PCが起動しない!
PCが急にシャットダウンしてお亡くなりになった!
こんなトラブルに見舞われた方、何をチェックしていいかとても焦りますよね。
僕もこんなトラブルに見舞われて、日曜日を丸半日溶かしました。
今回はトラブルシューティングの一例として、BIOSが起動しなくなった僕のケースをご紹介いたします!
はじめに
ゲーミングPCを持っているといつかは起こるのがPCトラブル。
デスクトップPCはじゃじゃ馬ですからね。
特に今回の僕のように引っ越しをしたり、PCを移動させたりして衝撃を加えるとトラブルは起こりやすくなります。
今回のケースはBIOSが立ち上がらないという超深刻な問題で、これはPCが使えないと同義です。
こうなってしまったら自分で直すか、修理に出すしかないんですよね。
ゲーミングPCはパーツがバラバラなのもあって、修理代も馬鹿にならないので自分で直せるなら自分で直したいところ。
修理期間も長い時はかなり長いですしね。
そんなわけで、備忘録も兼ねて今回の僕のトラブル内容からトラブルシューティングの流れを一通りご紹介いたします!
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トラブル内容
トラブル内容としてはシンプルで、PCの電源を入れてもBIOSが立ち上がらなかったこと。
要するにPCの電源を入れて、ファンは回るけど何も起動しない。
こういう状況ですね。
HDDランプも点灯せず、頭を抱えることになりました。
ソフトウェア面で何かをできる状況ではなかったので、ハードウェアを見直して解決に持っていくしかない。
そんな状況で色々試すことになったわけですね。
解決に至るまで
解決に至るまで試したのは、以下の9つ。
- SSD・HDDの取り外し
- PC内部の清掃
- 放電
- 各種プラグ類の抜き差し
- USB機器などの外部機器の取り外し
- グラフィックボードの取り外し
- マザーボードのCMOS電池の交換
- マザーボードのCMOSクリア
- メモリの交換
電源のON・OFFを繰り返すのでまずは負荷がかかるストレージ(SSD・HDD)を取り外して、その後は機器に手を加えないところをやって、外部機器の取り外し、最小構成(PCが動く最低限の構成)の組み立て、マザーボードのCMOS部分の見直し、メモリの故障確認といった流れでした。
BIOSが立ち上がらない時点でマザーボード周りが怪しいなあと思っていましたが、予想外にもメモリでしたね。
なのでメモリじゃなかったらマザーボードだなと思っていて、マザーボードはPCの土台でもあるので交換が非常に面倒くさいですから、メモリで解決して良かったなと思いますね。
お祈りでメモリ交換してみて良かった(笑)
ストレージを取り外してその後は外側から徐々にというのは、PCトラブルの時は大事だなと僕は思っています。
一気にバラしてしまうと要らぬトラブルを呼び込みかねないですし、分解も大変です。
まずは簡単な所から試していって、少しずつ原因を絞っていくのが大事。
このようにステップバイステップで、少しずつ可能性を排除していくのが一番大切と言えるでしょう。
解決策と原因
そんな今回の解決策は、メモリの交換でした。
理由はシンプルで、今回のトラブル原因はメモリの故障だったからです。
恐らく引っ越しの衝撃でメモリが少し緩んで、ほこりか何かが入り込んで故障してしまったのでしょう。
僕がここまで手間取ったのにはもう1つ理由があって、2枚入れているメモリが2枚とも壊れてしまったため。
メモリの故障チェックをする時は1枚ずつ取り外したり、1枚ずつ刺す場所を変えたりするんですが2枚とも壊れるとこれが通用しないですからね。
お祈りで昔使っていたメモリを刺してみて本当に良かったなと思います。
メモリが全部故障してしまうと当然PCが何も処理できなくなってしまうので、電源を入れてもBIOSが起動しないわけですね。
SDD・HDDにアクセスするのにもメモリは必要なので、HDDランプが点灯しないのも納得です。
BIOSが起動しなかったり、HDDランプが点灯しなかったりすると僕のようにマザーボードに目を向けがちだと思いますが、思わぬところに原因が転がっているかもしれないので気をつけましょう!
CMOSクリアまで試してダメならメモリを疑ってみる。
マザーボードの交換は大仕事ですから、この1ステップを付け加えるのはありなんじゃないでしょうか。
僕と同じトラブルに見舞われた方の助けになれば幸いです。
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