プリズマ☆イリヤ ドライ!! 12巻【あらすじと感想・考察】

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

ジュリアンとの決着の末に待つものは!?

今やFateシリーズの中で一番酷な世界に居て一番FateしているFate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ待望の最新刊。

衝撃的な展開に早速次が待ちきれないような一冊でした!

今月公開予定の劇場版のPVを見ると、ほほーうここまでやるのかとニンマリできる内容でもありました!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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プリヤドライ12巻のストーリー

  1. イリヤスフィール・フォン・アインツベルンたちは、ジュリアン・エインズワースを遂に倒すことに成功する。
  2. 倒されたジュリアンは、概念置換によって身体がダリウス・エインズワースに乗っ取られる。
  3. ダリウスの真の目的は、今の世界を捨ててこの世すべての贈り物パンドーラーの孔の向こう側の世界に新たな人類史を紡ぐことだと判明する。
  4. イリヤたちはダリウスに手も足も出なかったが、クロエ・フォン・アインツベルンが自身の核となっているカードと引き換えに「起源弾」をダリウスに打ち込み、二人は相打ちになる。
  5. 孔の向こう側から雪崩れ込んできた「泥」によって地上は終焉を迎え、ギルガメッシュにより救い出されたイリヤが人類最後の生き残りとなる。
  6. 田中の正体が、ガイアの抑止力であると判明。
  7. イリヤは過去に戻って滅びを回避する手掛かりを探すことになり、次巻へつづく。
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感想

クロ…(号泣)

ラストで過去に戻るって展開にならなかったら俺のメンタルは崩壊してたぜ。

ラストの展開ももちろん衝撃的でしたが、クロの死はハンマーでぶったたかれたような感覚でしたね。

自分の核となっているアーチャーのカードを握り潰しに来る瞬間こそが、ダリウス本体に「起源弾」を確実に打ち込めるからとその身を犠牲にした覚悟には感動です。

しかも、最後は自分の気持ちではなく、お姉ちゃんとして笑顔でイリヤと美遊を励ましながら消えていったのには感動と悲しさで号泣しました。

頑張りなさい!お姉ちゃんが見守ってるからね!

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! 12

これは泣く。涙腺にダイレクトアタック。

またその笑顔が何とも素晴らしくて…

この一コマを見るためだけに買ってもいいくらい素晴らしいクロの笑顔でした。

その後のイリヤの夢の中に出てくるクロの笑顔もまた、お姉ちゃんらしさが詰まってて泣けてきましたね。

未来まえを向きなさいイリヤ!

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! 12

そこまで喋っていた士郎の姿がクロに置き換わったところで、イリヤにとってクロという姉の存在が士郎と同じか、それ以上の大きさだという事が伝わってきました。

クロあってのイリヤというのは、他のFate作品にはないプリヤオンリーの魅力だと痛感しました。

ダリウスの真の目的や孔の向こう側に広がる世界、抑止の守護者や第二魔法だと重要情報のオンパレードな一冊だったんですが、感想となると僕はクロに全て持っていかれましたね。

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考察

今回も色々とキー情報が出てきましたね。

  • ダリウスの目的
  • 孔の向こう側に広がる世界
  • 抑止の守護者
  • 第二魔法
  • パンドラの担う役割

この中でも今回は、第二魔法パンドラについて考えていこうと思います。

第二魔法とは?なんで発動できるの?

型月なんでも知ってるマンじゃないからそこは許してネ

概要

そもそも第二魔法とはなんぞや?という方も多いんじゃないでしょうか。

Fate世界というか、型月世界は設定が膨大ですからね。

この世界では、魔術魔法は別物です。

遠坂凛、衛宮士郎などの登場人物が使っているのは「魔術

一方で「魔法」とは、現代では実現不可能な出来事を可能にする神秘です。

言い換えれば、どれだけ凄い魔術や科学技術で、どれだけ時間や労力をかけても実現できない事象や結果を引き起こせるものです。

現代に生きる魔術師が目指す最終目的と言えるほどのものですね。(正確には根源の渦への到達と魔法への到達は微妙に違うらしいけどここは割愛)

そんな「魔法」に到達したものが何名かおり、その種類ごとに魔法に番号が付けられています。

本題の第二魔法とは、カレイドステッキやFate/Grand Orderにも概念礼装として登場する「ゼルレッチの宝剣」や「カレイドスコープ」で有名なキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが使い手の魔法です。

その内容は、多世界解釈で並行世界に関係するあらゆる事象を引き起こせるというモノで、当然ここには時間旅行とそれによる過去改変も含まれます。

過去に戻って今を変えるというのは、新しい並行世界を生み出すという事ですからね。

だからこそ、第二魔法でイリヤを過去に送り、デッドエンドとなった今とは違う結末を目指そうとなったのでしょう。

第二魔法を発動できるワケ

そもそもイリヤと美遊が持っている魔法のステッキ・ルビーとサファイアは、カレイドステッキと呼ばれる魔術礼装です。

作ったのは第二魔法の使用者であるキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。

その性能は、感覚だけで一時的に疑似的な「魔法使い」になれるというものです。

普通の女子小学生だったイリヤが魔法少女として戦えるのも、このステッキが並行世界のイリヤのスキルをダウンロードして、無尽蔵に魔力を供給しているからなんです。

そんなトンデモ魔術礼装があるので、使い手がいれば過去に飛ぶことはなんとかなりそうです。

そこに居合わせているキーパーソンがギルガメッシュですね。

ギルは千里眼を持っている英霊ですから、過去現在未来全てを見通すことができます。

なので、子ギルの千里眼によって飛ぶ時間(座標)を設定すれば、カレイドステッキの力で過去に飛ぶことができるという事なのでしょう。

田中の役割は、星の存在を証明することとあるので、過去を含む並行世界で地球が滅んでいないことを担保することだと思われます。

この条件が整っていたため、イリヤを過去に送る魔法が発動できるという事なのでしょう。

全ての鍵となるパンドラ

では実際にどうやってデッドエンドを回避するのか?というところで子ギルはこう言います。

滅びも再生もパンドラが鍵だ

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! 12

過去に戻って早めにジュリアンを倒したところでダリウスが出てきてしまいますし、今のところダリウスの計画を止める術が見つかっていません。

だからこそ、ダリウスをどう倒すかではなく、ダリウスの計画をどう防ぐかに活路を見出すという事でしょう。

そして、その計画のキーは「鍵」であるこの世すべての贈り物パンドーラーだという事なのでしょうね。

仮説①:神代でパンドラに箱を開けさせる

まず考えられるのは、神話通りに神代のパンドラに箱を開けさせることです。

そもそも美遊世界は、パンドラが箱を開けなかった並行世界です。

そして、パンドラが箱を開けなかったために6千年の時を経て、箱に秘められた可能性が膨張し世界を飲み込んだ孔の向こう側の世界が確立しました。

つまり、パンドラが箱を開けていれば孔の向こう側の世界は生まれず、ダリウスの計画の根幹が崩れます。

ただ、イリヤは意識だけが過去に戻るタイムリープをするように見えるので、この仮説は可能性が低いですね。

タイムリープはイリヤの身体がある時間にしか飛べないので、6千年前だと不可能です。

よって、解決策としてはあり得るものの、イリヤたちが取る手段ではなさそうですね。

仮説②:現代でパンドラに箱を開けさせる

もう一つ考えられるのが、現代のパンドラに箱を開けさせることです。

パンドラの箱の神話は、パンドラが箱の蓋を開けてしまい災いが飛び出し、慌てて蓋と閉じた箱の中にはたった一つだけあるものが残ります。

その唯一残ったものであるエルピスこそが、「希望」や「予兆」などの様々な解釈がある正体不明の何かです。

このエルピスが箱から出ていかなかったおかげで人類は滅びなかったとされています。

ただ、本作ではこの箱に残ったエルピスこそがダリウスの目的を阻む何かの可能性があります。

なんせエルピスは正体不明の神々からの贈り物ですから、孔を塞ぐなりなんなりできるだけの代物の可能性は十分あります。

それこそ万能の願望機である聖杯がある世界ですからね。

そして、箱を開けるためにはパンドラに「鍵」としての機能を取り戻してもらう必要があります。

6千年も生き長らえてしまったパンドラは心だけでなく、神々から与えられた「鍵」としての機能も失っています。

つまり、イリヤたちが彼女の心の傷を癒し、「鍵」としての機能を取り戻してもらわない限り箱を開くことはできません。

だからこそ、パンドラの苦しみ「鍵」としての機能が壊れてしまった原因がこれまでにキチンと描写されてきたのではないかなと思います。

劇場版はどこまで?

原作に凄い勢いで迫っているアニメのプリヤ。

いよいよ『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前のない少女』の公開が目前となっています!

タイトルやPVから考えて、間違いなくメインはパンドラです。

名前のない少女=パンドラ

ですからね。

ジュリアンがピトスを開け、パンドラを殺すと言っていることや、イリヤがセイバーの姿で「わたしはもう何も諦めない」、「嘘つきさんには負けないよ!」と言っていることからも、ジュリアンvsイリヤがクライマックスなのは間違いなさそうです。

となれば、11巻までは映画化確定で、恐らくジュリアンとの決着が着く12巻冒頭まで描かれるでしょう。

実際に、本予告PVのメイン部分は11巻の描写が多かったです。

イリヤの「嘘つきさんには負けないよ!
」がめっちゃ良くて5000兆回見た

しかし、ジュリアンを倒す12巻までくると、区切るところが少し難しいですよね。

なんせジュリアンを倒した途端にダリウス登場で怒涛の展開の連続です。

区切るとしたら、次の3パターンでしょうか。

  1. ジュリアンを倒して、何かの回想を入れながらEND。
  2. ジュリアンを倒して、ダリウスが登場したところでEND。
  3. 12巻ラストの、イリヤが過去に飛ぶところでEND。

プリズマ☆シロウをやった前作『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』から12巻冒頭まででもかなりの量ですから、流石に12巻のラストまで入れるのは難しいでしょう。

となれば、①か②の可能性が高いです。

原作ストックが溜まり切ってないうちからダリウスを登場させて続編に繋げるのは、結構な博打かなとも思います。

ただ、Fateシリーズの勢いはこのところ凄いですし、プリズマ☆イリヤの人気も相当なモノなので、博打に出る可能性は結構あるんじゃないかなと思います。

なので、続編を期待させる②ダリウス登場ENDだと僕は思います!

プリヤドライ13巻の発売日

イリヤが過去に飛ぶFate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! 13巻の発売日は2022年6月24日です!

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