FF14のレイドと言えば予習です。
未予習PTという募集が出るくらいには予習するのがスタンダードです。
でもこの予習、意外と正しくできてない人がほとんどです。
予習の出来具合によっては、固定PTやPT募集内のPTで揉めたり、足を引っ張ったりしてしまうこともあります。
なので、今回はFF14の高難易度レイドにおける、正しい予習のやり方を紹介していきます!
※あくまで高難易度レイドの話です!!!
なんで予習するの?
ゲームなのになんで予習せなあかんのじゃ!
予習って変な文化だな。
こう思う人も多いかもしれません。
でも、FF14の高難易度レイド(零式・絶)は8人でPTを組んで挑むものなので、これくらい効率化しないと練習がマトモに進みません。
一人一人の何故?どうして?を可能な限り減らしていかないと、一つ一つ説明したり調べたりしてるだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。
8人も人間が居たら、打ち合わせするだけでも一苦労ですからね。
だからこそ、一人一人が自分の不勉強でワイプしてしまう回数を減らす努力が必要なんです。
それでも結構な練習時間(長い時は100時間オーバー)を要求されるから、予習することがスタンダードになっているんですね。
予習の仕方が原因で固定崩壊なんてこともありますよ!
予習における3つのライン
予習と一口に言っても、その内容は人それぞれです。
予習のやり方だって人それぞれですよね。
でも予習って、その深度(情報量)によって3つのラインを設定できます。
それが、読む・見る・やる(イメージする)です。
詳しく説明していきます。
①:読んで知る
まずは読んで知ることです。
これは、一番手軽な代わりに、一番情報量が少ないです。
攻略サイトを見たり、ロドストやTwitter、固定のDiscordに貼られた情報を読んでギミック等を理解することですね。
例えば、エデン再生編4層後半なら、時間圧縮:序というギミックがあって、どんなマーカー・デバフがつくのか。どんなオブジェクトがマップに出てくるのか。どこに移動するのか。
こういった事は、読めばなんとなく分かります。
図解してくださってる有志の方も最近はとても多いですしね。
戦闘のタイムラインを知るのもここですね。
同じ例だと、1:43に時間圧縮:序が来るとかを頭に入れておくことです。
他にも、軽減スキルの使いどころを考えるためにFFlogsを見て攻撃の属性や判定タイミングを調べるのもこの段階です。
ただ、これだけだと実際のスピード感やギミックの流れ、デバフやオブジェクトの出現タイミングなんかは掴めないです。
なので、予習のラインとしては最低限というところです。
②:見て知る
一番多くの方が進めるのが、この見て知る段階までです。
見て知るとは、動画や配信などを見てギミックなどを理解することです。
百聞は一見に如かずと言いますよね?そういうことです。
FF14は大人気ゲームという事もあって、多くの動画投稿者や配信者が攻略動画をあげています。
早期攻略の段階でも、配信してくれるトッププレイヤーは結構な数が居ます。
同じようにエデン再生編4層後半を例に挙げると、時間圧縮:序のパートを動画などで見れば、見て知ることができます。
これによって、デバフがついてからギミック処理までの時間やスピード感だったり、数工程あるギミック処理を一連の流れとしてイメージできるようになります。
その情報量は、ここまでやって予習完了とする人が最も多いだけはあります。
ギミックの内容や戦闘のタイムラインといった一連の流れを理解できて、実際のスピード感や流れとしてのギミック処理を「見る」ことで理解できますからね。
ただ、ここまでは「他人」のプレイから情報を得ているだけで、「自分」の情報にはなっていません。
なので、この後のイメージするが非常に重要になってきます。
実際の学業でも、予習と言えば問題と解法を見るだけではなくて、実際に自分で解くところまで含まれますよね?
③:イメージして(やって)知る
最後が、イメージして知るです。
先ほど百聞は一見に如かずと言いましたが、同じ風に言えば百見は一動に如かずとでも言いましょうかね。
やっぱり見るのとやるのでは、理解度が段違いです。
情報は、実際にやることで初めて自分のモノになると僕は思っています。
学業に例えれば分かるかと思います。
ほとんどの人は、問題や解法を「見た」だけでは自分の学力として定着はせず、「実際に解いてみて」初めて定着します。
FF14だって同じことです。
でも、予習してるんだから、実際にプレイできなくない?と思いますよね。
それは全くもってその通りです。
ただ、実際にプレイできなくても、プレイシーンをイメージすることはできます。
攻略サイトや動画を見ながら、自分はこう動く。自分はここでこのスキルを使っているはず。
そういった事を思い描きながらイメージトレーニングすることで、自分がギミックを処理する流れが定着していきます。
ここで初めて他人の情報が自分の情報に置き換わるので、予習としてここまで進めておきたいところですね。
こうすることで初めて、このスキルいつ使えばいいのかな?
自分のジョブだとこの処理はかなりしんどいな。
この処理法は、自分の苦手なタイプの動きだな。
こういった、自分の課題に気付くことができて、そこを意識しながら練習できます。
木人を活用してより実戦に近いイメトレをするのもオススメです!
怠りがちなイメトレ
先ほど述べたように、ほとんどの人は動画を見るところで予習を終わらせます。
イメトレをする習慣をつけている人は、少数派なんじゃないかなと思いますね。
予習より実践をガンガンやろうぜ!って人も結構多いですしね。
もちろん100のイメトレより1の実践かもしれませんが、100の動画予習より1のイメトレと言えるくらいには効果があります。
実践の段階でなるべく練習量と練習時間を減らすために予習するわけですから、より高い効果が見込めるステップはやるべきですよね。
これを怠ると、場合によってはスキル回しの組みなおしが必要になったり、ギミック処理法の問題点に気付けなかったりします。
PT全体に影響を及ぼすシナジースキル(ぶんどる、ディヴィネーション等)が使えないことにやる前から気づいているのと、やってから気づくのでは練習の進捗度合いに大きく響きます。
ギミック処理法としての欠陥に気付けずに、処理できないパターンに挑み続けるのも大きなロスです。
もちろん読んだり見たりした時に気付ければそれがベストですが、少しでも漏れを減らすための対策としてとても有用です。
PTとしてより良い進捗を出したいなら、予習のセットにイメトレを組み込んでみましょう!
みなさんは正しい予習をできていましたか?
野良PTや固定PTで、この人サクサク慣れていくな~と思う人も案外、こういった丁寧な予習をしているからこそ慣れが早いのかもしれませんよ?
たまに尋常じゃないくらいゲームが上手くて物覚えがいい人もいますが、大抵の場合は見えないところで努力してる事が多いです。
PTに貢献したい。
もっと上手くなりたい。
早期攻略に挑戦したい。
こう思う方は是非一度、今回紹介した予習法を試してみてください!
それではみなさん、よいエオルゼアライフを!
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