創約 とある魔術の禁書目録 6巻【あらすじと感想・考察】

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とある魔術の禁書目録

禁書らしい対魔術師戦が大好きなそこのあなた!

今回は間違いなく満足できる一冊ですよ!

新たなキーワードである超絶者や橋架結社、そしていよいよ動き出したアンナ=キングスフォードなど情報盛りだくさんの一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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※この記事はPRを含みます

創約6巻のストーリー

  1. 年末の出稼ぎで渋谷に繰り出した上条当麻かみじょうとうま。彼は超絶者・アラディアからアリス=アナザーバイブル絡みの危険人物として命を狙われる
  2. 2度殺害されるも2度蘇生された上条は、アラディアと同じ超絶者・ボロニイサキュバスに助けられ行動を共にする。
  3. 上条を助けようとしたボロニイサキュバスはアラディアに敗れ、瀕死の状態となる。
  4. 上条vsアラディア上条の勝利で幕を閉じる。
  5. その後、秘密裏に動いていたアレイスター=クロウリーによって起動したアンナ=キングスフォードによって、薔薇十字・アンナ=シュプレンゲルが倒され…
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感想

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めっちゃ禁書らしい一冊!

この感想だけで禁書ファンがどれだけ楽しめたかが分かるんじゃないでしょうか。

魔術師との異能バトル。

敵なりの理由で動く敵と、上条さんを助けてくれる心強い味方。

魔術の背景を見抜き、種を明かしていく工程。

そして幻想をぶち殺す上条さん。

禁書のvs魔術師らしさがたっぷり詰まった一冊だったなと思います!

最初は絶望感たっぷりの最強じゃね?と思う魔術のヴェールが、徐々にはがされていくこの感じがたまらないんですよね。

この魅力に魅せられてずーっと禁書を追いかけてきたファンも多いんじゃないでしょうか?

僕はそのうちの1人

そんな方々には間違いなく刺さる、原点回帰っぽさもある一冊で大満足です!

ラストにはアンナ=シュプレンゲルvsアンナ=キングスフォードという規格外バトルも詰め込まれて、今後の展開も気になり過ぎますしね!

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無償の善意を向けられた上条

これまで無償の善意をたくさんの人に与えてきた上条さん。

まさにヒーロー属性ここに極まれりといった感じで、見方によっては頭のネジがぶっ飛んだ行動を連発してしました。

そんな彼が、今回は逆の立場に。

ボロニイサキュバスの頭大丈夫か?レベルの救いを受けまししたね。

2回の輸血に逃亡劇、正面きっても勝てないアラディアとの戦いと文字通りその身を犠牲にしました。

そんなボロニイサキュバスの善意に気がついた上条は、絶叫します。

これが格好悪い訳あるか‼畜生があ‼‼‼

創約 とある魔術の禁書目録 6巻

これまで同じ事を他人にしてきた彼でも、自分がされる側になると耐え難い何かがあるんでしょう。

むしろこれまで同じ事をしてきた、そんな人間性があるからかもしれませんね。

この出来事は長い禁書シリーズを振り返っても恐らく初で、ある意味ものすごい皮肉です。

上条当麻という人間のアイデンティティがしっかり確立されていて、読者の中でも確固たるものになっている禁書ならではの描写だなと感心しました。

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考察

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超越者とは?

魔術師の新たな括りというか、ランクとして登場した超絶者

魔神とはまた違うランクのようですね。

ランクとしては、個人で他の魔術組織(イギリス清教など)に匹敵する怪物。

ただ、神とも言える魔神には及ばないくらいのようでした。

事実として、今巻で登場したボロニイサキュバスやアラディアは他の魔術師・人間のように当たり前のダメージを当たり前に受けていましたからね。

当たり前のダメージを当たり前に受ける。

ここが、魔神とは決定的に異なるラインなのかなと。

他の魔術師同様、種さえ割れれば幻想殺しと上条パンチで倒せる相手ということ。

超絶者が今後も敵に回るのなら、魔神編のようにはならず、伝統的な異能vs幻想殺しの展開が期待できそうですね。

橋架結社

新たに出てきた組織で、前巻でも登場したアリスやアンナ=シュプレンゲルも所属する組織の橋架結社はしかけけっしゃ

メンバーはそれぞれ今の世界に納得がいっておらず、こうあるべきという理想があるようですね。

そんなメンバー達に共通していそうなのが、今の世界と彼女達のバックグラウンドに橋を架けたいという点。

ボロニイサキュバスなら冤罪にかけられたサキュバスたち。もっと言えば冤罪にかけられた人達。

アラディアなら魔女たち

こういった世界から爪弾きにされた存在を世界に認めれもらう。両者の間にける事をゴールにしているように見えました。

だからこそ組織の名前が橋架結社なのかなと。

そこで気になるのは、アリスです。

アリスもまた組織の一員ですから、彼女も同様の目的がある方が自然でしょう。

単なる不思議の国のアリスというわけではなさそうなので、彼女の真のモデルがこの部分と密接に絡んでいる予感。

こういった魔術師の核となっている部分は対魔術師戦では非常に重要なので、いずれありそうなvsアリスのキーになりそうですね。

創約7巻の発売日

アンナ=シュプレンゲルとアンナ=キングスフォードが気になる創約 魔術の禁書目録 7巻の発売日は2022年9月10日です!

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