日本からアメリカにプレゼントを贈るのって、どうしたらいいんだ?
帰国してから10年近くなんの疑問も持たずにやっていましたが、意外と迷いやすいトピックだと知ったので僕がやっている方法を紹介していきます!
はじめに
家族がアメリカに住んでいたり、友人がアメリカに駐在することになったり、留学生と仲良くなったり…
海外居住候補の中では、アメリカは最もポピュラーな国だと思います。
僕も幼少期から高校卒業まではアメリカに居ましたし、今でも家族が住んでいるくらい。
そんな人たちにプレゼントを贈るとなると、日本国内でやるのとは色々と勝手が違うもの。
ちょうど母の誕生日や友人の結婚祝いなど、立て続けにアメリカ在住の人たちにプレゼントを贈ったので筆者のオススメ方法を紹介していきます!
日本からの郵送 vs 現地の通販
まず初めに考えたいのは、日本で買ったものを郵送するか、現地の通販で直接届けてもらうか。
日本でしか入手できないものでない限りは、後者『現地の通販』を利用することを強くオススメします。
理由は2つあり、郵送料がトンデモなく高いのと紛失のリスクが高いから。
郵送料はササっと調べれば分かりますが、簡単なギフトであれば本体の価格を余裕でオーバーするお値段になります。
そしてお金の心配はないよ!という方でも注意したいのが2つ目の、紛失のリスク。
サービス業の品質では、日本はアメリカを大きく上回っています。
日本からの航空輸送は現地ではマイナーな品物なので、空港などで紛失される可能性が無視できません。
また、税関の対応も日本ほど生ぬるくないので、荷物を勝手に開けられる事もあります。
丁寧にラッピングしたものが届いたら勝手に開けられていた…なんて可能性もあるわけですね。
もう10年ほど前にはなりますが、僕が住んでいた時にはこの両方を複数回経験しています。
コンテナをよく探せ!!と現地の運送会社にブチギレ電話をした回数が片手の指以上はあります…
日本から国際電話で、しかも英語で…というのはハードルが高いと思うので、こういったリスクの少ない現地の通販がオススメというわけですね。
オススメの決済方法
さて、現地の通販を利用するとなると、そのサイトで使える決済方法が必要になってきます。
大抵のクレジットカード(特にVISA・Masters・Amex)であれば問題なく使える”はず”ではありますが、色々と懸念点があります。
一番ダルいのが、海外での決済が不正利用と判断され、一時的にカードが止められるパターン。
僕は止められたことはないですが、確認メールが来て面倒な認証をやらされたことはあるので、なかなか面倒だなと思いました。
かといって現地のクレカを作るわけにもいかないし…
そんなわけで僕がオススメする決済方法は『PayPal』になります。
日本ではマイナー寄りな電子マネーになりますが、アメリカではそこそこ主流。
日本のPayPayやSuica、楽天Payなどと同じように、全ての通販サイトで使えるわけではありませんが、対応しているサイトが多い電子マネーです。
もちろん日本でも使えるので、チャージした分が余っても困らないのも嬉しいところ。
円でチャージしてもドル決済ができるので、何かと手間が少なくて楽だと感じています。
PayPalが使えるオススメ通販サイト
そんなPayPalが使える通販サイトで、ギフトにオススメなサイトをいくつか紹介していきます。
アメリカの通販サイトなんてAmazonとebayくらいしか知らねーよ!!という方も多いでしょうしね。
Harry & David
まずは食品系のギフトから。
お菓子やお肉、フルーツやチーズ、ワインなどの詰め合わせは、子供から大人まで幅広い人にプレゼントしやすいもの。
アメリカでは定番中の定番ですね。
いくつか通販サイトがありますが、僕が良く使うのはHarry & David。
お酒が好きな人にはワインとおつまみのセットを選んだり、甘いものが好きな人にはチョコレートやクッキー、ケーキなどのセットを選んだりと見栄えのいいギフトボックスが幅広い価格帯で用意されているのが魅力。
セットによっては、メッセージを記入したメッセージカードを無料で贈れるのも嬉しいポイント。
食べ物以外にもお花やバスセット、食器なども選択肢に入ってくるので大抵ここで完結してくれます。
他に似たようなサイトで、Giftbasket.comやHickory Farmsなんかもアリですね。
Macy’s
お次はいわゆるデパート。
高島屋や伊勢丹、三越なんかのデパートでプレゼントを調達するのは日本では定番ですよね。
アメリカの、イトーヨーカドー系ではなく、高島屋系のプレゼント向きのデパートってどれだよ!!という方に紹介したいのがMacy’s。
衣服の取り扱いが充実しており、他にも家具やキッチン、バス用品なども十分な品揃えがあります。
ギフトにできるけど、普段使いできそうなアイテム。
そんなラインの品物を探している方にはオススメです。
ハンカチとかスカーフなんかはここで選んでる
Gamestop / G2A
最後はゲーマー向け。
まあこのブログの読者はゲーマーが多いですからね(笑)
PS4・PS5やXbox Series X/Sなどのソフトを買うならGamestop。
SteamユーザーならG2A。
これらのサイトでゲームソフトを買って、投げつければOKです。
特に語ることはない…(笑)
Amazonは使えないの?
結論から言うと、AmazonでPayPalは使えません。
これは日米関係なくですね。
PayPalはAmazonのライバル企業であるebayの子会社だったこともあるので、そういった経緯があるんだろうなあ…と勝手に深読みしています。
そんなわけで、多分今後も使えるようにはならないんじゃないかなと思いますね。
アメリカの通販で気を付けるべきこと
配達にかかる時間
一番気をつけたいのが、配達にかかる時間。
日本の感覚で買い物をすると終わります。
Amazon Primeや楽天あす楽のような、即日配達なんてのはまずありません。
念のため3週間前には一度購入画面まで行って、お届け予定日がいつ頃になるか確認しておきましょう。
日本のサービス業が高品質過ぎるだけなので、同じ感覚で買い物をすると記念日に間に合わねえ!となりかねません。
お値段
もう1つがお値段。
アメリカは今インフレによる物価上昇が日本より進んでいますし、ドル円の為替レートも円安で割高。
日本の物価&1ドル120円とかの感覚で買い物をしようとするとロクなプレゼントが選べないので要注意です。
また、配送料も要注意。
そもそもの配送料が日本より高いうえに、これまた円安で更に割高になっているので気をつけましょう。
配送料20ドルとか普通にあります。
日本だと7000~8000円で贈れそうなギフトが、現地決済で100ドル(日本円で15000円)くらいかかるので、そのつもりで買い物をしましょう!
JPYとかいう雑魚通貨と雑魚経済のせい
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