金策手段の一つと言えば、やっぱりクラフターによる製作と完成品の売却・リーヴ納品ですよね!
クッキー金策や水薬金策という言葉が浸透するくらい、リーヴ納品をやっている人は物凄く多いです。
こういったクラフターの製作で話題に上がるグレーゾーントピックと言えば、「自動化」と「寝マクロ問題」でしょう。
今回はクラフター製作におけるこれらの使用が処罰対象なのかについてお話していきます!
はじめに
本記事は執筆時(2021/9/5)までの、これまでのFF14運営方針から考えたお話です。
今後変わることは十分にあり得ますし、アカウントの安全を保障するものではありません。
外部ツールの利用は自己責任でお願いします。
とはいえ危険を感じたら即刻記事にします!
先に結論だけ述べますと、OKな部分とNGな部分があります。
他の外部ツールの使用についてはコチラで解説しています!
そもそもデバイスマクロとは?
寝マクロという言葉は聞いたことがあっても、デバイスマクロってなんやねんという方も多いかと思いんじゃないでしょうか?
今回の議論でキーとなってくる『デバイスマクロ』
これは、ゲーム内に存在するマクロ(いわゆる『ゲーム内マクロ』)とは一線を画すモノで、一部のゲーミングデバイス(マウス、キーボード、コントローラー等)に搭載されている機能です。
ソフトウェアマクロなんて呼ばれたりもしますね。
デバイスマクロはその名の通りデバイスそのものにマクロを搭載する機能で、マクロ開始何秒後に○キー、更にその何秒後に△キーといった動作を入れることができます。
ゲーム内マクロをより高い自由度で行えるものと思ってください。
魅力は何と言っても、ループ設定(繰り返し設定)ができるということです。
ゲーム内マクロはこのループ設定ができないので、どんなに頑張っても1種類のアイテムを1個しか製作できません。
しかし、デバイスマクロなら1種類のアイテムならいくらでも製作できます。(素材や装備品の耐久度が許す限り)
例えば、「コーヒークッキー」というアイテムを100回分、ゲーム内マクロを使って製作するとします。
この場合、以下のステップを100回行う必要がありますよね。
- 製作画面でコーヒークッキーの製作を選択
- 製作ゲーム内マクロを開始
- 完成後①に戻る
この一連の操作をデバイスマクロで全てカバーできるので、ユーザーはいちいち上の操作を100回行う必要がなくなってとても便利というわけです。
寝マクロとの違い
では、デバイスマクロの使用=寝マクロなのか?というとこれは違います。
『寝マクロ』という行為は、このデバイスマクロを使って不在時にも製作を行う行為です。
寝マクロの寝は、寝るという言葉から取られているわけですからね。
寝マクロは不在(画面の前に居ない)なのにもかかわらずデバイスマクロに製作をさせる状態という、デバイスマクロの使用とは一線を画すモノということは今回の議論のもう一つのキーになります。
FF14運営のスタンス
FF14運営は、デバイスマクロの使用”は”禁止していません。
これは、吉田Pの口から実際に確認されており、デバイスマクロ(とその機能搭載デバイス)の使用については次のように述べられています。
ええ。なので(日本市場でも,ゲーム用デバイスを使う方向へ)一歩ずつ進んでいかないといけない。そこで今回は,「選択肢はご用意しましたので,あとはそれぞれのプレイヤーが好きに選んでください。ただし,公式で『これを使ってください!』と言うことはしません」というスタンスにしています。
4Gamer.net ”「新生FFXIV」の吉田プロデューサーに聞く「推奨周辺機器」。ロジクールのゲーム用デバイスは,ゲーマーをどう幸せにするのか”
つまり、FF14の規約に反しない限りはデバイスマクロの使用は問題ないということですね。
しかしながら、FF14の規約で禁止されている行為の1つに、要注意のものがあります。
それは、BOT行為と呼ばれる、プレイヤーが画面の前に居ない(不在)状態でキャラクターを操作する行為です。
またプレイヤーが不在でも何らかの道具を用いたり、不正プログラムや外部ツール等を使用したりすることにより、自動的に特定の行動を繰り返させ続ける行為は「不在プレイ」として禁止されています。
ファイナルファンタジーXIVで禁止されている行為について教えてください。
そう、これって『寝マクロ』も当然含まれますよね。
あくまでデバイスマクロの使用がOKなのであって、『寝マクロ』はアウトということです。
実例と公式の対応
ここからは実例を紹介していきます。
リムサ・ロミンサのような人が沢山いる目立つ場所でずっとデバイスマクロを使っていると、不審に思ったプレイヤーに通報されることがあります。
ただ、この時点では通報されただけで何の罪にも問われていません。
こうなると、GMからTellが送られてきます。
これは公式のQ&Aでも記載されていますね。
不在プレイなどの調査のためにゲームマスター(GM)がプレイヤーに話しかけて確認することがあり、GMからの指示に従わずに行動を取り続けた場合は不在プレイとみなされ、ペナルティの対象となります。
ファイナルファンタジーXIVで禁止されている行為について教えてください。
咎められるのはあくまで「プレイヤー不在時の操作」なので、本当に不在なのか?を確認するわけです。
当然通報内容としても、BOT行為なのでプレイヤーが居ればBOT行為とはなりません。
なので、このTellに返信し、指示に従えれば全く問題ありません。
通報者の勘違いでしたとなって終わりです。
逆にこの時に文字通り寝ていたり、外出したりしていればアウト。
何らかの処罰を受けることになるので要注意です。
デバイスマクロを使うなら
ここからは僕の私見ですが、デバイスマクロを使うならTPOを弁えることをオススメします。
前述の通り他プレイヤーから通報されればGMは動かざるを得ないので、人の目につく場所でやればTellが送られてくる可能性は上がります。
誰の目にもつかない個人ハウスやアパルトメントの個人部屋、各都市の宿屋の中なら他のプレイヤーから通報される可能性はグッと下がりますよね?
だってあなたが製作をずっと続けているかどうかなんて分からないんですから。
BOT行為となれば処罰される、危ないラインの隣にいるということは意識するべきです。
いつ気が抜けてこのラインを越えてしまうかわからないんですから、「もしも」の時のための予防策は少しでも取っておくべきでしょう。
また、FF14プレイヤーの一部はACT・FFlogsやReshade・GShade、デバイスマクロといった外部ツールを強く嫌悪するので、人付き合いの観点からもわざわざ大っぴらにする事ではないです。
PS4・PS5でプレイしているユーザーには使えない機能ですから、対立を招きかねないですしね。
個室にこもって誰にも言わなければまずバレないんですから、わざわざチャットやSNSなどで発信しない方が吉です。
現実でも一部の人からのイメージが悪いことをやっているとは公言しないですよね?
俺めっちゃ節税してるぜ!
声を大にしてこんなことを言う人はほとんどいないと思います。
これと同じだと思って、慎ましくデバイスマクロを使いましょう!
まとめ
デバイスマクロは、クラフターの製作を自動化できて非常に便利なツールです。
FF14運営としても、デバイスマクロの使用を禁止してはいません。
しかし、プレイヤー不在時のキャラクター操作(デバイスマクロの使用)はBOT行為として禁止されており、処罰の対象なので要注意です!
一線を越えてしまえばアウトなので、その意識と慎ましさを持って使用しましょう!
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