度の高いエネルギーを消費しているんだと思います。

そしてこれまで竜王の顎が登場した際にはこのような描写がなかったので、今回とこれまでの違いも気になるところ。

パッと思いつくのは、これまで以上に竜の力を行使し、特に竜それぞれの能力を使用している点でしょうか?

竜が出てきているvs美琴Phase5.3では、単にエネルギーを喰いつくしただけでしたしね。

その他の中条さんシリーズでは、どれも泡のような謎の物体だったので、『竜王の顎を発動させて』『竜の能力を行使した』のは今回が初めてだったと思います。

竜の能力を行使するのに、上条さんの中にある何かのエネルギーを消費していると考えれば自然ですしね。

とある科学の超電磁砲・獄門開錠編で春暖嬉美が宿したドラゴンも、莫大なエネルギーを消費しているのでは?というのが僕の考察だったので、ここにも一致してきます。

じゃあなんでそんな莫大なエネルギーが上条さんの中にあるの?

これが新たな謎ですが、竜王の顎が消費しているエネルギーが泡のような、ブヨブヨした、卵のような、もう1つの中条さんなのかもしれません。

なかなかにもどかしいですが、今後も中条さん関連の描写がドシドシ出てきて欲しいところですね!

創約10巻の発売日

復活したアリスを巡り、物語はどの方向に進むのか?

気になる創約 とある魔術の禁書目録10巻の発売日は2024年4月10日です!

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