黄金きたぞ!ということで早速スキル回し考察!
吟遊詩人デビューの方、吟遊詩人に興味のある方、吟遊詩人がカンストした方、吟遊詩人のローテーションを知りたい方、吟遊詩人をもっと上手くなりたい方必見です!
はじめに
FF14の新拡張パッチ7.0『黄金のレガシー -Dawntrail-』が発売され、各ジョブにスキル変更・追加が行われました。
今回は『吟遊詩人の基礎』編!
また、今後も他ジョブは考察して紹介していきたいなと考えているので、首を長くしてちょくちょくFF14ジョブ考察のタグを気にしていただければ幸いです。
基本の考え方
詩人の基本的な考え方はシンプルで、以下の3つに集約されます。
- DoT(コースティックバイト・ストームバイト)を2種類とも入れる&切らさない
- 歌(旅神のメヌエット・賢人のバラード・軍神のパイオン)を常に使用する
- アビリティを腐らせない
この3つを基本としているジョブのため、メレーやタンクから来ると驚くかもしれませんが基本のWS(ウェポンスキル)に明確なコンボが存在するわけではありません。
Procコンボこそあるものの、コンボルート選び等よりもDoT・ゲージ・アビリティの管理がメインのジョブです。
単体ローテーション
単体ローテーションはまずDoT2種類を入れたら、後はひたすらバーストショット。
確率でリフルジェントアローがProcするので、リフルが光っている時はバーストショットではなくリフルを押すだけ。
あとは各種アビリティをリキャ撃ちしていくのが基本となります。
DoTは一度2つとも入れてしまえば、アイアンジョーというWSで2つまとめて更新できるので、DoTが切れる前にアイアンジョーを撃つのを忘れないように!
詩人で一番やっちゃダメなのがDoTを切らしてしまうことなので気をつけていきましょう。
ただ、DoTが完走近くまで行かなさそうなら無理に入れる必要はありません。
昔と違って、詩心とDoTが紐づいていないのでダメージが出る方を優先してOK。
もう1つのWSであるエイペックスアローについては後述します。
範囲ローテーション
範囲ローテーションは基本的に単体と考え方は変わらず、以下のWS・アビリティを範囲技に変更するだけ。
- バーストショット→ラドンバイト
- リフルジェントアロー→シャドウバイト
- ハートブレイクショット→レイン・オブ・デス
DoTは完走近くまで行かなそうなら、基本的に入れなくても良いです。
僕はIDのまとめ進行なんかだと、移動中にDoTは入れますが、まとめきったらDoTよりもラドンバイトを優先しています。
スタンダード回し
歌の回し方
歌の順番は昔と変わらず図の通り。(旅神のメヌエット→賢人のバラード→軍神のパイオン)
ただ、それぞれの強さと使用時間は黄金に入って変わりました。レッターの威力アップがデカかったですね。
まず強さですが、大まかなDPSの期待値は以下の順。
メヌエット>バラード>パイオン
次に歌の使用時間ですが、これは以下の通り。
- メヌエット:43秒(残り2秒)
- バラード:43秒(残り2秒)
- パイオン:34秒(残り11秒)
これが非常に厄介
どうしてこの秒数になるかは後述の『詩心のTickタイミング』で詳しく述べますが、基本の考え方としては歌3つを2分周期で回すためです。
歌は全て効果時間45秒のため、全てを歌いきると1周135秒(2分15秒)となり、1ループごとに2分周期から15秒ズレてしまいますよね。
これを2分周期にする、最も弱いパイオンを11秒早く切り上げて帳尻を合わせます。
こればっかりは慣れるしかないので、木人などで染みつくまでしっかり練習しましょう。
ただ、これはあくまでボスを殴りっぱなしのケースにおいてですので、ボスが飛んだりする場合や2分バーストをズラす場合はこの限りではないです。
歌をどう回すかという奥深さは、詩人が魅力的な理由の1つだと思います。
開幕ローテーション案
僕が現在使用している開幕ローテーションで、暁月から大きく変えずにアジャストしたものが以下の通り。
各ジョブの2分PTバフが20秒統一になり使用タイミングが早まったため、微調整しました。
想定GCDは2.48です。(2.48未満でもOK)
ストームバイトは戦闘開始と同時に着弾するように押します。
図のバーストショットとリフルジェントアローが重なっているところはProc次第で、リフルがあればリフルを使用。
ハートブレイクショットとピッチパーフェクトが重なっているところもProc次第で、ピッチが詩心3で撃てればピッチを使用です。ハートブレイクショットのチャージは使い切りましょう。
また、乱れ撃ちバフのリフルジェントアロー・レゾナンスアローの順番は入れ替えても大丈夫です。
黄金から2分のPTバフが全て効果時間20秒になったので、基本的にはどの順番で撃ってもバフが乗るはずです。
猛者の効果が切れる直前にピッチパーフェクトを使用するようにしましょう。詩心のスタック関係なく使用してOKです。
最後に、バフの入れ方は細かい打ち合わせをしないことを想定して決めています。
この場合、踊り子のテクニカルフィニッシュが遅いため他のジョブもある程度はこれに合わせてバフ入れを遅くしますが、固定PT等で詩人で決まり!という状態なら光神のフィナーレを薬の位置に持ってきてもよいでしょう。
リーパーや忍者はローテーションの都合上、踊り子に完全に合わせるのは難しいですし。
- (プロトン)
- ストームバイト(旅神のメヌエット・エンピリアルアロー)
- コースティックバイト(薬・バトルボイス)
- バーストショット/リフルジェントアロー(光神のフィナーレ・猛者の撃)
- バーストショット/リフルジェントアロー(ハートブレイクショット・)
- 光神のアンコール(乱れ撃ち・)
- リフルジェントアロー(サイドワインダー・)
- レゾナンスアロー(・エンピリアルアロー)
- バーストショット/リフルジェントアロー(・ハートブレイクショット)
- アイアンジョー(ピッチパーフェクト・)
メヌエットが押せない問題
上述の回しで気になるのが、開幕のメヌエットがなかなか発動しない問題。
歌の発動条件が変わり、戦闘状態に入っていることが条件に加わったため発生している問題です。
このため、初弾→メヌエットがなかなか押せない!その結果、メヌエットの次に入れるアビリティ(猛者)が撃てない!というトラブルがちょくちょくありました。
マージでストレス
ところがアーリー期間にManaで極コンテンツ2種に行った時は、何の問題もなく綺麗に発動。
このトラブルがサーバーが重いからなのか、コンテンツサーバーの種類によって変わるものなのか、もっと言えばレイド(極・零式・絶)用ならラグくないのかはよく分かっていません。
一応レイド中にこのトラブルに見舞われていないので、現状は初弾後にメヌエットでローテーションを組んでいます。
2分バースト案
2分周期のバーストは開幕ローテーションに近いですが、エイペックスアローが加わる分ギチギチ感は増します。
ポイントは3つあります。
1つ目は、メヌエットをGCDの後半で撃つこと。
2つ目は、猛者の撃をGCDの後半で撃つこと。
3つ目は、エイペックスアローの使用タイミングです。
エイペックスアローはソウルボイス100で使いたいので、溜まり切っていなければ図の位置で。
逆に100溜まっている場合は、光神のアンコール~レゾナンスアローのところでなるべく早めに撃ちましょう。
あとは、光神のアンコール・乱れ撃ちバフのリフルジェントアロー・レゾナンスアローの順番は入れ替えても大丈夫です。
- バーストショット/リフルジェントアロー(・旅神のメヌエット)
- バーストショット/リフルジェントアロー(・エンピリアルアロー)
- バーストショット/リフルジェントアロー(薬・バトルボイス)
- バーストショット/リフルジェントアロー(光神のフィナーレ・猛者の撃)
- バーストショット/リフルジェントアロー(乱れ撃ち・)
- 光神のアンコール(サイドワインダー・)
- リフルジェントアロー()
- レゾナンスアロー()
- エイペックスアロー(エンピリアルアロー・)
- ブラストアロー()
- アイアンジョー(ハートブレイクショット・)
- バーストショット/リフルジェントアロー(ピッチパーフェクト・)
サブステータスの優先順位
吟遊詩人はアビリティによるダメージ割合が高いため、基本的にスキルスピード(SS)の価値は低いです。
ただ、歌とエンピリアルアローを綺麗に回そうと思うと、SS初期値のGCD2.50では噛む場面が発生してしまうため、多少のSSは必要となってきますね。
次に、残りの意思・ダイレクトヒット(DH)・クリティカル(クリ)の優先度ですが、そこまで大きな差はありません。
基本的にクリティカルを優先して、意思とDHはアベレージと上振れ、期待値を考えながら選ぶのが良いでしょう。
必要SS>クリ>意思 ≒ DH>余剰SS
基本的には、必要SSとクリを詰んで、残りは意思かDHにするのがよさげでしょう。
理想GCDはいくつ?
前述の通り歌とエンピリアルアローを噛まずに綺麗に回したい場合、GCD2.50ではなく少しSSを詰んで調整する必要があります。
オススメはGCD2.48(SS527↑)ですが、これだとGCDのかなり後半でアビリティが上がってくることもあるため、GCD2.47(SS613↑)も有力な選択肢。
ここは実際に2つを使い比べてみて、扱いやすい方をピックするのでも良いでしょう。
一応GCD2.49(442↑)でも通常ローテションはできるので、お好みでどうぞ。
2エンピ回し
こちらはスタンダード回しとは若干コンセプトが異なるローテーション案。
バトルボイスと光神のフィナーレの効果時間が20秒になったことで、バフ中(猛者・バトボ・光神)に2回エンピリアルアローが使える点に注目したローテーションです。
だから2エンピ回しって呼んでる
黄金の情報が出た時に、多くの詩人がおっ!となったのはここなんじゃないかなと思います。
歌の回し方
歌の順番は通常と変わらず図の通り。(旅神のメヌエット→賢人のバラード→軍神のパイオン)
次に歌の使用時間ですが、バラードとパイオンが少し変わります。
- メヌエット:43秒(残り2秒)
- バラード:40秒(残り5秒)
- パイオン:37秒(残り8秒)
これと後述の開幕ローテーションを組み合わせる事で、2分バースト中にエンピリアルアローが2回撃てるようになります。
開幕ローテーション案
想定GCDは2.49です。
通常ローテションと比べて注意する点は、光神のアンコールから使うこと。(乱れ撃ちを使わないと乱れリフル・レゾナンスアローが使えません)
キチンと回せていれば両方のエンピにバフが乗っているはずなので、練習時にはログ等を確認するようにしましょう。
- (プロトン)
- ストームバイト(旅神のメヌエット・ハートブレイクショット)
- コースティックバイト(薬・バトルボイス)
- バーストショット/リフルジェントアロー(光神のフィナーレ・猛者の撃)
- バーストショット/リフルジェントアロー(エンピリアルアロー・)
- 光神のアンコール(乱れ撃ち・)
- リフルジェントアロー(サイドワインダー・)
- レゾナンスアロー()
- バーストショット/リフルジェントアロー()
- バーストショット/リフルジェントアロー()
- アイアンジョー(エンピリアルアロー・ピッチパーフェクト)
2分バースト案
2分バーストは通常ローテションから大きくは変わりませんが、こちらも両方のエンピにバフが乗るはずなので綺麗に回しましょう。
- バーストショット/リフルジェントアロー(・旅神のメヌエット)
- バーストショット/リフルジェントアロー
- バーストショット/リフルジェントアロー(薬・バトルボイス)
- バーストショット/リフルジェントアロー(光神のフィナーレ・猛者の撃)
- バーストショット/リフルジェントアロー(エンピリアルアロー・)
- 光神のアンコール(乱れ撃ち・)
- リフルジェントアロー(サイドワインダー・)
- レゾナンスアロー()
- エイペックスアロー()
- ブラストアロー()
- アイアンジョー(・エンピリアルアロー)
- バーストショット/リフルジェントアロー(ピッチパーフェクト・)
理想GCD
このローテションはGCDの制約が厳しく、GCD2.49(SS442↑)で使用するのがオススメ。
GCD2.50でも理論上は可能ですが、アビリティの使用タイミングがシビアになります。
スタンダード回し vs 2エンピ回し
上で2つのローテションを紹介しましたが、どっちを覚えればいいの?どっちが強いの?という話になるでしょう。
結論から述べると、ぶっちゃけ大差はありません。
比喩とかではなく、PT構成で強弱が逆転するくらい差がないです。
2分パーティバフが多い構成なら2エンピ、少ない構成ならスタンダードが若干強いくらい。
なので、両方覚えるのがベストではあります。
どちらか1つを覚える!どっちから着手すればいい?という方には、スタンダード回しがオススメ。
2エンピ回しはGCD2.49という装備の制約があるので、新式やドロップアイテムのサブステによっては使えない可能性が出てきます。
加えて、2エンピ回しをミスった時(歌がずれた、エンピがずれた、バーストをずらす)などは戦闘中でもスタンダード回しに切り替えるのが次善の策。
逆はありません。
以上の事から、まずはスタンダード回しをキッチリ身に付けましょう。
じゃあなんで2エンピ回し?
上の書き方だと2エンピ回しにあまりメリットがなさそうに見えますが、もちろんメリットはあります。
1つは装備の違い。
2エンピ回しの方がGCDが遅いため、装備のSSが減りクリ・意思・DHが増えます。
威力上で大差がないのであれば、サブステータスが火力に寄っている2エンピ回しの方がSSの差分だけ火力が伸びますよね。
2つ目はバースト力の高さ。
今のFF14はパーティバフや強いスキルが2分周期にまとまっているため、2分バーストに火力を詰め込み上振れを狙うのが強力。(下振れもデカくなるが…)
このため、バースト力がエンピ1つ分高いこちらの方がバフ合わせの恩恵が大きくなります。
とはいえこれは表裏一体のようなもので、パーティバフを持たないジョブで固められた構成ならばパイオンの時間を延ばすデメリットが勝ってしまいます。
DPSアップのコツやPT支援のあれこれ
応用編をご覧ください!
詩心の仕様やエイペックスアローの考え方などを記載しています。
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