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七つの魔剣が支配する XIV 【あらすじと感想・考察】

nanatsuma14cover 七つの魔剣が支配する
七つの魔剣が支配する
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ここに来て戦争編開幕!!!

更に混沌としてきた情勢が面白すぎる一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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ななつま14巻のストーリー

  1. 異界の大接近と大賢者ロッド=ファーカーの手引きにより、聖光教団の襲撃を受けキンバリーは戦争状態に突入する。
  2. 有力な教師陣が不在の中、5年生に進級した剣花団の面々やオリバーの同級生たちは、留年し八年生統括となったミリガンの指揮下で異端との戦闘を行う。
  3. 窮地に陥ったカティは天狼・レイチェルの絶界を受け継ぎ、大司祭グスタボを退ける。
  4. 土壇場でアシュベリーターンを成功させたナナオは、大司祭エリヒオに勝利。
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感想

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カティさんが時限式爆弾どころではなくなってきたンゴ

冷静に振り返ると剣花団の中でも一番の異常者だったカティですが、今回で更に魔に呑まれる一歩手前感が増してきました。

というかまだ呑まれていないの、マジ???

異常すぎて逆に魔に吞まれないとかなんだろうかというレベル。

終盤はカティどうなんのこれ!?!?と、ヒヤヒヤとハラハラドキドキしながら読むのが止まりませんでした。

それ以外でも、ハリー・ポッターの死の秘宝よろしく、キンバリーを舞台にした全面戦争ということで、ネームドキャラたちに死者が出るんじゃないかともハラハラドキドキ。

明らかな強敵を引いたアンドリュースやロッシはヤバいか?とドキドキ読めました。

そしてナナオ。

メインヒロインなので流石に死にはしないだろう(メタ読み)とは思っていましたが、アシュベリーターンを決めての大金星はアツすぎる

ここに来てアシュベリーが活きてくるの、さすがにアツすぎてボルテージが一気に上がりました。

戦争編の1冊目ということで色んな局地戦が描かれ、これまでのななつま以上にバトルメインでしたが、様々な演出があって楽しく読めました。

にしてもカティ先輩、爆弾どころか核弾頭にまで成長してるだろこれ。

敵にも異常者扱いされてるのはワロタ。

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考察

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キンバリーの迷宮の真価とは?

こちらはメモ書きレベルですが、気になったのはオリバーのモノローグ。

オリバー曰くキンバリーの迷宮には世界の秘密が潜んでいるとか。

そしてファーカーはこれに気づいており、世界の秘密が目的なのではないか?と考察していましたね。

オリバーは母クロエの記憶からこれの存在を知ったようですが、世界の秘密とはなんなのか。

深部にすらまだたどり着けていない状態ですが、その奥には何があるのか。

どのタイミングで明かされるのかも含めて楽しみです。

見えた3人の到達点

今回でより明確になったのは、カティ、ガイ、ピートの3人の到達点。

ポテンシャル面やスタートの実力で他の3人より劣っているように見えたこの3名ですが、到達点はどれもハイレベル。

  • カティ:天狼の絶界使い・異端関係の何か
  • ガイ:バルディアの呪い
  • ピート:エンリコのゴーレム

カティ以外の2人は、キンバリー教師陣の技術を継承するような流れになりそうなのが注目ポイント。

ガイは今回の戦争を経てさらに呪いに傾きそうです。

ラストでエンリコの機械仕掛けの神に乗る描写があったピートは、より一層エンリコの技術を継承し開花させていきそうですし、戦果を挙げればゴーレムにより傾倒するでしょう。

そしてカティは絶界という、ピッタリすぎる能力を得て異端の救世主かはたまたそれを凌駕する何かになるのか。

方向性がよりハッキリし、順調に業が深くなってきたので剣花団としてはどういう人間模様になっていくのかも注目ですね。

ななつま15巻の発売日

キンバリーでの死闘が気になる七つの魔剣が支配する XVの発売日は未定です!

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