今ニュースになりまくってる楽天モバイルってどうなの?
色んな評判が飛び交う『楽天モバイル』を、実際に1年間使ってみた僕が良い点悪い点全部ひっくるめてレビューしてみました!
楽天モバイルから乗り換えたLINEMOのレビューもしています!
はじめに
お家で過ごすスタイルが世の中に定着しつつある事もあり、より家に籠りやすくなったゲーマー・オタク各位。
そんな人達が思うのが、外に出ないならスマホのプラン見直した方が良くない!?ということ。
僕も昨年iPhoneを買い換えた時に見直しました。
そんな方々が必ずと言っていいほど気になるのが、1GBまで無料だったことで有名な楽天モバイル。
つい先日この無料を廃止して、連日ニュースを賑わせていますよね。
提供元はいわゆる4大キャリア(SoftBank・docomo・au・KDDI)系列ではないものの、独自回線を持っていて企業規模も文句なしの楽天。
色んな噂やレビューが飛び交い、結局どうなん?というのが分かりにくいのが楽天モバイルの特徴の1つ。
僕もだいぶ契約を迷いました(笑)
そんな楽天モバイルと使い始めてそろそろ1年なので、今回はしっかり使ってみた後の楽天モバイルレビューになります!
ぶんちりーのスマホスタイル
僕のスマホスタイルは現代人の中では少し特殊なタイプ。
高校時代から昨年まではずっと2GB契約で過ごして来たんですよね。
しかも今やスマホゲームもほぼやらず、外で動画を見ることもまずないです。
直近だと通勤中にValorantの大会を見ていたくらいですかね。
基本的に出かけた時の余暇時間はKindleで本を読んだり、Switchでゲームをしたり、スマホに入れてる音楽を聴いたり、考え事やイメトレをしたり、ぼーっとしたりです。
最近はメモ帳にブログ記事書いたりとかもありますね。
オマケにこのブログをご覧の方ならお察しの通り、スーパーインドア人間なので休日はほぼ家。
こういった要素が噛み合って、本当に全然データ容量を使わない人間です。
外であまりスマホを使わず、データ使用量が少ない人間のレビューだというのはご了承ください。
どんな人向け?
僕の感想としては、楽天モバイルは僕みたいなスマホをあんまり使わない人向け。
このタイプの方が楽天モバイルの良い点を堪能できて、悪い点が気になりにくいからです。
あとそこまで悪い点が気にならないなら、20GB以降無制限もかなり強いのでスーパーヘビーユーザーもありかもしれませんね。(回線の品質を受け入れられるなら)
良かった点
料金形態
楽天モバイルを使う最大の理由はこれ。
とにかく料金形態が神です。
プランは1つなんですが、3・20GBの使用量でラインか儲けられていて、月々の支払い料金が変わります。
3GBまでは980円、20GBまでは1980円、それ以上は2980円。
改悪前は1GBまでは0円だったので、僕のように全く使用量を使わないユーザーなら基本無料。
たまに外出多めや旅行に行くと3GB使って980円といったところ。
大手キャリアで毎月何千円も払っていたのを深く後悔したくらい安いです。
その差額で貯金するもよしゲームを買うもよし。
ここは人それぞれですが、僕ならデータ使用量を増やすよりPC周りのデバイスやゲームが欲しいですね。それか美味しいご飯。
最近だと自宅用にRazer Blackwidow V3 TKLの緑軸と会社用にRazer BlackWidow V3の黄色軸辺りが欲しい。
また、20GB以上使う人も超お得。
なんせ20GB以降は使用量に関わらず定額なので、いくらデータを使おうが約3000円。
後述のカバレッジ問題はありますが、これまたコスパは破格ですね。
ただ、3GB980円や20GB1980円なら、LINEMOやY!モバイル、ahamo、povoなど回線品質が格上のライバルが多いので正直チョット…な気もしますね。
楽天SPUの恩恵
これは楽天でお買い物する人限定にはなるメリット。
楽天モバイルで契約しておくと、楽天市場でのお買い物時に付与されるポイントが+1倍されます。
僕は急ぎじゃない買い物は楽天市場、QRコード決済は楽天PayとSPUの恩恵を受けられるスタイルを整えているのでこのメリットもありがたいですね。
これからはふるさと納税も楽天市場ですると思うと恩恵が更にデカくなりそうです。
悪かった点
回線の安定性とカバレッジ
楽天モバイルの最大の問題点はこれ。
回線の安定性とカバレッジです。
僕は元々はSoftBankユーザーでしたが、楽天モバイルにしてからは明らかに電波が繋がりにくい時があります。
首都圏だと大きめの駅だったり、一部の電車、屋内など。
最近だと新宿、池袋、大井町で繋がらないところがありました。
引っ越した軽量鉄骨の新居でも繋がらない時がありますね。
旅行で地方に行った時も結構…
友人や家族がdocomoやSoftBank系列の回線を使っていたので、より鮮明に差を感じました。
え、お前繋がってるの?俺圏外なのに…みたいな(笑)
一応楽天回線のカバレッジは拡張中らしいですが、現時点ではこういう状況だという認識は必要です。
パートナー回線システム
上述のカバレッジ問題を軽減するために、楽天モバイルにはパートナー回線システムというのがあります。
楽天回線に繋がらない時にKDDI回線に繋げてくれるというシステム。
これはプランに含まれているので特別料金などは基本的にはかかりません。
ただし、このパートナー回線での使用量は上限が設けられています。
僕みたいなユーザーは引っかからなくても、前述の20GB以降無制限に惹かれた人は要注意。
パートナー回線の使用量は5GBまでなので、カバレッジ問題と合わせてよく吟味しましょう。
楽天Link
もう1つのBADポイントは楽天Link。
楽天モバイルユーザーは、電話料金やSMSを無料ににするために楽天Linkという専用アプリを使う必要があります。
これがなかなかにうんち。
iPhoneユーザーの場合、電話をかける時は楽天Link。電話を受ける時は標準アプリ。
状況によってイチイチ使い分けないとダメなんです。
オマケに、楽天Linkはモバイル通信をオフにしているとこちらの番号が相手に非通知で届くという謎仕様。
自宅でWiFiに繋げている時は、念の為にモバイル通信をオフにしているので最高に煩わしいです。
業者さんなどに連絡する時以外はLINE通話やDiscordで連絡を使うとはいえ、なんやかんや不便です。
MNP再発行
これは解約する時の話ですが、現在の電話番号を次のキャリアに引き継ぎたい時はMNP(モバイルナンバーポータビリティ)という制度を使用します。
この際にMNPの番号を楽天モバイルに発行してもらうんですが、この番号には使用期限があります。
そして、大抵のキャリアには申し込み時に、期限が何日より先のMNPを入力してくださいと言われるんですよね。
この時、期限がこの条件を満たさない場合は再発行します。
僕が楽天モバイルの前に使っていたソフトバンクや、その他のキャリアでは基本的にすぐ再発行ができるので、気にする必要は特にありません。
しかし楽天モバイルは、発行済みのMNPの期限が切れるまではMNPを再発行することができません。
要するに、15日に1回しか発行できないということ。
僕は期限が間に合いましたが、正直他のキャリアでこんなケースは聞いたことがなかったので驚きました。
コスい方法でユーザーを引き留めようとしてるなあと、ちょっとムッとしましたし、シンプルに不便ですよね。
まとめ
楽天モバイルは他のキャリアと比べても、良いところと悪いところが物凄くハッキリしているキャリア。
要は曲者ということですね。
僕のようにニーズがカッチリ噛み合っている人間には素晴らしいプランを提供していますが、万人受けするものでもないです。
特に料金プラン変更後は、一番の強みだった0円もなくなりわざわざ楽天モバイルにする理由の方が少なくなりました。
料金プラン変更(改悪)後は…?
正直3GBや20GB以内で使うなら、LINEMOやahamoなどの4大キャリア系列の方が回線品質も上なのでオススメだと思います。
そもそも0円というコスパがあったからこそ、回線・通話品質に目を瞑っていたわけですからね。
似たような料金を払うならよりサービスの良い方にとなるのが自然かなと思います。
僕もLINEMOに乗り換え予定
もし楽天モバイルに興味があるなら、自分のスマホスタイルが楽天モバイルの特徴にマッチしているかを吟味しましょう!
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