「家を映画館にしたいけど、結局どれを買えば後悔しないの?」
プロジェクター選びは、Amazonの安価なものから数十万円の高級機まで選択肢が多すぎて、初心者には非常に難解です。
僕も散々悩み、多くの友人やメーカー、販売店勤務の知人に相談しました。
しかし、実は「予算」さえ決まれば、選ぶべき正解はほぼ1つに絞られます。
この記事では、価格帯で「これ以外にない」と言い切れる最強の5台を厳選しました。
あなたの予算に合わせた「後悔しない1台」を見つけてください。
結論|迷ったらこの5台を選べばOK
読者の皆さんが一番知りたい「結局どれ?」に即答します。
| 予算 | おすすめモデル | ひとことで言うと? |
| ~1万円 | PliPla ホームプロジェクター | とりあえず体験したい人の入門機 |
| 1~3万円 | YOWHICK H6 | 安物感を卒業して「ちゃんと」観たい人 |
| 3~5万円 | Anker Nebula Capsule 3 | 迷ったらこれ! 失敗したくない人の万能機 |
| 5〜10万円 | Epson dreamio EF-21W | テレビ代わりを狙う、画質と信頼の国産 |
| 10万円〜 | XGIMI Horizon Pro | 本気の映画館を作りたい人のための4K機 |
プロジェクターは「価格帯」で性能が別物になる
なぜ価格帯別で選ぶのがいいアイディアなのか。
それは、プロジェクターは金額が上がると「明るさ(ルーメン)」「解像度」「使い勝手」が段階的に、かつ明確に進化するからです。
- 1万円以下: 「暗い部屋でなんとなく大画面」を楽しむ体験用。
- 3万円前後: 画質が安定し、本格的に映画を楽しめるライン。
- 5万円以上: 昼間の視聴や、自動補正などの「ストレスフリーな操作性」にお金を払うイメージ。
それでは、各モデルを詳しく見ていきましょう。
〜1万円|とにかく安く体験したい
「プロジェクターって実際どうなの?」という人が、テレビ1台分より遥かに安い金額で大画面体験を買うためのモデルです。
オススメは、筆者もエントリーモデルとして購入した『PliPla プロジェクター』
この価格帯でできること/できないこと
- できる: 夜の寝室や暗い部屋で100インチ超えを楽しむ。天井投影。
- できない: 昼間の視聴(真っ白で見えません)。サクサクした操作。
PliPlaをおすすめする理由
1万円を切る価格ながら、Android OS搭載でこれ1台でもYouTube等が見られます。
何より「ダメでも諦めがつく価格」でありながら、部屋を暗くして観る分には十分「おおっ!」と思える感動を味わえます。
正直な弱点・向いていない人
付属リモコンの反応がかなり悪いです。
筆者も体験済みですが、「Fire TV Stick」を別途挿すことで、この弱点は完全に解消され、化けます。
快適に使いたいならセット購入が必須です。
1〜3万円|コスパ重視でちゃんと観たい
「1万円以下のモデルだと少し不安だけど、5万円は出せない」という層にとっての最適解がこれです。
オススメは、『YOWHICK H6』
1万円台との決定的な違い
圧倒的に「明るさ」と「解像度(ネイティブ1080P)」が違います。
1万円以下のモデルで感じがちな「字幕がボヤける」「四隅が暗い」といった不満がこのモデルで一気に解消されます。
YOWHICK H6の強み
とにかく明るく、映像に力があります。
この価格帯で実用的な明るさを備えているため、少し照明を落とすだけで十分鮮明な映像を楽しめます。
注意点・他を選ぶべきケース
ファンの音がそこそこします。
音に敏感な人や、究極の静音性を求めるなら、もう一段予算を上げて大手ブランドを選ぶべきです。
3〜5万円|迷ったらこれな万能モデル
迷ったらこれ!な『Anker Nebula Capsule 3』
今、日本で一番売れているプロジェクターの系統です。
世界的な充電器メーカー「Anker」が手掛ける大ヒット作。
なぜこの価格帯が一番人気なのか
「画質」「音質」「操作性」「サイズ」のすべてが、高いレベルでバランスが取れているからです。
Capsule 3が選ばれる理由
350ml缶サイズでどこでも持ち運べ、バッテリー内蔵。さらにGoogle TV搭載で、スマホのようにサクサク操作できます。
「設定が面倒くさい」「配線が邪魔」というストレスがゼロなのが最大の価値です。
この価格を出す価値がある人/ない人
- 価値あり: 一人暮らしで部屋をスッキリさせたい人。キャンプなど外でも使いたい人。
- 価値なし: 重くてもいいから、とにかく「明るさ」だけを追求したい人(据え置きの安価モデルの方が明るい場合があります)。
5〜10万円|家庭用として完成度が高い
ここからは「最新鋭テレビの代わり」が現実的になる世界です。
オススメは国産大手メーカーのエプソンが手掛ける『Epson dreamio EF-21W』
この価格帯から「テレビ代替」が現実になる
プロジェクター最大手エプソンの技術が詰まっており、色の再現性が格段に違います。
「映像が白い」と感じることがなくなり、映画制作者が意図した色で楽しめます。
Epson dreamio EF-21Wの映像・信頼性の強み
大手メーカーならではのサポートと、圧倒的な明るさ。
直射日光が入っていなければ、昼間のリビングでも、普通にニュースやドラマが視聴できるレベルです。
設置・サイズ面の注意点
非常に高性能ですが、Ankerのような「手のひらサイズ」ではありません。
しっかり場所を決めて設置する、あるいは専用の棚を用意する「据え置き」に近い運用がベストです。
10万円〜|本気のホームシアター
「趣味」にお金をかけられるなら、迷わずここへ。
オススメは、『XGIMI HORIZON Pro』
ここからは「趣味の領域」
4K解像度は、一度体験すると戻れません。
100インチの大画面でも、役者の毛穴や風景の奥行きがリアルに伝わります。
Horizon Proの圧倒的強み
電源を入れた瞬間に「全自動」でピントと台形補正を完了させます。
障害物を避けて投影する機能まで付いており、ユーザーは座ってボタンを押すだけ。
Harman/Kardonのスピーカー内蔵で、音響機材も不要です。
買う前に考えるべきこと
性能をフルに発揮するには、相応の「壁」や「スクリーン」が必要です。
10万円出すなら、数千円の専用スクリーンもセットで検討することをおすすめします。
まとめ:あなたの最適なプロジェクターは?
プロジェクター選びで一番もったいないのは、悩みすぎて「大画面のある生活」を始めるのが遅れることです。
- 予算重視なら、まずはPliPlaでデビュー。
- 失敗したくないなら、一番人気のNebula Capsule 3。
- 本気で環境を作りたいなら、EpsonやXGIMI。
あなたのライフスタイルに合った1台を選んで、今日から自宅を映画館に変えてみませんか?
| 予算 | おすすめモデル | ひとことで言うと? |
| ~1万円 | PliPla ホームプロジェクター | とりあえず体験したい人の入門機 |
| 1~3万円 | YOWHICK H6 | 安物感を卒業して「ちゃんと」観たい人 |
| 3~5万円 | Anker Nebula Capsule 3 | 迷ったらこれ! 失敗したくない人の万能機 |
| 5〜10万円 | Epson dreamio EF-21W | テレビ代わりを狙う、画質と信頼の国産 |
| 10万円〜 | XGIMI Horizon Pro | 本気の映画館を作りたい人のための4K機 |







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