新カード実装で今後の強化も約束されている美少女テーマ・閃刀姫。
試合展開を自分の思うようにコントロールできる低速デッキなのもあって、プレイングを磨くのにもオススメのデッキです!
そんな閃刀姫に興味のある方、使っている方、純構築を組みたい方必見です!
はじめに
遊戯王マスターデュエルで可愛い女の子テーマを使いたくはないかい?
ドラメと同じ掴みをすな
そんな方にオススメなのが、可愛い女の子が武装して戦うテーマの『閃刀姫』
僕的にはインフィニット・ストラトスや絆きらめく恋いろはに凄く近いイメージですね。
要するにドストライクってこと
しかしこのテーマ、ただ可愛いだけではなく、相手の行動に対して的確なカウンターを当てて試合をコントロールするコントロールタイプのデッキ。
基本的にはリンク召喚と魔法カードをメインに戦い、1体の閃刀姫リンクモンスターと閃刀魔法を駆使して試合をコントロールします。
自分の強みを押し付けるのではなく、相手の動きに対応して動くことを覚えたい方には非常にオススメなテーマです!
今回は遊戯王MDのプラチナ帯を目指す方や、プラチナ帯で勝ち続けたい方向けのデッキ紹介となります。
ただ、遊戯王MDを始めたばかりの方でも、閃刀姫の魅力や目指すデッキを知るための参考になるでしょう。
気になる点があれば、コメント欄でもTwitterでもぜひご意見いただければ幸いです!
ガチデッキレシピ・考察はコチラ!
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閃刀姫の特徴
ドラゴンメイドはミッドレンジ・中速と呼ばれるタイプのデッキ。
相手の展開をある程度いなして、アドバンテージ差を稼いでから一気に勝利へと持っていくタイプですね。
コントロール・低速と呼ばれるデッキタイプと比べると、アドバンテージ差を稼いで詰めていくスピードが速い代わりに、リソース面に劣ります。
そして、展開系と呼ばれるデッキタイプと比べると、リソース面に優れる代わりに、展開スピードに劣り1ターンで稼げるアドバンテージ量では負けてしまいますね。
良く言えばどんな相手にも対応できる万能さが魅力であり、悪く言えば器用貧乏ということ。
そんなドラゴンメイドの特徴は
ドラゴンメイドはミッドレンジ・中速と呼ばれるタイプのデッキ。
相手の展開をある程度いなして、アドバンテージ差を稼いでから一気に勝利へと持っていくタイプですね。
コントロール・低速と呼ばれるデッキタイプと比べると、アドバンテージ差を稼いで詰めていくスピードが速い代わりに、リソース面に劣ります。
そして、展開系と呼ばれるデッキタイプと比べると、リソース面に優れる代わりに、展開スピードに劣り1ターンで稼げるアドバンテージ量では負けてしまいますね。
良く言えばどんな相手にも対応できる万能さが魅力であり、悪く言えば器用貧乏ということ。
そんなドラゴンメイドの特徴は
- 豊富な自由枠
- モンスター・罠・手札誘発にバラけた妨害手段
- 1枚初動が6枚
- 中速・低速デッキの中ではライフを詰めやすい
現MD環境での立ち位置
現在のMD環境では、閃刀姫は紙の同環境と比べて少し苦しい立ち位置にあると言えるでしょう。
これには大きく分けて2つの理由があります。
- 強力な1ターンキル・制圧性能を持つ展開型に初見で対応しづらく、強みを発揮しづらい
- エルドリッチの大流行によるバック除去採用トレンド
まずは①の点。
これはミッドレンジ~コントロールデッキに多い弱みで、強力な1ターンキル性能や制圧性能を持つ展開型に初見で対応するのが難しく、強みを発揮しづらいです。
1ターンでサーチ・用意できる妨害の数に限りがあるため、相手のデッキタイプが分からない先攻1ターン目の妨害が不十分になりやすいんですよね。
加えて、紙のカードではマッチ戦・BO3という2本先取の3本勝負で、サイドデッキとのカード入れ替えが可能。
強みである自由枠の多さは、このカード入れ替えタイミングで真価を発揮します。
相手を弱点をつけるようなメタカードをこのタイミングで多く投入するわけですからね。
しかし、MDではシングル戦・BO1という1本勝負なのでこういったムーヴはできないわけです。
ある程度どの対面にも刺さりやすいカードを採用したり、環境に多いデッキに刺さりやすいメタカードを採用することで勝率を高めることはできますが、カバーしきれない範囲はでてきてしまいます。
この部分が現在環境トップに君臨しているドライトロン・鉄獣戦線や、電脳堺・エルドリッチとの差と言えるでしょう。
次に②の点。
これまたMD環境特有ですが、MDリリース時から『エルドリッチ』という罠カード主体のデッキがかなりの人気を博していました。
このため、余った枠には相手の魔法・罠カードを除去するカードを採用しておくのが結構人気。
特にモンスターor魔法・罠を除去できるライトニング・ストームは、セット商品で必ず1枚はゲットできるのもあって大抵のデッキには採用されている印象ですね。
閃刀姫の妨害手段は手札誘発を除くとほとんどが速攻魔法のため、バック除去がクリティカルに刺さってしまうシーンは多いです。
①の点をケアするとリスクを取って速攻魔法を複数伏せる必要があり②の点をケアできないため、①と②が噛み合って少し苦しい環境と言えるでしょう。
とはいえデッキパワー自体は十分に高いため、リスク・リターンを丁寧に考えて質の高いプレイングを積み重ねればプラチナ帯で高勝率を叩き出せる事も多いです。
実際に、トップ閃刀姫使いの方々はMDでも高勝率&連勝記録をキッチリ出していますね。
カード集めの手順
- チュートリアル・ソロモードをある程度こなしてジェム集め(7000個くらい)
- 『ショップ』の『特設』にある「灰流うらら」セットを購入
- セット商品のパックを開ける
- シークレットパックに『一機刀閃』が出たらUR・SRがそこそこ揃うまで買う
- 『一機刀閃』が出なかった場合は、閃刀姫のSRを『一機刀閃』が出るまで生成
- 足りないカード・シークレットパック対象外のカードを生成
生成するSRはこの3つがオススメ。
- 閃刀姫-シズク
- 閃刀姫-ジーク
- 閃刀機-ウィドウアンカー
- 閃刀機-ホーネットビット
特に『閃刀姫-シズク』は3枚投入するのでイチオシですね。
今使っているデッキレシピ
メインデッキ:
【モンスター】
- エフェクト・ヴェーラー:2枚
- 増殖するG:3枚
- 灰流うらら:3枚
- スカル・マイスター:1枚
- 閃刀姫-レイ:3枚
- 閃刀姫-ロゼ:1枚
- ダイナレスラー・パンクラトプス:1枚
【魔法】
- ハーピィの羽箒:1枚
- 増援:1枚
- 錬装融合:1枚
- 強欲で貪欲な壺:1枚
- おろかな副葬:2枚
- 閃刀起動-エンゲージ:2枚
- 閃刀術式-アフターバーナー:1枚
- 閃刀術式-ジャミングウェーブ:1枚
- 金満で謙虚な壺:2枚
- サイバネット・ユニバース:1枚
- ワールド・ダイナ・レスリング:1枚
- 閃刀機関-マルチロール:2枚
- サイクロン:2枚
- 閃刀機-ホーネットビット:1枚
- 閃刀機-シャークキャノン:1枚
- 閃刀機-ウィドウアンカー:2枚
- 禁じられた一滴:2枚
【罠】
- 拮抗勝負:2枚
EXデッキ:
【リンク】
- 閃刀姫-カガリ:1枚
- 閃刀姫-シズク:3枚
- 閃刀姫-ハヤテ:2枚
- 閃刀姫-カイナ:1枚
- 水晶機巧-ハリファイバー:1枚
- トロイメア・フェニックス:1枚
- 崔嵬の地霊使いアウス:1枚
- 閃刀姫-ジーク:2枚
- トロイメア・ユニコーン:1枚
- 神聖魔皇后セレーネ:1枚
- アクセスコード・トーカー:1枚
入れ替えるなら?
僕のレシピで入れ替えるなら、まずはここら辺。
- スカル・マイスター
- ハーピィの羽箒
- 閃刀術式-ジャミングウェーブ
- サイバネット・ユニバース
- ワールド・ダイナ・レスリング
- 拮抗勝負
- 崔嵬の地霊使いアウス
それぞれ明確な役割があるものの、なくても勝てたり他のカードでも役割をギリギリこなせる範囲内なので入れ替え候補筆頭と言えるでしょう。
これらのカードは僕視点で”使いやすい”のと”狙った動きをしやすい”から採用しているわけですしね。
より練度の高いプレイングをできるなら、もっと柔軟に立ち回れるカードを採用するのも大アリでしょう。
個人的な意見ですが、プレイングが極まってくるほど手札誘発の方が強くなり、それまでは除去札の方が強くなる傾向がありますね。
なので最初は除去札やそれにアクセスするカードを多めにし、必要に応じた手札誘発と順次入れ替えていくと扱いやすいバランスが見つかると思います。
閃刀姫は柔軟なプレイングが可能な分、明確な展開ルートを持ち多くの展開パーツを採用する展開型と異なり、自分の扱いやすいバランスで構築するのが一番強いと感じました。
あと、僕はエンゲージ以外のドローソースに以下のカードを採用しています。
- おろかな副葬+錬装融合
- 強欲で貪欲な壺
- 金満で謙虚な壺
これらと他のドローソースの入れ替えや、採用枚数の変更は好みによるところも多いなと思うので入れ替え候補です。
多分一番一般的なのは後述の成ゴブでしょうしね。
他のオススメカード
まず鉄板なのは、『成金ゴブリン』の採用。
これは『おろかな副葬』と『錬装融合』と同じ役割なので、このセットと入れ替えます。
相手のLPを1000回復させる以外にデメリットや裏目がない成ゴブ採用は、結構一般的なんじゃないかなと思いますね。
僕はドロー以外にも使える副葬が気に入っていますが、シンプルに強いのは間違いなく成ゴブです。
他には『テラフォーミング』の採用。
こちらは『閃刀空域-エリアゼロ』をサーチしデッキのエンジンである『閃刀姫-レイ』に繋げられるメリットが大きいです。
あとは手札誘発の種類を環境や見たい相手に合わせるのがオススメ。
- 原始生命態ニビル
- アーティスト・ロンギヌス
- 屋敷わらし
- 幽鬼うさぎ
- 無限泡影
- D.D. クロウ
- ドロール&ロックバード
- 幻創龍ファンタズメイ
この中でもニビルは特にオススメで、1ターンで超展開を決めてくる展開型に対する明確な回答として強く使えます。
あと幽鬼うさぎはヌメロンが大流行した場合にはカウンターとして採用するとグッと勝率を上げられますね。
とにかく1ターン目をどうやって凌ぐか。
展開系や後攻1ターンキルが多いMDでは、手札誘発に期待する一番の役割かもしれませんからね。
他には、僕の構築以上に後攻特化にしてしまうのもアリ。
先攻1ターン目は構えられる妨害の数に限りがあって後攻1ターンキルを決められるケースがかなり多く、相当プレイングと運が求められますからね。
- 禁じられた一滴
- 冥王結界波
- 三戦の才
- サンダー・ボルト
- 拮抗勝負
基本的には墓地の魔法を増やせる魔法カードがオススメですが、拮抗勝負はかなり相性が良いのでピックアップ。
後攻捲り魔法カードの代表格であるライトニング・ストームは、永続魔法のマルチロールを張るスタイルな以上使えないシーンが結構目立ったので難しいかなという印象。
あとはフィニッシャーや相手の展開に蓋をするリンクモンスターとして、これらのカードの採用は結構良さげです。
- ヴァレルソード・ドラゴン
- トロイメア・グリフォン
- 閉ザサレシ世界ノ冥神
他には、超優秀な除去札として『星杯戦士ニンギルス』も結構アリです!
回すイメージと試合展開
ライフの詰め方
最も基本的なライフの詰め方は、ハヤテ×2+アクセス。
どういう事かというと、以下の流れでライフを削るということ。
左の数字は自分のターン数です。
- 閃刀姫-ハヤテで1500
- 閃刀姫-ハヤテで1500
- アクセスコード・トーカーで5300
これで計8300削れますよね。
恐らく閃刀姫の最も鉄板なライフカットの流れだと思います。
基本的には何らかの方法で残りライフ5300以下にして、アクセスコード・トーカーでフィニッシュするのが分かりやすく強いですからね。
あと多いのは、閃刀機-ウィドウアンカーを使ったキル。
ウィドウアンカーは相手モンスターの効果を無効にはしますが、攻撃宣言は可能な状態でコントロールを得られます。
なので、黄金卿エルドリッチや鉄獣戦線 凶鳥のシュライグなどのグッドスタッフモンスターをパクってくれば一気にライフを削ることが可能。
ウィドウアンカーは速攻魔法のため、ウィドウアンカーにウィドウアンカーをチェーンすれば相手のモンスターを2体パクる事も出来るので、相手が横に並べてきたモンスターで一気にライフカットを狙えますね。
ハリセレーネアクセス
アクセスコード・トーカーを出すと一言で言いましたが、これを楽にやらせてくれるのがハリセレーネアクセスコンボ。
- まずチューナー+1体で水晶機巧-ハリファイバーをリンク召喚。
- ハリファイバーの効果で手札・デッキからエフェクト・ヴェーラーを特殊召喚。
- ハリファイバー+ヴェーラーで神聖魔皇后セレーネをリンク召喚。
- セレーネの効果で墓地からヴェーラーを特殊召喚。
- セレーネ+ヴェーラーでアクセスコード・トーカーを特殊召喚。
ハリファイバーをリンク召喚した時に、手札かデッキにヴェーラーが居れば成立するコンボ。
チューナーも手札誘発を通常召喚したり、相手墓地の灰流うららなどをパクれば簡単に場に用意できます。
ほとんどのデッキで灰流うららは3枚採用されていますしね。
マルチロールの有効活用
非常に強力な閃刀魔法を使い回すための手段として、閃刀機関-マルチロールがあります。
エンゲージやウィドウアンカーといった制限がかかるほど超強力なカードを使い回すための重要な手段なので、リソース面でもアドバンテージ面でも非常に重要な一手。
更に、マルチロールのもう一つの効果を使えば相手がこちらの魔法カードにチェーンできなくなるので、確実にこちらの魔法を通せるようになります。
特に閃刀起動-エンゲージはサーチ+1ドローになり得る超強力なぶっ壊れカードなので、確実に効果を通したいところ。
マルチロールをどのタイミングでサーチしてくるか。
マルチロールの効果を使うか、コストはどうするか。
マルチロールでどのカードをセットするか。
たった1枚の永続魔法なのに、明確にプレイングの差が出るカードなのでキチンと有効活用するよう意識しましょう!
カガリの使用タイミング
閃刀姫が最も強く動くタイミングは、1枚しかデッキに入れられない閃刀姫-カガリを使用するタイミング。
自分の墓地にある閃刀魔法カードを1枚手札に戻すという破格の効果で、閃刀魔法にターン1制限が付いていないのと合わさって超強力な動きになります。
エンゲージをサルベージして一気にリソースを潤沢にするもよし、ウィドウアンカーやシャークキャノンをサルベージして一気に展開するもよし、アフターバーナーやジャミングウェーブをサルベージして相手の盤面を一掃するのもよし。
とにかく強く動けますが、基本的にはカガリは1回のデュエルで1回しか使えません。
基本的に受け身の閃刀姫が一気に攻勢に出るための1枚なので、使用タイミングはよく考えて使いましょう!
雑にエンゲージを回収!みたいな使い方をすると負けに直結するシーンも少なくありません。
閃刀姫のリソースはマルチロールとカガリに大きく依存しているので、この2枚を返された後はリソース面で不利になりやすいですからね。
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