2022年を代表するゲーム待ったなしのELDEN RING
ELDEN RINGをガッツリプレイしたレビューを、フロムゲー苦手マンの視点から紹介していきます!
はじめに
ELDEN RINGはデモンズソウルやダークソウル、ブラッドボーンやSEKIROといったドM御用達ゲームメーカー・フロムソフトウェアの最新作オープンワールドRPG。
システムとしては非常にソウルシリーズ(デモンズソウル・ダークソウル1~3)に近く、これにオープンワールド要素が組み込まれたゲームです。
期待のされ方、話題性、評価、盛り上がり方のどれを取っても物凄い勢いがあった本作。
バッチリ遊びつくした感想がどんなものになったのかをご紹介していきます!
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購入したバージョンとプレイ状況
レビュー前に僕が購入したバージョンとプレイ環境を明記しておきます。
プレイフィール、特にグラフィックやゲームシステム・難易度はここに大きく左右されますからね。
- プラットフォーム:Steam(PC)
- バージョン:通常版
- PCスペック:GTX1660Ti・Intel i7-9700・SSD搭載
- 操作方法:コントローラー(Logicool F310r)
だいだいどのゲームもフルHD(1080p)で遊べて、ロードはサクサク。コントローラーも少しキーが硬いけど不満はないものを使っているといった感じですね。
エルデンリングは結構重いゲームだったので全て最高画質とはいきませんでしたが、十分綺麗なグラフィックで楽しむことができました。
また、SEKIRO同様コントローラートラブルがありましたが、原因が全く同じだったのですぐ対処できました。
感想を一言で述べるなら
オープンワールド史上トップレベルの楽しさ
あとフロムゲー苦手マンでも楽しめると思うよ!
良かった点
美しい世界でのフロム流オープンワールド
個人的にこのゲームの最も素晴らしいと思う点はここ。
オープンワールドとフロムゲーがよくミックスされているんですよね。
ボスが激強なのはもちろん、そこら辺のモブもレベル差がつくまでは全然危険。
そして、探索難易度もフロム流。
こっちかな?と思ってダンジョンに入ったりボスに挑んだりすると、明らかに強すぎて順番間違えたかな?となります。
攻略チャートを見るのもアリですが、広大なマップを、数少ないNPCとの会話や敵の強さを手がかりに探索していくのはやりごたえがあって非常に楽しいです。
ストーリーで誘導するより、プレイヤーの心を折って別ルートに行かせる。
実にフロムらしいですよね(笑)
広大な世界だからこそ、一旦目の前の敵を諦めて別の地域へ旅立つのもよし。
広大な世界でも、目の前の敵を何としてでも倒すのもよし。
プレイヤー1人1人が、自分の意思で進みたい道を決められるのは素晴らしいなと感じました。
これぞ冒険。
難易度をある程度自分でコントロールできる
フロムゲー+オープンワールドの今作は、序盤から挑めるエリアがとても豊富。
このため、レベリングや装備集めにも大きな差が出ます。
RTA勢のように最短ルートを行けばボス戦の難易度が大幅に上がりますし、僕のように隅々までたっぷり探索するタイプならかなり楽になります。
レベルアップや武器・遺灰の強化は全て任意のため、探索好きでも歯ごたえを求めて強化しないという選択肢も選べます。
自分の望む難易度に調節できるのは非常にGoodですね。
たっぷりとマージンを取れば、フロムゲーが苦手な方でも十分楽しめると思います!
幅広いプレイスタイル
SEKIROと比べるとよりソウルシリーズに近い作品のため、戦闘スタイルは非常に幅広いです。
王道の盾+剣や、大盾+槍の騎士スタイル、二刀流の出血マンや両手持ちの脳筋マン、魔術師スタイルに魔法剣士など武器とステ振り次第で色んなスタイルを楽しめます。
また、戦技という必殺技の存在によって、同じ武器種でもプレイスタイルが微妙に変化したりなど飽きを感じさせない作りでした。
慣れると騎馬戦も楽しいですしね!
悪かった点
日本のユーザーを舐めた商法
このゲームはいわゆる『おま値』ゲーム。
どういう事かというと、日本の各種プラットフォームで購入した場合、海外(アメリカやヨーロッパなど)で購入するよりはるかに割高なんです。
これは昨今の円安前でこれなので、元々日本のユーザーを舐めているという風に見えちゃいますよね。
具体的には、アメリカのAmazonやSteamなどで購入した場合は約40ドル(4000円相当)ほど安く買えてしまいます。
アメリカの友人から90ドル近く払ってるの!?OMEGALULって煽られた(泣)
バンナムは昔からSteamなどでおま国(日本のみ購入不可)・おま値(日本のみ割高)などが多いパブリッシャーでしたが、いい加減そういう時代ではなくなっていると思うので考えを改めて欲しいですね。
せっかく中身が素晴らしいゲームなのに、売り方1つで評価に泥を塗るのは作り手にも失礼ですし、僕たちユーザーもこんな事でモヤモヤせずにプレイしたいなと思っちゃいます。
ギミックではない難しさがある一部のボス
楽しそうなのは敵だけ。
こう言われるようなボスが少なからず存在します。
フロムゲーは死んで覚えるゲームなので、難しいのは百も承知。
ただこれは、あくまでモーションを見切ったりパターンを把握しきったりする難しさだから楽しめるわけです。
今作の一部のボスは、こういったギミックとは別のただただストレスなタイプがいます。
動きに対してマップが小さくてカメラワークが終わってたり、逃げ回られて近づく作業を何度もやらされたり、遠くに逃げるしかないやり得攻撃をしてきたり。
う〜〜ん、クソ!(ガチ)
という感じのボスが少なからず居るのは明確なマイナスポイントです。
賛否両論ありそうな点
一部のぶっ壊れスキル&アイテムの存在
下方修正が入った霜踏みや夜と炎の剣に代表されるような、ぶっ壊れ戦技や魔法が一定数存在します。
僕は使う使わないは自分で選べばいいと感じてますし、マルチプレイはやらないので気はなりませんでした。
ただ、こういったスキル等の存在が嫌な方は嫌でしょうから、Twitterなどを見ていても賛否両論のようでしたね。
まさかのナーフ調整
ぶっ壊れ要素の存在も賛否両論でしたが、それに対するナーフ調整も賛否両論。
多くの強スキルに下方修正が入った結果、悪かった点で挙げたクソボスがよりクソボスになってしまったんですよね。
クソボス相手にだけぶっ壊れスキルを使うといったメリハリあるプレイングをしている層も多かったため、敵だけ楽しそうがより加速してしまったように感じます。
ただ、前述の通りぶっ壊れ要素の存在そのものが嫌な層も一定数居たので、こういった層には感謝されている側面も。
まだ一部のぶっ壊れが残っているとはいえ、次のナーフ祭りが来かねないので運営方針は賛否両論ですね。
総評
改めて良かった点、悪かった点、賛否両論な点をまとめると以下のよう。
10点満点で点数をつけるなら9.5点。
もちろん完璧ではないですが、それでもオープンワールド史上トップレベルに楽しいゲームだと言いきれます。
僕が大好きなwitcher3に勝るとも劣らないと太鼓判を押せるレベルの楽しさでした!
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