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【EX第二弾】戦国†恋姫EX弐 〜鬼の国、越前編〜 クリア後レビュー

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3部作全部が出るまで待とうと思っていなかったが待てなかったシリーズ。

3部作の2本目で、ラストとなるEX参が待ちきれないすが感想をサラっとまとめていきます!

※この記事はほぼネタバレなしです!

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感想を一言で述べるなら

良くも悪くも三部作の第二弾

朝倉氏に千利休など、有名どころが出てくる盛り上がりは戦国恋姫らしいクオリティではありました。

ただ、EX壱ほどのインパクトはなく、ストーリーとしてもEXラストのEX参 ~毛利家の絆編~に向けた下準備的な側面も感じられました。

これは分割販売の良いところと悪いところが同時に出た形かなと思いますね。

EX3本をまとめてプレイすればそこまで感じない部分だとも思います。

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ストーリー

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金ヶ崎の退き口が主軸ではない

戦国恋姫の続編という点では、EX壱 〜奥州の独眼竜編〜以上に続編らしい内容でした。

というのも今回のメインフォーカスは越前・朝倉氏

戦国恋姫本編では最も手に汗を握り、悲しみに暮れた『金ヶ崎の退き口』の舞台となった越前ですからね。

剣丞や小夜叉にとっては特に大きな敗戦で、剣丞には大きなトラウマを、そして小夜叉は実の母・森”桐琴”可成を失った一戦。

もちろん僕たちプレイヤーの記憶にも強く残っている一戦ですから、そのリベンジマッチとなる越前・朝倉の攻略は盛り上がらないわけがない展開です。

ただ、個人的にはこの観点においてはやや不完全燃焼

本作はどちらかというと新キャラクターの面々や朝倉”圓”義景と繋がりの強い浅井”眞琴”長政にスポットが当たるストーリー展開でした。

あとメインのスポットライトが当たったのはお家流と軍略を身につけ、大きく成長した足利”双葉”義秋でしょうか。

こういったストーリー構成だったため、あまり雪辱戦や敵討ちといった雰囲気ではなかったんですよね。

もちろんこれは好みの問題もあると思いますが、個人的にはvs朝倉ということで、ここにメインフォーカスを当てたストーリーを期待していたので少し不完全燃焼になってしまいました。

ぶんちりー
ぶんちりー

和泉や圓もヒロインになる以上、難しいのも分かるけどね

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ストーリーのテンポ感

もう1つ気になった点としては、ストーリーのテンポ感がイマイチだったところ。

本作は散発的な戦闘が非常に多く、おまけにキャラクターごとに別れて戦うシーンが非常に多かったです。

このため似たような展開がかなり多く感じられ、本来なら盛り上がるはずの戦闘シーンが逆にテンポ感を損なっているように感じてしまいました。

EX壱の伊達編ではこうは感じなかったので、状況やストーリーの展開、各キャラクターの掛け合いなど様々な要素が絡み合った結果なんでしょうが…

ここら辺は緩急が少なく平坦なストーリー展開が大きく影響したのかなと思います。

EX壱は龍巳を中心に萌えやコメディを上手に組み込んでいて、日常とバトルのメリハリがしっかりしていたので、余計にこれを感じるかなといったところ。

ストーリーのテンポ感や緩急、心理描写やバックボーンの構築が十分にあれば終盤ももっと盛り上がれたんじゃないかなと思いますね。

安定の恋姫

ここまでは気になった点を2つ書きましたが、そこ以外は安心安定の恋姫。

各ヒロインの活躍や絆を深める新ヒロインと剣丞、謎に包まれた敵の思惑などストーリーを読み進めたくなる展開はこれまで楽しめた方ならピッタリかと思います。

メインスポットが当たった娘たちにはそれぞれキチンと見せ場がありましたしね。

気になった点を長めに書きましたが、やはり恋姫らしさはあったので十分に楽しめました。

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キャラクター

新キャラクターたちは今回もみんなキャラがたっていて非常にGOOD。

個人的な好みは朝倉”和泉”景鏡でしたが、一番インパクトがあったのは荒木”弥耶”村重

戦国恋姫には居なかったギャル系ヒロインで、独特のノリは新鮮で滅茶苦茶良かったですね。

賑やかさというのは恋姫の魅力の1つだと思っていますが、本作でこの賑やかさに大きく貢献したのは間違いなく弥耶のノリだったと思います。

CG・キャラクターデザイン

EX壱と同様に、本作のCG・グラフィックはエロゲ業界全体で見てもNo.1クラス

CGの綺麗さはもちろんの事、立ち絵や背景、UIまで非常に綺麗にデザインされており、純粋なグラフィックという観点では100点満点クラス。

キャラデザも鬼化した姿のクオリティ含めて素晴らしく、鬼化していても美しいデザインは素晴らしいの一言に尽きました。

BGM

サウンド関連もEX壱同様安定のクオリティ。

ただ、ストーリー的にもEX壱ほど大きな盛り上がりポイントがなかったため、挿入歌などが活かせるシーンがなかった分EX壱ほど目立ってはいなかったかなとも思いますね。

総評

キチンとした続編&3部作の2本目ということもあり、EX参への下準備的な側面もあった本作。

恋姫らしい面白さは残しつつ、ストーリーとしてはまだ道半ばで次作への期待が高まる内容でした。

戦国†恋姫EX参 〜毛利家の絆編〜は2023年7月28日発売予定!

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