ホグワーツ・レガシーあまりにも名作過ぎた…
現状僕の中では2023年No.1ゲームだったホグワーツ・レガシーの感想とレビューを良かった点と悪かった点に分けながら紹介していきます!
※この記事はほぼネタバレなしです!
※この記事は2023/04/12時点の情報になります。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
購入したバージョンとプレイ環境
- プラットフォーム:Steam(PC)
- バージョン:通常版
- PCスペック:RTX3070・Intel i7-9700・メモリ32GB・SSD搭載
- 操作方法:コントローラー(Logicool F310r)
メモリが16GBだった時はカクツキが多かったですが、32GBにしてからは大幅に改善されました。
使用したmod
僕は発売日直後から出てきたmodを随時導入していったので、基本的には以下のmodを入れてプレイしていました。
ほとんどはコチラの記事で紹介しています!
- ReShade
- Smaller UI
- Crystal Clear MiniMap
- Hogwarts HUD Toggler
- Ascendio II.I – FPS Hotfix and Engine Tweaks for Hogwarts Legacy
- DLSS Update (Better Performance and Reduced Ghosting)
- School Makeup
- SpellSpeak
- Talent Reset Potion
- Accelerated Alchemy – Faster Plant Regrowth and Potion Brewing
- AUTOHOMORA – Auto Skip Alohomora Minigame
- Switch Spells Slow Motion
特に音声認識MOD・SpellSpeakやHUDを小さくするSmaller UI、色彩を鮮やかにしてくれたReShade(Lux Naturalis)を入れてからは快適度がグッと上がりましたね。
感想を一言で述べるなら
ハリー・ポッターの世界に入り込める神ゲーオブ神ゲー
もうこれに尽きます。
ハリー・ポッターのファンからしたら夢のようなゲーム。
ハリー・ポッターのファンでなくとも、ハリー・ポッターの映画を見てみようかな?原作を読んでみようかな?と思えるくらいハリポタの世界を上手にゲームに落とし込んだ作品です。
ハリー・ポッターファンが多い僕の世代にはドストライクの作品で、ハリー・ポッターファンなら死ぬまでに1度プレイすべきと言えるレベルのクオリティでした。
2023年もまだ1/4しか終わっておらず、今年は大作ラッシュの年ではありますが、ホグワーツ・レガシーが2023年No.1かもしれんというレベルです。
良かった点
圧倒的なまでのホグワーツの作り込み
このゲーム最大の特徴と言えばハリー・ポッターの世界が舞台ということ。
そしてそんなハリポタの舞台と言えばホグワーツ魔法魔術学校。
ここの作り込みはこのゲームにおいて非常に重要な部分でしたが、ことホグワーツに関しては120点くらいのクオリティ。
様々な教室や仕掛けのある小部屋、遊び心たっぷりの寮の入口などとてつもないレベルで作り込まれています。
最初はマップなしでは確実に迷子になるくらいで、道を全て覚えるまではホグワーツ内を探索するだけで最高に楽しめるはずです。
ファンが喜ぶポイントを押さえている
本作は原作とファンへのリスペクトもたっぷりで、ファンが喜ぶポイントをバッチリカバーしています。
ハリーたちも受けたような魔法の授業を受け、箒乗って空を駆け回り、様々な呪文を駆使して探索し、よく知る場所やお馴染みの登場人物の関係者が出てくる。
どれもファンならたまらない要素です。
ハリー・ポッターお馴染みの曲が流れ、組み分け帽子を被るイベントや三本の箒でバタービールを飲むイベントを序盤にやった瞬間には「あの世界に来た!」と感動すること間違いなしでしょう。
個人的にはOPが流れた瞬間と初めて箒でホグワーツの周りを飛び回った瞬間の鳥肌は現状2023年No.1の体験です。
多彩なやり込み要素
ボリュームはさておき、やり込み要素の種類という観点では本当に多種多様で飽きさせないようになっています。
ストーリーと共に習得する魔法の数だけギミックがあると言っていいバリエーションに、難しすぎない謎解き、各方面に散らばったサブクエスト、マップ上に散りばめられたロケーションイベント、装備の強化に魔法生物の飼育、自室のハウジングなど多彩なやり込み要素を楽しむ事ができます。
魔法アクションの出来栄え
正直あまり期待していなかったので、いい意味で予想外だったのが魔法アクションの出来栄え。
もちろんソウルライクなどの本格アクションのような歯応えはないですが、シンプルならやっていて面白い魔法アクションに仕上がっていました。
敵のシールドに合わせた呪文選択や敵ごとの弱点、爽快感のある回避やジャストガード(プロテゴからのストゥーピファイ)など爽快で病みつきになる魔法アクションでした。
mod界隈の賑わい
これはPC版限定ですが、mod界隈の賑わいも素晴らしいポイント。
ファンなら一度は試したい音声認識や呪文の追加、最適化やキャラメイクの追加、原作に登場するアイテムの実装など幅広いmodがリリースされています。
ゲームプレイが落ち着いたらSkyrimなどのようにストーリークエストの追加も期待できそうですし、マルチプレイヤー化modも作成が決まっているなどクリア後も楽しませてくれそうです。
SkyrimやWitcher、Falloutなどmod界隈が賑わうゲームに素晴らしい世界観は必須条件ですが、ホグワーツ・レガシーはこの点に関しては余裕でクリアしているので楽しみですね。
悪かった点
撮影モードがない
1番気になったのは撮影モードがないこと。
昨今のビジュアルを強みにしているゲームには珍しく、本作には撮影モードがありません。
ホグズミードの手前からホグワーツを撮ったり、映画に登場した場所で撮影したり。
せっかくこれだけ作り込まれているので、ファンなら絶対に撮りたいSSが撮りづらいのは残念ですね。
ゲームプレイに大きな影響があるわけではないですが…
ちなみに僕はスクリーンショットを撮るためにHUDを消すmodを入れたりしました。
ボリューム
やり込み要素のバリエーションなどは素晴らしかったですが、単純なボリュームで言えばお値段の割に少ない方。
寄り道や撮影、modのテストなどをしながら進めた僕でも40時間程度でエンドロールまで到達しました。
60時間程度でトロコンしている友人も居ますので、100時間以上遊べるボリューム感ではないですね。
PC版の最適化不足
PC版ユーザーとして残念だったのは最適化不足。
パフォーマンス向上modなしではFPSが安定しない事もありましたし、メモリ使用量が20GBオーバーだったりと明らかな最適化不足は感じました。
Modとメモリ換装で安定はしたものの、ユーザー側で何かしらの対処が必要だったのは残念でした。
まあ、昨今のゲームの初動はこういうことが多いイメージではありますし、対処できるだけマシとも言えますが…
Wo Long: Fallen Dynastyは初動がヤバすぎて未だに詰んでるし。
賛否両論だった点
ホグワーツの外
賛否両論だったのがホグワーツの外のマップ。
禁じられた森やホグズミードだけでなく、そこそこサイズ感のあるマップが広がっています。
個人的には集落や洞窟、川に湖、海に森に山、古城など箒で駆け回るのを楽しむ事ができました。
ただ、ホグワーツの作り込みと比べると甘い。このゲームはホグワーツで力尽きた。という声も一定数あり、それもまた事実だと思います。
あくまでメインはホグワーツで、その外は料理で言うところの副菜程度に思えるかがポイントだと思いますね。
さっぱりとしたメインストーリー
もう1つの論点はメインストーリー。
個人的には終盤のあるシーンで結構盛り上がれましたし、内容もハリー・ポッターチックで満足はしていました。
ただ、敵がそこまでパッとしなかったり、割とオーソドックスな展開の連続だったりとストーリーが強みの作品!とは言い難い内容でもあったので、ここも人によって意見が分かれるポイントだと思いますね。
総評
まとめると、良かった点と悪かった点はこんな感じですね。
10点満点で点数をつけるなら、ハリー・ポッターファンなら10点、そうでないなら9~9.5点。
ハリー・ポッターのファンなら絶対に!そうでなくともぜひプレイして欲しい超ハイクオリティなオープンワールドRPGでした!
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