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ソードアート・オンライン プログレッシブ 7巻【あらすじと感想・考察】

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ソードアート・オンライン プログレッシブ
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アスナとアルゴが表紙のメインになっているSAOP7巻!

次なる舞台はアインクラッド第7層です!

カジノ!クエスト!ダークエルフの拠点!MMO感満載の一冊で読んでいて楽しかったです!

MMORPGっぽさがプログレッシブの醍醐味ですね!

※ここから先は【ネタバレ】全開です!!!

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SAOP7巻のストーリー

  1. 前巻で第6層を踏破し、第7層に到達したキリトとアスナ(と攻略組のみなさん)は、第7層の目玉である、ビーチとカジノのある街・ウォルプータアルゴのカジノ陰謀クエストに協力することになり、カジノでの不正行為を見破る。
  2. クエストは続き、キリトとアスナは「熟したナーソスの実」を入手しに第7層のダークエルフの拠点・ハリン樹宮へ向かう。
  3. キリトとアスナはハリン樹宮に到着するも、フォールン・エルフとの内通を疑われ投獄され、ハリン樹宮から脱獄する際に、キズメルと元ビャクダン騎士団団長のダークエルフ・ラーヴィクと合流する。
  4. キリト・アスナ・キズメルはウォルプータに戻り、カジノ陰謀クエストとダークエルフキャンペーンクエストを進めていく事を決定。
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感想

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このMMORPGっぽさ、たまらん!

第7層の目玉はカジノという事で、ワクワクするテーマでしたね!

ドラクエやFFに出てくるような煌びやかなカジノと、RPGお決まりのそこに渦巻く陰謀

この定番のRPG要素にSAO要素が掛け合わされてるのがアインクラッド編とプログレッシブの魅力ですよね!

今巻も、そんなプログレッシブの魅力がしっかり詰まっていました!

アインクラッド編が好きなファンにとっては、プログレッシブは神企画過ぎますね。

僕もアインクラッド編やALOのショートストーリーが大好きな人間なので、プログレッシブはたまらんです。

既にラブラブなキリトとアスナ

いやラブラブスギィ!

なんで君らこんなイチャついてるの???

まだ第7層なんですけど。

こう言いたくなっちゃうくらいキリトとアスナがイチャついてましたね。

アルゴと3人でシチュー交換したり、服装でやんや話したり、一緒のベッドで寝たり、ラッキースケベしたり、etc…

第75層攻略前までカップル成立しなかったってマ???

現場からは以上です。

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考察

プログレッシブは、SAO本編で結末が描かれている作品ですので、そこから逆に考察できることが多いです。

そんな中で、今巻でも気になった3つのテーマについて考えていきます!

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第10層という区切り

プログレッシブという作品において、第10層付近が一つの区切りになるというのが僕の予想です。

というのも、第10層付近を強調する描写が多いんですよね。

今巻でも、キリトはアスナの才能を目の当たりにし、ベータテスターであるキリトとの知識量の差も第10層をクリアする頃には埋まると考えています。

そして、プログレッシブのメインキャラであるキズメルが登場する、ダークエルフのキャンペーンクエストが終わるのは第9層です。

この先キリトとアスナがパーティーを解消するのは本編からの決定事項ですから、ダークエルフのキャンペーンクエストと第10層攻略が原因となって仲違いするのかなと考えています。

今はキリトに信頼を寄せ、キズメルをはじめとしたNPCと仲が良すぎるくらいのアスナですが、SAO本編(より上の階層)ではまるで別人です。

血盟騎士団の副団長として、NPCを囮にする作戦を立案するくらいですからね。

今のキズメルにべったりのアスナが、NPCを囮にする作戦を立てるとはとても思えません。

となれば、どこかでアスナの価値観を決定的に変える事件が起きるのでしょう。

そのための舞台装置が、ダークエルフのキャンペーンクエストなのではないかというのが僕の予想です!

そうして価値観が変わったアスナがVRMMOプレイヤーとしての才能を開花させ、キリトと袂を分かつのかなと妄想しちゃいますね。

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カーディナルの高性能っぷり

第6層の《スタキオンの呪い》クエストや《ダークエルフのキャンペーンクエスト》はPK集団によってその筋書きから大幅にずれてしまいます。

しかしながら、あたかもそれがクエストの一部のようにベータ時代とは違ったストーリーが展開されていきます。

キリトも驚いていましたが、このクエスト自動生成・修正機能は物凄いですね。

SAO本編で、こういったクエストの自動生成やNPC(キズメルやニルーニル)のAI管理を担っていたのが、カーディナルシステムだと明かされています。

ユイの存在から高性能なのは分かっていましたが、こうやって描写されると改めて凄さを感じてしまいます。

実際にMMOをプレイしている人間としては、こんなリアルなNPCや生き物のように変化していくクエストがあったら、現実を忘れて一生プレイ出来ちゃいそうです。

SAOは攻略に約2年という長い年月をかけていますが、これはそれだけ長い期間プレイヤーがSAO内で生活していたという事です。

フルダイブ型VRという技術もありますが、カーディナルシステムの存在もまた、プレイヤーに生きていると実感させるうえで重要な役割を担っていたのだろうなと想像できます。

現実のNPCやクエストシステムの世界に2年間も居たら、いくらプレイヤーが1万人近くいても耐えられないでしょうからね。

ALSとDKB

もう一つ気になるのが、攻略組の2大巨頭ギルドであるALSDKBです。

しかし、SAO本編(より高い階層)では、勢力図が全く異なります。

「最強」ギルドとして君臨しているのは、ヒースクリフとアスナ率いる血盟騎士団KoBです。

ALSは第25層で大きな被害を出して、攻略組から脱落することが決定しています。

一方で、DKB聖龍連合DDAという超巨大ギルドにはなりますが、レアアイテムのためならば一時オレンジ化も辞さない危険なギルドとして描写されています。

現時点のトップランナーであるにも関わらず、後から出てきた血盟騎士団にトップの座を奪われるのが納得できるような描写が少しずつ入ってるのが面白いですよね。

今巻では、両ギルドとも「虎の巻」がカジノ運営側NPCの罠であると気づかずに、最後の1ラウンドで「虎の巻」の予測に裏切られて儲けをすべて失います。

ゲームと思えばいい思い出になる笑い話なんですけども、デスゲームの攻略を目指すトップ集団のリーダーたちが、こんな罠に引っかかってしまうのは少しですよね。

キバオウやリンドは、現実に例えると超巨大企業の社長のような立場ですからね。

こういった人達がトップギルドのリーダーだったからこそ、ヒースクリフとアスナは後追いでも多くのトッププレイヤーたちの心を掴めたんでしょうね。

SAOP8巻の発売日

上下巻構成になっている第7層攻略の下巻、ソードアート・オンライン プログレッシブ 8巻の発売日は2021年6月10日です!

SAOPは劇場版も決まっていますし、2巻連続で発売されてますので、相当力が入ってきているように見えますね!

気になるSAOP8巻の記事はコチラになります!

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