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ダイヤのA act II 27巻【あらすじと感想・考察】

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ダイヤのA
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試合も中盤に差し掛かった夏大会準決勝・三高戦。

圧巻のピッチングを見せる天久と沢村の両エースの迫力にひたすら痺れました!

集大成の夏大会だからこその重みと緊迫感がヒリヒリと伝わってくる、素晴らしい一冊でした!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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ダイヤのA act II 27巻のストーリー

前巻終了時点で4回裏青道の攻撃、スコアは市大三高1-青道0。

  1. 市大三高戦、青道高校は1対0のリードされた状況で4回裏チャンスを無得点で終えてしまう。
  2. 三高エース・天久光聖と青道エース・沢村栄純の二人は一歩も譲らず、7回まで1-0の投手戦に持ち込む。
  3. 7回裏の攻撃後、怪我で登板を禁止されている3年生・川上憲史が独断でシャドーの投球練習を始め、チームを鼓舞する。
  4. 8回表を沢村が圧巻のピッチングで抑え、迎えた8回裏の攻撃。2死3塁のチャンスを迎え3番・白州健二郎の打席で次巻へつづく。

今巻終了時点で8回裏青道の攻撃、スコアは市大三高1-青道0。

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感想

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激アツ!!!

やっぱり夏大会&因縁の三高戦はアツいですね!

天久のバケモン感も凄く、第一部の成宮のような、コイツからどうやって点を取るんだという絶望感があります。

一方で、沢村のピッチングも圧巻で、ヒリつく展開続きでしたね!

特に痺れたのは、天久相手に投げた外のボールゾーンからストライクゾーンに決まった、バックドアのカットボール改ですね!

ゾーンに入った沢村の表情。

一ページを贅沢に使って描かれた、カットボール改が決まる絵。

そして、打ち取られた天久の表情。

全てがこの一球の凄さを表していて、また沢村が一段階レベルアップしたなと感じられました。

もう一つアツかったのが、怪我をしていながらもチームを鼓舞するノリさんの行動です。

青道の上級生は、毎度痺れる行動を取ってくれますが、今回のノリさんの行動もまさにソレでしたね。

再三のチャンスを逃し、重いムードが漂いそうな青道ベンチの雰囲気を察して、自分から投球練習に向かう姿は感動モノです。

投手なのに投球を禁じられ、後輩の沢村・降谷に全てを託すしかない自分なりにどうチームに貢献できるかを考え、実際に行動に移す実直さは読んでいるこちらまで元気が貰えるシーンでした。

投球を禁じられた時の覚悟のこもったセリフといい、ここ最近のノリさんは本当にカッコいいですね。

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考察

今巻は丸々一冊を使って三高戦を描いていました。

そんな中気になったのはやはり三高戦の結末と、怪我を抱えながらもシャドーピッチングでチームを鼓舞したノリさんの今後です。

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三高vs青道の結末

今巻終了時点で8回裏、市大三高1-青道0の三高戦。

どのような結末が待っているのでしょうか?

僕の予想では、青道の勝利は固いと思っています。

というのも、春大会で既に一度天久を擁する三高には敗北していますし、成宮鳴を擁する稲実との対決も第一部の夏大会決勝以来描かれていません。

日米親善試合で描かれた稲実エース・成宮鳴と青道キャプテン・御幸一也のバッテリーの伏線も、青道と稲実が対戦しなければ意味がないですしね。

メタ的に考えれば、青道vs稲実を描くためには、青道がここで敗退することはまずないと思います。

問題は、どういう展開になるかですね。

まず、本巻ラストの白州の打球は間違いなくフェアで、同点には追いつくと予想しています。

でなければ9回裏を先頭打者・御幸で迎えることになりますしね。

では仮に白州が出塁したとして、御幸の打席はどうなるのでしょうか?

前の打席では外野に大飛球を飛ばしていましたが、今のところ御幸は天久に抑えられ続けています。

しかし御幸も、間違いなく天久の球を捉え始めていますし、ここまで青道打線がかけ続けたプレッシャーが効いてくる可能性も高いです。

となれば8回裏、御幸の長打と合わせて一気に逆転まであるのではないでしょうか。

新チームになってからの青道は、重要な試合では御幸のバットに救われてきました。

やはり今回も、試合を決めるのは御幸のバットなのではないかなと思います。

ただもう一つあるなと思っているのが、延長戦です。

ここまで青道打線が天久にジワジワとかけ続けてきたプレッシャー

疲れが見え始めてきた天久の投球。

試合終盤にきてゾーンに入った沢村。

これらを合わせて考えると、延長戦の末に沢村が粘り勝ちするのもあるなという気がしちゃいます。

そのくらい三高戦は本作でも大きなカードですからね。

いずれにせよ、次巻が楽しみで仕方ないです!

青道唯一の3年生投手・川上憲史

今巻気になったのは、ノリさんこと川上憲史の今後です。

怪我により投球を禁じられたノリさん。

最後の夏にしては、あまりにも不憫ですよね。

思えば初登場時は東清国に打ち込まれ、第一部の夏大会決勝では稲城実業にサヨナラ打を浴び、秋大会決勝では手の痺れから無念の降板と、とことん不憫なノリさん。

そんなノリさんの活躍の場は、どうなるのでしょうか?

今巻はチーム唯一の3年生として、シャドーピッチングで苦戦するチームを鼓舞しました。

今巻、そして三高戦で描かれた中では、間違いなくかなり力が入っていたワンシーンだと思います。

そしてその姿勢は間違いなく今後の伏線となるはずです。

ノリさんはこれまでも3年生として、投手陣・捕手陣を引っ張ろうとする姿勢も見せてきました。

片岡鉄心監督はそういった、陰ながらチームを支える選手をキチンと見ている監督です。

実際に練習試合で控えの3年生捕手・小野弘が指を骨折した際にも、彼をベンチ入りメンバーに選び、励ましていました。

そう考えると、第一部から登場し続けているノリさんにも活躍の場はありそうです。

僕の予想ですが、第二部の夏大会は稲実を下して夏の甲子園出場を勝ち取ると思っています。

甲子園は8月開幕ですから、そこでノリさんに活躍の場が与えられるのではないでしょうか?

怪我が治ればチーム一番のリリーフとして、チームを救う投球を見せてくれると信じています!

ダイヤのA act II 28巻の発売日

三高vs青道 次巻決着!!の予告で締めくくられた27巻。

白州の放った打球がどうなるのか気になるダイヤのA act II 28巻の発売日は2021年8月17日です!

まさかの2か月連続の刊行!

これは嬉しい限りですね!

2か月連続での刊行を決めていたからこそ、ここまで続きが気になる展開で次巻へと繋いだのかもしれません。

夏大会も佳境に入ってきた今、どのような展開が待ち受けているのか楽しみですね!

そんなダイヤのA act II 28巻の記事はコチラです!

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