【ミラージュvsヴァルハラ】アサシンクリードはどちらに向かうのか?

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先日発売された最新作・Assassin’s Creed Mirageが原点回帰を謳いステルスアクションゲーとなり、今後発売予定のCodename RedやCodename Hexeについて様々な意見が飛び交うアサクリシリーズ。

今回は筆者の独断と偏見で、ミラージュvsヴァルハラ、ステルスvsオープンワールドアクションとしてのアサクリを比較し、今後どういう方向に向かって行ってほしいかを考えてみました!

ぶんちりー
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要は完全なただの妄想お気持ち表明記事!

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大前提と筆者の好み

大前提として、筆者はアサシンクリードシリーズの大ファンで中学生の時にアサシンクリードI・IIをプレイしてからずっと愛し続けています。

そしてもう1つ大前提として、初代~シンジゲートとミラージュでベースとなっているステルスRPGとオリジンズ~ヴァルハラでベースとなっているオープンワールドRPGに明確な優劣はないと思っています。

結局のところジャンルが違う以上、好みでしか語れない部分が多いですしね。

ただ繰り返しになりますが僕は初代からのファンですので、ステルスRPGとしてのアサクリに寄った意見があるのはご了承ください。

ぶんちりー
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色んな立場の意見があると思うので、コメントしていただけたら嬉しいです!

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アサシンクリードの近代史

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アサシンクリードは2007年に1作目・Assassin’s Creedが発売され、ステルスRPGの中でも特に人気で有名なビッグタイトルとなりました。

そんな本シリーズは本編9作目・Assassin’s Creed SyndicateまでステルスRPGの長寿シリーズとして成長を続けます。

しかし本編10作目・Assassin’s Creed Originsからは大きな方向転換を行い、オープンワールドアクションRPGとして生まれ変わります。

これまではエルサレムやローマ、パリなどの大規模な都市や、フィレンツェやヴェネツィアなどの中規模な都市を複数といったマップサイズで製作されてきたアサクリシリーズ。

しかしオープンワールドアクションRPG化に伴い、マップ規模を大きく拡張し舞台を古代エジプトや古代ギリシア、中世のイングランド+ノルウェーなどの一国レベルに移しました。

ゲームシステムも大きく変わり、暗殺と潜伏・逃走を軸に据えたステルスアクションから、多彩な武器とパリィや回避を軸に据えた純アクションがメインとなります。

オリジンズも6年前のゲームなので、最近アサクリに入った人はアサクリ=ハクスラ&アクションRPGというイメージになっていそうなくらいです。

そして最新作であり13作目のAssassin’s Creed Mirageでは、原点回帰を謳い従来の都市規模&ステルスRPGとして再度生まれ変わりました。

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ステルスアクションRPGかオープンワールドアクションRPGか

アサクリはステルスとオープンワールドアクションのどちらで進むべきなのか?

これを、ステルスとしての最新作・Assassin’s Creed Mirageとオープンワールドとしての最新作・Assassin’s Creed Valhallaの2作で比較しながら考えてみましょう。

ステルスアクションの利点

僕が思うにステルスアクションの1番の利点は、ちゃんとアサシンになれること。

これが一番大きく、昔からのファンが昨今のアサクリを憂いていたのもここが一番の理由でしょう。

タイトルにアサシン(暗殺者)を掲げているくらいですからね。

そもそもメインストーリーからして、主人公たちアサシン教団(隠れし者)の面々が、より強大な力を持つ秘密結社・テンプル教団(古き結社)に立ち向かっていくのが魅力なわけです。

勢力では大きく劣るからこそ、影に潜み粛々と暗殺していく。

そんな真っ向から立ち向かっては絶対に勝てない勢力差があり、それをいいことに悪逆の限りを尽くす為政者とテンプル教団を暗殺するからこそ生まれるカタルシス。

こういったストーリーにマッチするという点が、ステルスアクションとしての最大の魅力だと言えるでしょう。

アサクリは真正面からカチコミを入れて、決闘の末に撃破!みたいな感じではない…はずなんです。

更に言えば、アサクリのトレードマークであるアサシンブレードやパルクール、イーグルダイブ、タカの眼といったスキルが輝くのもステルスアクションですしね。

更に更に、そもそもアサクリは難易度の高いゲームではなく、ヒロイックな暗殺を楽しむゲーム。

悪く言えばサクッと暗殺するイージーモードのゲームだったので、色んな要素が入ってゲームボリュームが長くなっても、簡単で飽きやすい傾向にあります。

ハードなアクションゲームもプレイするゲーマーならアクション面は尚更飽きやすいでしょう。

実際に僕はオリジンズ~ヴァルハラは世界観は凄く好きだったので楽しめはしましたが、アクション面に関しては早々に飽きてしまい、それなのにゲームボリュームは膨大なので楽しさとダルさを交互に感じていました。

ぶんちりー
ぶんちりー

オデッセイやヴァルハラは真正面からのカチコミだけでええわってなっていた

こういった観点から、アサクリが代々受け継いできた様々なシステムや特徴が輝くのは、やはり原点である1・2作目の基盤を持ち続けたステルスアクションかなと思います。

ぶんちりー
ぶんちりー

ハクスラアクション路線ならステルス要素削ってアクションの歯応えを増やして欲しいかな…アサシンクリードとはってなっちゃうけど

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オープンワールドアクションの利点

ではオープンワールドアクションの利点とは何なのか。

僕が一番感じているのは、開発元・Ubisoftの大きな強みである世界の再現度を最大限活かせるという点。

アサクリは一部の方々から観光ゲーと呼ばれるくらい、舞台となっている各時代・各地域の再現度がとてつもないシリーズです。

数年前にフランスのノートルダム寺院が燃えてしまった際に、ユニティのゲームデータが復興のため提供されるくらい異次元のクオリティを持っています。

オープンワールドアクションはこれを意識した結果の変身なのか、オリジンズは多くの人を魅了する古代エジプトを舞台にし、ディスカバリーツアーという観光専用のモードを実装したくらいです。

当時からウィッチャー3やスカイリムなどのオープンワールドRPGにハマっていた筆者でも、魅了されたくらいには素晴らしい出来でした。

その後のオデッセイでは更に戦闘システムに磨きがかかり、オデッセイとヴァルハラはハクスラアクションRPGとしては非常に高く評価されている作品でもあります。

また、とにかくマップのクオリティが高いため、美しい景観を堪能しつつオープンワールドRPGらしい宝探しやロケーションイベントを進める。

ハマる人はとことんハマリ、ステルスアクションにはない膨大なゲームボリュームと相まって100時間クラスで遊べるのが魅力と言えるでしょう。

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まとめ

一旦それぞれの最大の魅力を比較すると、こんな感じになるかと思います。

ステルスアクション

アサシンクリードとしてのストーリーと伝統的なシステムの相性が抜群で飽きる前に終わる

オープンワールドアクション

Ubisoftが持つ各時代・地域の圧倒的な再現度と膨大なやり込み要素の相性が抜群で飽きなければドハマリできる

こうやって見てみると魅力が本当にくっきり分かれており、どちらも一定の人気を獲得していることから次回作以降をどうするかは本当に悩ましいですよね。

CoDのような2本柱体制になれないか?

どっちが良い悪いではなく、それぞれの魅力があってファン層も恐らく違うだろうなと感じてふと思ったのが、CoDみたいな体制になれないか?ということ。

CoDとはCall of Dutyという大人気FPSシリーズで、日本では廃れつつはあるものの1時代を築き上げ、今でもアメリカでは大人気のシリーズ。

そんなCoDは昔は現代戦近未来戦、現在はFPSとバトロワといった風に常に2本柱の体制を取っているイメージがあります。

前者だと、CoD4:MWから続く現代戦(Modern Warfareシリーズ)をInfinity Wardという会社がメインとなって開発し、CoD:BOから続く近未来戦(Black Opsシリーズ)をTreyarchという会社がメインとなって開発していました。

ファンの間でも人気派閥が異なりましたが、どちらも作られどちらも発売されるという安心感もあり、両方楽しむ人やどちらか一方を楽しむ人など、幅広い層から愛される結果となりました。

昨今ではCoD従来のFPSタイトルを毎年出しつつ、バトロワのWarzoneと呼ばれるタイトルでも集客することでこれまた幅広い層から愛されています。

これ、アサクリもいけないか?

中学・高校生でCoDにドップリだった身からするとアサクリもMWとBOみたいに、ステルスとオープンワールドアクションを交互に出せばいいんじゃね???と思ってしまうわけです。

Ubisoftの現状

Ubisoftの現状を見てみると、開発元はヴァルハラがUbisoft Montreal、ミラージュがUbisoft Bordeauxと一応別拠点で作られています。

もちろんUbisoftはアサクリ以外のタイトルも複数持っているAAA級会社ですから、アサクリにかけられるリソースは限られているでしょう。

ただ、現時点で忍者をメインに据えたCodename Redと魔女狩りをメインに据えたCodename Hexeの2作が開発進行中。

このように2作並行開発をしているわけですから、ステルスとオープンワールドを交互に出すくらいしてもいいんじゃないかなと思います。

ステルス側のタイトルをミラージュや過去作のようにアサシン教団にガッツリ寄せたストーリーとゲーム性にし、オープンワールド側のタイトルをオデッセイやヴァルハラのように自由なストーリーと爽快なゲーム性にする。

現状のどっちつかず気味で、どっちのファンからも若干不満が残るような作り方よりはこっちの方がいいなじゃないかな?と思ってしまいました。

特にオープンワールド側はアサシン要素が逆にゲームの魅力を削いでいたり、従来のアサクリを求めている側からすると今後が不安になったりと、アサシンクリードという看板が足枷になっていた印象でしたし。

両方の系統を出すよ!というスタンスをハッキリとさせてくれれば、従来からのファンもモヤモヤせずオープンワールド側のタイトルも楽しめると思うので今後に期待ですね。

ぶんちりー
ぶんちりー

忍者に魔女狩りと舞台は完璧だから頼むぞ

コメント

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